中日新聞の読者投稿欄に「進学先の高校 楽しめた」というタイトルで、56歳の女性が投稿されていました。
6日付本欄「志望校に落ちても充実」を読み、私自身の高校時代のことを思い出しました。
40年前の名古屋市公立高校の受験は学校群制度でした。
志望校が含まれる学校群を受験し、属する2校のどちらかに振り分けられて合否を判断するというものです。
私は志望校でないもう一方に合格しました。
入学時は正直、複雑でした。
しかしながら進んだ高校は伸び伸びとした校風で、周りの友達も穏やかなすてきな人ばかりでした。
3年間は楽しくてあっという間でした。
当時では最新のかわいい制服もよかったです。
クラスメートと卒業後に交際を始め、やがて結婚しました。
3人の子どもにも恵まれました。
第一志望でなくとも、この高校に進学したからこそ夫にも、子どもにも巡り会えたと思えば実に感慨深いです。
若い皆さん、一度しかない高校生活を充実させてくださいね。
以上です。
私の60年前ぐらいの岐阜県の公立高校の受験は、愛知県のような学校群制度はありませんでした。
地元の第一志望校を落ちました。
第二志望校を書いた記憶はないですが、地元からちょっと離れた高校に合格していました。
当時はショックで第一志望校の学生を見ると辛かったです。
電車に乗って第二志望校?の学校へ通いました。
電車で仲良くなった級友たちと、行きは話しながら学校へ行きました。
電車で好きになった女子学生もいて、彼女の顔を見るのも楽しかったです。
体育を除けば、授業も楽しかったです。
第一志望校でなかったですが、高校生活を楽しめました。
55歳の時、同窓会に出席して第一志望校へ行った級友たちに会いましたが、なんとも思わなかったです。
40年も経つと、第一志望校に受からなかった傷も癒えていました。
悲しき街角 デル・シャノン 1961