団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

普段何げなく使っている言葉にも、奥深い世界がある。

2024-03-25 02:10:39 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「右と左 言葉って奥深い」というタイトルで、16歳の女子高校生が投稿されていました。

 「〜の右腕」「〜の右に出る者はいない」という。

 優秀な部下やその人より優れた人がいないという意味だが、不思議と「〜の左腕」「〜の左に出る者はいない」という表現はない。

 なぜ? 左と右が変わっただけなのに・・・。

 結論からすれば「右」には優れているというニュアンスが込められているからだ。

 残念ながら左は右より劣っているということになる。

 中国・漢の時代、右を上座としたことに由来するかららしい。

 軍隊では成績の良い順に右から左へ並んだからという説もある。

 英語で右を示す単語 r  i  g  h  t   には「正しい」という意味がある。

 この共通性も決して偶然ではなさそうな気がする。

 それにしても右と左の双方を表す言葉はどうして「左右」なの。

 普段何げなく使っている言葉にも、奥深い世界がある。

 以上です。

 気になる事があり、ネットで調べてみました。

 左大臣と右大臣、ズバリ地位が高いのは左大臣のようです。
 
 朝廷での、官職での順位は「太政大臣→左大臣→右大臣」。
 でも太政大臣は適任がいなければ空席でも構わないので、常駐の地位のトップは左大臣になる。
 左大臣は今で言う内閣総理大臣、つまり行政のトップ
 右大臣はそれを補佐したり、左大臣が一時的に空席になったときにその代わりを行う役職です。

 雛人形の左って言うと天皇から見て左です。
 雛人形を見て、向かって右側にいるのが左大臣、向かって左が右大臣です。

 これらの事を考えると、投稿者さんが言われている「右と左 言葉って奥深い」と思ってしまいます。




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コメント
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