まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

まつなる、役者デビュー?

2007年04月06日 | ブログ

たまにはオフィスを離れて外出、ということで、ある営業所に向かう。

今日行われたのは「DVD撮影」。といっても私が撮るのではなく、撮られるほう。従業員向けの教育用DVDで、さまざまなシチュエーションでの接客、商品案内といった内容なのだが、プロの役者を使わず、出演は全て「自前」で行おうということで、お声がかかったのだ。いろいろ関係あるところなのでシナリオづくりにも携わっていたし・・・。

私の役どころはワンシーンだけで、サービスにクレームをつけるお客の役。電話口であーだこーだと言っているのを撮られるというものだ。え、いつもクレームを言われているから鬱憤晴らしに・・・まあ、そういう見方もあるかな。

これまでにもテレビに映ったり、インタビューを受けたりローカル番組にちょこっとだけ出演したりしたことはあるのだが、役づくりをしてカメラの前に臨むのは初めてのこと。私が合流したのは夕方になってからだったが、カメラクルー(こちらはプロの制作会社)や、主役の人は朝からずっと撮影をやっており、かなりお疲れのご様子。

それでも演出やら、カメラマン、照明、音声、ADなどがガヤガヤやっている光景というのも私には珍しく、待ち時間の間も退屈しない。一つのシーンを撮るのにもいろんなことがあるのだなあと感心する。

さて、いよいよ私の出番。クレームをつける役は私ともう一人おり、先に撮影したほうは野太い声で怒鳴りつけるという客。それで、私の番になったのだが、「怒鳴りつけるのと、ネチネチ言うのとどちらがいいですか?」と演出担当に聞く。台本ではどちらにも取れそうだから。すると「そーですねー。そしたら、今度はイヤミたっぷりに怒ってもらいましょうか・・・」なるほど、いつも上司に言われているように言えばいいんだな(って・・・)。

カメラ目線でなく、カンペも出ているので思ったより楽。リハーサル1回の後、本番1回目は外の音が入ったのでカット、2回目であっさりOKとなった。これで私の出番はおしまい。これで私も役者デビュー?

結構、自分の姿を映像で見るのは恥ずかしいものがあるのだが、果たしてどういう出来になっているか、楽しみである・・・・。

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