まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

選手には休養日を・コリンズ監督

2007年04月17日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

一進一退の成績で進むオリックス・バファローズ。15日のソフトバンク戦では9回から抑えの馬原を捕らえて同点、そのまま引き分けに持ち込むと、17日のロッテ戦ではローズ、後藤の一発で逆転勝ち。ここまでは何とか善戦しているのではないだろうか。

さて、コリンズ監督の選手起用法の一つに、「選手に適度な休養日を与える」というのがあるそうだ。これはメジャーでは一般的に行われている手法のようで、日本人メジャー野手の成績を伝えるニュースでも、イチローや松井秀喜が「今日は休養のためスタメンから外れて・・・」というのを耳にした人も多いだろう。

ただ、面白いのが、これまで日本にやってきた外国人監督というのは結構「休養日なし」で主力をフル出場させる傾向があるということ。やはり日本では主力は休んではいけないし、主力が休めばそれだけ戦力がガタ落ちするということがあるのだろう。

ところが、日本でもメジャー式「リフレッシュ」を選択したのが、コリンズ監督である。レギュラーを争う若手連中はその時の調子や相手投手との相性でスタメンを決めるが、中軸のラロッカ、ローズ、北川にも休養日を与えたり、あるいはこれから休養日を与えるというもの。現にローズの場合、15日は休養日でスタメンからはずれ(この日は北川-ラロッカ-下山のクリーンアップ)、とはいうものの9回、同点に追いついてからのチャンスに代打で登場(結果は敬遠四球)。そして休養明けの17日は貴重なホームラン・・・。こういう効果もあるものだ。

ファンからすれば固定できる打順は固定して、安定した戦いをしてほしいという気持ちがあるが、1試合のリフレッシュで好調が維持できる、あるいは故障がちな選手のコンディション維持につながる(特にラロッカはそうやね)のであれば、それも合理的で結果がついてくることなのだろう。また、休養選手の代わりに出る選手にとってはアピールの機会・・・。野球だけでなく、一般のビジネスにも言えることかな。ただ、仕事せんと休養とか休暇とか、そっちの主張ばかりやる社員はすぐに嫌われますが・・・。

仰木監督、中村監督の頃とは違った意味合いでの「日替わり打線」。本場のメジャー流の選手起用法がどこまで効力を発揮するか、見ものである。

さて、次の週末はグッドウィルドームでの西武戦。ようやく、今シーズン初の公式戦観戦のチャンスであり、楽しみ・・・。

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