JRの駅のホームやコンコースでおなじみの「Kiosk」。ところが、最近東京の駅のホームで、「臨時休業します」との貼り紙を見ることが多くなった。例えば新聞やら、飲み物(時にはアルコールなんぞも)をちょいと買おうにもシャッターが閉まっており、また階段を上り下りしてコンビニ「NEW DAYS」などで行列して買わなければならないことも。
今日の読売新聞の記事で、この話題が取り上げられていた。報道によれば、首都圏の3分の1の店舗が休業しているとか。その原因は、店舗を運営するJR東日本の子会社が大規模なリストラを行った結果、販売員の数が確保できなくなったということのようだ。
そうなんだ・・・という気持ち。でも本当か?という気持ちもする。人員を削減するということは、職場を少ない人数で切り盛りするか、あるいは職場そのものを減らすことである。何だかんだいって、駅の売店を閉めてしまおうというのがまずあったのではないか。そりゃ、コンビニのほうが儲かるのだろうし、今のライフスタイルにあっているとされているのかもしれない。また、「駅ナカ」とか何とかいって、そういうのには力を入れるが、ホームの売店なんぞ見苦しくて邪魔なだけ?
いくら子会社とはいえ、JR東日本のやることはよくわからんなあ。まあ、代わりにホーム上にコンビニが進出しているが、コンビニだと中途半端だ。ホームの上のこととてスペースも狭いし、レジに並ばないといけないし・・・・。
やれ、PASMOとSuicaの相互乗り入れだとか、新車導入だとか、華やかで支持されているサービスもあるのだが、一方で容赦なく切られるサービスもある。商売上仕方ないのだろうが、やはりそういう地道なところにも目を向けてほしいものだ。