




吉祥寺と聞くと、東京の中央線沿線の人気の住宅地をイメージする方もいるだろう。四国八十八所とは関係ないと思いつつ、東京の吉祥寺の地名の由来についてネットで調べてみた。果たして四国とは関係なかったのだが、驚くことに、吉祥寺には「吉祥寺」という名前の寺がないとあった(トリビアの泉に出そうなネタ)。東京の方にはよく知られていることなのかもしれないが、吉祥寺という寺は文京区の本駒込にあるそうだ。なお、この寺は当初水道橋の辺りにあったのだが、江戸市中が大きな被害を被った明暦の大火で、寺は消失を免れたが門前町の人たちが焼け出されてしまうことがあった。この人たちは後に幕府の斡旋で武蔵野台地に移り住み、新田開発に従事することになったが、新たな地名として愛着ある寺の名前を付けたという。それが地名の吉祥寺の由来とされている。なお、水道橋の寺はその後別の火災で焼失し、現在の本駒込に移された。この記事を書くにあたり、「へぇ~」だった。















少し手前で大鳥居をくぐる。ここからしばらく坂道を上ると・・・。