5月6日、4日間にわたる今回の八十八所めぐりも最終日である。もっとも、新たな札所は横峰寺だけだが。
この日どう過ごすか、いくつか考えた。例えば・・
・四国八十八所めぐりの先の札所へ(ただし、札所番号順で続きの66番・雲辺寺へのアクセスは厳しいので、観音寺駅から近い68番の神恵院、69番の観音寺を先にお参りするか)
・新居浜のマイントピア別子(過去に奥の東平地区も含めて訪ねたことがあるが、今回、新居浜をバスや列車で通過だけでなく、足跡を残してもよいのでは)
・アサヒビール四国工場見学(当日も見学枠は若干あるようだし、ビールの試飲ができる。何なら、ビール工場併設のレストランでジンギスカンを味わいながらというのも、締めとして豪快)
このうち、後の二つは観光の要素もあり、ネタとして面白いかなとも思う。
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そして迎えた朝、朝食を済ませてチェックアウトして駅に向かう。ここで取った行動は、特急の指定席の変更。16時台の特急を8時台に繰り上げた。それも、新幹線ごと。つまり、先に書いた選択肢を全てパスして、朝から大阪に向けて戻ることを選んだのだ。
この記事を後日に書いている時には、マイントピア別子かアサヒビールの工場のどちらかに行ってもよかったのでは?という思いもある。特にマイントピア別子は産業遺産を見ることの他に、日帰り温泉も楽しめる。「東洋のマチュピチュ」とも称される東平地区も、ガイドつきのバスが出ている。
ただその時は、大阪に戻ることを選んだ。翌日からは通常の出勤だし、あまり遅くならないほうがいいかなとの判断があった。また、横峰寺、石鎚山と、難所やら登山やらを2日続けたことで、疲れというよりも「お腹いっぱい」という気持ちもあった。川之江の三角寺が残っていれば6日は全力で三角寺を目指したところだが、これも前倒しで終わっている。別にどこか痛いわけではなかったが、その時はもう満足した気持ちで早くに帰ることにした。
後から、「もっと他のところに行っておけばよかった」というのは、欲望というか煩悩というか。それはまた別の機会に取っておくことにする。
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乗るのは8時18分発のしおかぜ8号岡山行き。「千の風になって」のメロディーとともに風のように入線してきた。最後に遠くの石鎚山をちらりと見て、列車の中の人になる。
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普段は宇多津で高松行きのいしづち8号と分割されるが、大型連休中は全車両が岡山に行く。高松へは宇多津から別にいしづち8号が仕立てられる。高松へ行くほうがいったん乗り換えとなるのは、利用客の流れを現していると言える。朝の列車ということで指定席も余裕があり、窓側の席を当てられた。後は座席でくつろいで車窓を見る中、これまでの八十八所めぐり、そして残りの札所めぐりに向けて思いを馳せる。現時点では夏までの巡拝スケジュールを考え中である。
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愛媛から香川に入り、海沿いを走る。次からはこの車窓の周りが目的地になる。香川に入るとまた札所めぐりの雰囲気も変わるだろう。
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停車駅ごとに乗客も増える中、宇多津から瀬戸大橋を渡る。
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9時59分、岡山に到着。乗り継ぎ列車として指定されたのは、10時23分発のひかり466号。ひかりといっても京都までは各駅に停まるもので、新大阪なら後発の10時35分発のさくら542号のほうが早く着く。そんなダイヤの中で伊予西条の駅員がひかりを出したのは、さくらが満席だったからかもしれない。まあ、別に急ぐわけではない。この時間なら鈍行と新快速で大阪に戻ってもいいくらいだが、大荷物なので素直にひかりに乗る。
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結果はひかりで良かった。岡山始発ということで席は結構余裕があり、結局新大阪までは隣が空席だった。また、相生、西明石にも停車して通過待ちするのも風情があった。相生では18分という、昨今の在来線鈍行でもなかなか見られない長時間停車もあった。それでも新幹線だから鈍行よりは速く、正午前には新大阪に着いた。おかげで、早く帰宅したぶんゆっくりすることができた。
さて残るのは讃岐の霊場とされる23所。そろそろ最後が見えてくるところだが、これまでと同じく焦らず、さまざまな要素を入れながら楽しんでいきたいと思う・・・。
この日どう過ごすか、いくつか考えた。例えば・・
・四国八十八所めぐりの先の札所へ(ただし、札所番号順で続きの66番・雲辺寺へのアクセスは厳しいので、観音寺駅から近い68番の神恵院、69番の観音寺を先にお参りするか)
・新居浜のマイントピア別子(過去に奥の東平地区も含めて訪ねたことがあるが、今回、新居浜をバスや列車で通過だけでなく、足跡を残してもよいのでは)
・アサヒビール四国工場見学(当日も見学枠は若干あるようだし、ビールの試飲ができる。何なら、ビール工場併設のレストランでジンギスカンを味わいながらというのも、締めとして豪快)
このうち、後の二つは観光の要素もあり、ネタとして面白いかなとも思う。
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この記事を後日に書いている時には、マイントピア別子かアサヒビールの工場のどちらかに行ってもよかったのでは?という思いもある。特にマイントピア別子は産業遺産を見ることの他に、日帰り温泉も楽しめる。「東洋のマチュピチュ」とも称される東平地区も、ガイドつきのバスが出ている。
ただその時は、大阪に戻ることを選んだ。翌日からは通常の出勤だし、あまり遅くならないほうがいいかなとの判断があった。また、横峰寺、石鎚山と、難所やら登山やらを2日続けたことで、疲れというよりも「お腹いっぱい」という気持ちもあった。川之江の三角寺が残っていれば6日は全力で三角寺を目指したところだが、これも前倒しで終わっている。別にどこか痛いわけではなかったが、その時はもう満足した気持ちで早くに帰ることにした。
後から、「もっと他のところに行っておけばよかった」というのは、欲望というか煩悩というか。それはまた別の機会に取っておくことにする。
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さて残るのは讃岐の霊場とされる23所。そろそろ最後が見えてくるところだが、これまでと同じく焦らず、さまざまな要素を入れながら楽しんでいきたいと思う・・・。