中山寺の奥の院に向かう。境内から18丁、およそ2キロの上りで、道も山道である。そのため、ちょっとしたハイキングにもなる。前の記事で、中山寺が特に七五三の時季ということもあってフォーマルな姿の親子連れがほとんどの中でハイキング姿の人が交じっていると書いたが、これは奥の院を目指す人たちなのだろう。
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七五三の祈祷の受付のために長蛇の列ができている信徒会館の横に奥の院の上り口がある。墓地を抜けて、まずは1丁の標石と地蔵が並ぶ。急に渓谷のムードになった。
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2丁からは階段が続く。住宅地の裏を抜ける形になる。その中で家の跡に遭遇する。門と石垣だけが残っているが、その奥には木も生えている。長い間放置されている様子だ。
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気軽なハイキングコースということか、年配の人や子ども連れも結構いる。上から下りてくる人とすれ違ったり、上りの人を追い越しながら進む。そのたびに「こんにちは」の挨拶が出るから、奥の院は山登りに相当する形だ。途中には木々の間を抜けたり、自然の石がハードに積まれたところもある。杖がいるほどでもないが、どこに足を置こうか一瞬迷うこともある。
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半分の9丁を過ぎると脇道に展望所があるようだがそのまま進む。そこに現れたのは夫婦岩。大小二つの岩が並んでいるが、その周りには小石が積まれている。聞くところでは、元々こういう姿だったのではなく、今から8年ほど前、夫婦岩が倒壊する恐れがあるため、登山者が麓から小石を持ってきて夫婦岩の根元に積み上げる運動が行われたという。その後木枠も設けられ、独特の形になったそうだ。
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山頂に分かれるポイントがある。登山者なら山頂に向かうのだろうが、私の目的地はあくまで奥の院ということでそちらに向かう。最後に少し急な上りとなり、小さな滝がある。
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下の境内から40分ほどで奥の院に到着した。境内のベンチではハイキング姿の人たちが弁当を広げている。奥の院の本堂は最近建て替えられたそうで明るい朱色だ。ここには本尊として厄神明王が祀られている。中山寺は聖徳太子が開創したとされるが、その時は現在の奥の院の場所に開かれたそうだ。
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奥の院にはお願い石というのがある。本堂の脇に小石が入った器が置かれており、その中の一つを手にする。これを横の大悲水で清めた後、納経所に持ち込む。石に梵字を書いてもらい、お守りとして袋に入れる。そして改めて本堂にお参りして願いを込める。願いが叶ったらもう一度奥の院に来てお願い石を納めるのだという。
さて、ここで次の行き先を決めるくじ引きとサイコロにする。
1.東山(聖護院、青蓮院、智積院)
2.醍醐(醍醐寺)
3.湖西(葛川明王院)
4.富田林(明王寺)
5.生駒(宝山寺)
6.左京(曼殊院)
ここで出たのは「4」。明王寺と書くとなじみがないが、つまりは瀧谷不動である。
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気軽なハイキングコースだからか、奥の院にはリピーターが多いそうである。寺のほうもスタンプ帳のようなものを作り、回数に応じて表彰し、境内の名簿に名前が掲載される。中には3000回超えという方も多数いる。毎日欠かさず上ったとして9年かかる計算で大変なことで、私には見当がつかない。
さて下りだが、来た道を折り返して中山寺に戻ってもよいのだが、違うところに抜けるのもよさそうだ。ハイキングとしては清荒神に出るルートがある。阪急宝塚線沿線のもう一つの有名寺院に行くのも面白いだろう・・・。
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さて、ここで次の行き先を決めるくじ引きとサイコロにする。
1.東山(聖護院、青蓮院、智積院)
2.醍醐(醍醐寺)
3.湖西(葛川明王院)
4.富田林(明王寺)
5.生駒(宝山寺)
6.左京(曼殊院)
ここで出たのは「4」。明王寺と書くとなじみがないが、つまりは瀧谷不動である。
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さて下りだが、来た道を折り返して中山寺に戻ってもよいのだが、違うところに抜けるのもよさそうだ。ハイキングとしては清荒神に出るルートがある。阪急宝塚線沿線のもう一つの有名寺院に行くのも面白いだろう・・・。