まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第1回新型コロナワクチン接種

2021年07月25日 | ブログ

7月25日、1回目のコロナワクチンの接種を行った。

広島市では64歳以下の人は7月31日に接種予約の受付が始まるが、私は「基礎疾患のある方」に当てはまるため、優先予約の対象である。本来ならかかりつけ医で通院のついでで接種できればいいのだが、残念ながら取り扱っていない。

勤務先ではワクチン接種を理由とした年休取得を認めているが、やはり平日に職場を抜けるのは・・ということで土日で集団接種会場の空きをネットで探したところ、他の予定との兼ね合いでこの日となった。

向かったのは広島駅すぐのところにある広島コンベンションホール。広島駅新幹線口周辺も以前の広島勤務時からすっかり姿を変えていて、このホールも2018年に開業したとある。現在は広島テレビ(日本テレビ系列)もここに移っている。

接種はほんと流れ作業で進み、係の人もこれでもかというくらい配置されている。市の職員か、アルバイトかボランティアか。

基礎疾患については予診票の質問事項に内容を記載し、医師の問診時に口頭で確認するのみ。別に診断書その他を持参する必要はない。

接種後、ホールで15分待機。

で、巷間いろいろ言われている副反応だが、当日夜の時点で、接種した左腕が上がらない状況。そして接種部分のあたりに熱を持った感じかな。もっとも、左指は普通に動くし、全身がしんどいとか熱っぽいというのはないので、連休明けの業務には支障がない(と思う)。

接種したのがファイザー社製ということで、2回目は本来ならちょうど3週間後の同じ曜日に接種となるが、私の都合で数日ずらして予約した。これで一安心というわけではないが、少し前に進んだのかなという気持ちである・・・。

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西国三十三所めぐり3巡目~乗り継ぎにて帰広

2021年07月25日 | 西国三十三所

西国33番の華厳寺の参詣、満願そばの昼食を終えて谷汲山のバス停に戻る。12時12分の谷汲口行きまで少し時間があるので、近くにある旧谷汲駅に向かう。

名鉄の谷汲線が廃止されたのはちょうど20年前、2001年のこと。駅舎は現在も谷汲昆虫館として使われており、ホーム、車両もそのまま保存されている。こういうガタゴト電車というのも全国的にほぼなくなりつつあるのではないかと思う。

谷汲口駅行きのバスは、往路に乗ったのと同じ揖斐タクシーが運行する車両。乗客は私だけで、本来なら途中の停留所もあるのだが放送も流れずそのまま駅に直通する。送迎バスにでも乗ったような感じで駅に到着。

次に乗るのは12時25分発の大垣行き。しばらく待合室にいると、このような貼り紙を見つけた。谷汲山行きのバスの案内だが、土休日ダイヤでは1日4往復の運行のところ(前日の7月10日までは谷汲農協前まで延長運転していた模様)、平日は「揖斐川町はなももバス」という予約制の乗合バスでの運行というものだった。さすがに土日は観光客の便を図ったようだが、平日となると果たして地元の人ですらどの程度利用するのやらというところなのかな。バスは当日の1時間前まで電話予約ができるとあるが、平日にふらりと華厳寺を訪ねようという客は要注意だ(同じ貼り紙は車内にもあった)。

大垣行きが到着。車内はオールロングシートだが、冷房も効いていて快適である。谷汲口を出た時は私を含めて乗客は3人だけだったが、本巣、モレラ岐阜など駅ごとで乗車があり、立ち客も出るほどになった。

大垣ではすぐの接続で米原行きの列車が出るが、コインロッカーに荷物を預けているし、汗をかいたので着替えもしたい。米原行きを1列車遅らせたが、それでも当初の予定より早く進んでいる。

駅ビルをちょっとのぞくと、手羽先の「世界の山ちゃん」がテナントで入っている。この店はランチ営業もやっていて、ということは当然昼飲みもやっていて、テーブルにジョッキが乗っているのも見える。思わず唾をごくりとしたが、ここは見送りとする(実は「世界の山ちゃん」は広島にも支店があるそうで、頃合いを見て行ってみたいものだ)。

13時42分発の大垣始発米原行きに乗る。往路は夜行バス~近鉄特急~名鉄に乗り、復路はJR東海道線~新幹線というルート。今回もある意味「循環旅行」と相成った。

関ヶ原の合戦場や伊吹山の景色を楽しみ、米原に到着。

普段の感覚ならすぐに接続の新快速に乗るところだが、今回は広島になるべく早く帰るということで、米原から新幹線に乗る。その新幹線も当初、米原15時10分発の「こだま723号」に乗る予定だったが、1本早い14時53分発の「ひかり643号」に変更。

米原から新幹線に乗ることはこれまでにあったかな?というくらいかえって新鮮である。ホームで待つうち、通過する「のぞみ」の速さに改めて感心したり。

米原から近江平野に入り、右手に繖山を見る。西国32番の観音正寺の幟がちらりと見える。

新大阪に到着。次は「のぞみ」に乗り換えればいいのだが、少し時間を空けて16時06分発の「みずほ609号」に乗る。これも後続の「さくら565号」から変更したのだが、やはり「のぞみ」よりゆったり快適なシートを選びたい。

ホームの窓から、ダイキンエアコンの広告にある温度計をのぞく。新大阪駅に来るといつもこの温度計をチェックするのだが、この時間で34℃を示している。これはたまらん。

直前に変更したにも関わらず窓側、隣席なしという席が取れて、これから広島に戻るまでの時間で少し早いが一献とする。「みずほ」は途中新神戸と岡山にしか停まらないので、あまりグズグズとはしていられないが。緊急事態宣言の解除で新幹線改札内の売店でもアルコールの販売が復活しており、ホッとする。

アテの中で今回よかったのは、「ささ燻」というもの。若狭名産のささ漬を燻製風にアレンジしたもの。白ワインにも合う一品だ。

乗り過ごすと小倉まで行ってしまうのでそこは気をつけながら車内での時間を過ごし、17時33分、広島に到着。大相撲中継には間に合わないがサザエさんは観られるくらいに帰宅できる時間である。このくらいだと、翌日にも疲れが残らずに済む。

さてこれで西国3巡目も残り5ヶ所、これが満願となるといよいよ「中先達」への昇補となる。西国めぐりも一つの区切りを迎えることに・・・。

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