まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

神仏霊場巡拝の道めぐり~今回は洛西シリーズ

2025年02月10日 | 神仏霊場巡拝の道

今回は神仏霊場巡拝の道めぐりである。訪ねたのは1月25日~26日、前回の札所めぐりのあみだくじで出たのは京都12番・仁和寺である。仁和寺にはこれまでも他の札所めぐりや、四国八十八所巡拝前の「京都三弘法めぐり」などで何度か訪ねたことがある。世界文化遺産「古都京都の文化財」を構成するスポットの一つでもある。

さて、私の神仏霊場巡拝の道めぐりもだいぶ進む中、あれだけあった京都市内の札所もかなり消化されている。ただ嵯峨、嵐山、洛西の一帯はまだ訪れていない。この中には京都の中でも国内外の観光客で大人気の嵐山が含まれており、できれば新緑や紅葉の時季は避けたいところだが、冬、そして正月明けならそこまでの混雑はないかな。

今回、1泊2日の行程として、これらの地区で未訪の7ヶ所を回ることにしよう。さすがにここまで京都への交通、宿泊もそれなりにかかっているので・・(あみだくじでランダムに次の行き先を決めるからそうなるのだが)。

どのようにたどるかだが、目的地の仁和寺が最後に来るようにして、まずは西から、京都6番・大原野神社から行くことにする。順番とすれば大原野神社~松尾大社~天龍寺~大覚寺~車折神社~神護寺~仁和寺だが、さすがに1日で回るのは無理。今回は京都市内での1泊を挟むことにする。それも含めて、ある意味「京の冬の旅」となるのだが、まあぼちぼち・・。

1月25日、日本旅行「バリ得こだま」のプランにて、広島6時20分発「ひかり500号」で出発。「ひかり」だが京都まで各駅に停まるので、実質「こだま」と同様に新大阪まで「バリ得」のプランが使える。まずは朝の二度寝のように新大阪まで移動する。

新大阪に到着。ここから向かう大原野神社だが、アクセスは阪急京都線・東向日からの阪急バス、または1駅京都河原町寄りの洛西口からの京都市バスである。新大阪から阪急京都線に乗り継ごう(もっとも、バスはそれぞれJR京都線・向日町、桂の両駅につながっており、別に無理に阪急に乗ることもなかったのだが)。

そうした乗り換えなら、新大阪から大阪メトロ御堂筋線で次の西中島南方まで行くのが近いが、今回選んだのはJRおおさか東線。そして2駅目のJR淡路で下車。ここから阪急の淡路まで向かうことにする。ちょっと遠回りなのは承知のうえで、この乗り換えを初めて体験してみようと。

高架のJR淡路に到着。土曜朝の時間だが乗り降りもそれなりにある。

JRでは「阪急電車はお乗り換え」との案内だが、両駅間は300mほど離れており、しばらく駅前を歩く。すぐ横には現在工事が続く阪急線の高架橋も見える。

これから向かう阪急の淡路駅も京都線・千里線がクロスする駅で、それぞれの列車で相互に乗り換える客も多い。私も学生時代には乗り換えでお世話になったところ。その当時は「千里線と京都線で沿線の大学のランクに差があって・・」とも言われていたが、今はそういうこともないだろう。

一方、これは私のまったく個人的な感想なのだが、私の学生時代、同じ学科に遠方から来て沿線周辺で一人暮らししていた人たちもいたのだが、なぜか淡路駅近辺に住んでいた人について、当時の言葉で「ブッチする」のが相次いだ。結局、彼らは卒業できたのかな・・? これについて当時の私、「淡路病」と呼んでいた覚えがある。これは私のまったく個人的な感想で、別に淡路がどうこういうことではないのだが・・。

それはそうと、阪急の立体交差事業もかなり前から着工していたように思うが、その後何度も予定が変更となり、現時点の見通しでは2031年度、あるいは2032年度とされている。なかなか大変なものだ。

淡路からまず特急に乗り、高槻市まで移動する。ここで接続の準急に乗り換え、大阪から京都に入り、高架の洛西口に到着・・・。

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