ドキュメンタリードラマ「最後の赤紙配達人~悲劇の召集令状64年目の真実~」を観ました...
戦時下の滋賀県大郷村。役場に勤める西邑仁平は兵事係に任命され、召集令状や戦死報告を村に配達することになるが...
召集令状、いわゆる赤紙がいかにして作られ配られたが、ドラマとドキュメントで描かれていました。赤紙を配る側も受け取る側も、辛くて悲しいなあと暗澹となりました。兵隊にとられる若者も可哀相ですが、その家族、特に母親にとっては生木を裂かれるような痛みだったんだろうなあ。私だったら、頭が変になるでしょう。ダミアンが戦地に送られるなんて、考えただけでも戦慄。
ところで私...初めて付き合った男が、実家に昭和天皇の写真を飾ってるようなバリバリの右翼だったんですよねえ。心も頭も真っ白だった私は、素直に深く感化されてしまって...いまだに彼からのマインドコントロールが解けてないのが怖い。そのせいか、戦死した若者のお墓の前で、お国のためによくやった!名誉の死!なんて言えないのと同時に、おまえは無駄死!犬死!なんてことも言いたくない...
ドキュメンタリー部分は、胸に迫るリアルさと悲しさがあったけど、肝心のドラマの部分が、ちょっと弱かったような。すごくありきたりな、どっかで観たことあるよなユルい反戦ドラマだったのが残念。もっと徴収を徹底させろ!と命令する軍人に、仁平が反発してメンチ切るシーンは、何かウソくさいなあと思った。あの時代に、一般人が堂々と軍人に逆らえるはずがないと思うし。軍国主義にドップリ染められて、従順になるしかない仁平、のほうが戦争の怖さが伝わったのでは?
仁平役の吉岡秀隆が、ちょっと...顔は、ドリカムの中村正人、ダチョウ倶楽部のリーダー似?優しいというより弱々しい声や雰囲気とかも、どことなくオカマっぽくて...♂の魅力が微塵もない、というのが苦手な理由かも。演技も???関西弁が何か変だったし。脇役の山本太郎のほうが、ルックスも演技もイケてました。
息子たちを次々に兵隊にとられる家の末っ子役が、何と何と、林遣都!って、このドラマ、彼が出てると知ったから観たんだけど♪
映画専門だと思ってたので、初めて見るTVドラマの中の遣都くんは、新鮮な感じでした。ケントくん、やっぱキレイな顔ですねえ。美少年だけど女っぽいところはなく、うじゃうじゃいるイケメンタレントや某事務所の連中とかと違って、安っぽさやチャラさや薄汚さがなく、清らかで凛としてるところが好き。ちょっと痩せすぎなのが気になるが。海軍に志願して兄ちゃんたちの仇とるんやー!と息巻くケントくんですが、そんなガリガリな体じゃ徴兵検査、確実に不合格だよ、と思った。でも、あの時代の少年が栄養満点っぽいのも変だし、ガリガリもあの役に合ってたのではないでしょうか。さすが滋賀県出身だけあって、関西弁も自然で可愛かったです。
終戦の玉音放送のシーン。両親と聞いてるケントくんの姿を見て、ほっと安心!良かった!戦争に行かずにすんだのね!と。
ラストに登場した、本物の西邑仁平さんに吃驚!ご健在だったとは!104歳!ボケてなくてちゃんとコミュニケーションできるのも驚嘆。うちの婆さまは、年下なのに恍惚の人だもんね。
戦争の生き証人は、年々減り続けてるけど...戦争?何それ?な世界になることを、願わずにはいられません。
↑林遣都くん、10月スタートの「小公女セイラ」で、連ドラ初出演映画も、男娼役!に挑んだ吉田修一原作の「パレード」が来春公開。パレードは私も大好きな小説なので、ほんと楽しみです♪(ケントくん以外のキャストは、ちょっとビミョーだが...)
戦時下の滋賀県大郷村。役場に勤める西邑仁平は兵事係に任命され、召集令状や戦死報告を村に配達することになるが...
召集令状、いわゆる赤紙がいかにして作られ配られたが、ドラマとドキュメントで描かれていました。赤紙を配る側も受け取る側も、辛くて悲しいなあと暗澹となりました。兵隊にとられる若者も可哀相ですが、その家族、特に母親にとっては生木を裂かれるような痛みだったんだろうなあ。私だったら、頭が変になるでしょう。ダミアンが戦地に送られるなんて、考えただけでも戦慄。
ところで私...初めて付き合った男が、実家に昭和天皇の写真を飾ってるようなバリバリの右翼だったんですよねえ。心も頭も真っ白だった私は、素直に深く感化されてしまって...いまだに彼からのマインドコントロールが解けてないのが怖い。そのせいか、戦死した若者のお墓の前で、お国のためによくやった!名誉の死!なんて言えないのと同時に、おまえは無駄死!犬死!なんてことも言いたくない...
ドキュメンタリー部分は、胸に迫るリアルさと悲しさがあったけど、肝心のドラマの部分が、ちょっと弱かったような。すごくありきたりな、どっかで観たことあるよなユルい反戦ドラマだったのが残念。もっと徴収を徹底させろ!と命令する軍人に、仁平が反発してメンチ切るシーンは、何かウソくさいなあと思った。あの時代に、一般人が堂々と軍人に逆らえるはずがないと思うし。軍国主義にドップリ染められて、従順になるしかない仁平、のほうが戦争の怖さが伝わったのでは?
仁平役の吉岡秀隆が、ちょっと...顔は、ドリカムの中村正人、ダチョウ倶楽部のリーダー似?優しいというより弱々しい声や雰囲気とかも、どことなくオカマっぽくて...♂の魅力が微塵もない、というのが苦手な理由かも。演技も???関西弁が何か変だったし。脇役の山本太郎のほうが、ルックスも演技もイケてました。
息子たちを次々に兵隊にとられる家の末っ子役が、何と何と、林遣都!って、このドラマ、彼が出てると知ったから観たんだけど♪
映画専門だと思ってたので、初めて見るTVドラマの中の遣都くんは、新鮮な感じでした。ケントくん、やっぱキレイな顔ですねえ。美少年だけど女っぽいところはなく、うじゃうじゃいるイケメンタレントや某事務所の連中とかと違って、安っぽさやチャラさや薄汚さがなく、清らかで凛としてるところが好き。ちょっと痩せすぎなのが気になるが。海軍に志願して兄ちゃんたちの仇とるんやー!と息巻くケントくんですが、そんなガリガリな体じゃ徴兵検査、確実に不合格だよ、と思った。でも、あの時代の少年が栄養満点っぽいのも変だし、ガリガリもあの役に合ってたのではないでしょうか。さすが滋賀県出身だけあって、関西弁も自然で可愛かったです。
終戦の玉音放送のシーン。両親と聞いてるケントくんの姿を見て、ほっと安心!良かった!戦争に行かずにすんだのね!と。
ラストに登場した、本物の西邑仁平さんに吃驚!ご健在だったとは!104歳!ボケてなくてちゃんとコミュニケーションできるのも驚嘆。うちの婆さまは、年下なのに恍惚の人だもんね。
戦争の生き証人は、年々減り続けてるけど...戦争?何それ?な世界になることを、願わずにはいられません。
↑林遣都くん、10月スタートの「小公女セイラ」で、連ドラ初出演映画も、男娼役!に挑んだ吉田修一原作の「パレード」が来春公開。パレードは私も大好きな小説なので、ほんと楽しみです♪(ケントくん以外のキャストは、ちょっとビミョーだが...)