台風一過。各地に爪あとを残しているようですね。我が町は、幸い甚大な被害はなかったのですが...皆様はご無事でしたでしょうか。
さっきTVつけたら、大阪の橋下知事がプンスカ怒ってました。何事?と思いきや...橋下知事VS女性職員のメールバトル、だとさ。
あのイヤミったらしいメール、すごい女性職員だなあ~と、ある意味感嘆しちゃいました。確かに上司をナメまくってるとは思うけど...俺はトップだ!上司だ!いちばんエラいんだ!その俺様に向かって!逆らうな!謝れ!ひざまずけ!服従しろ!みたいな橋下さん、何だか子供っぽい権威主義者みたいで、私も怖くなった。上司への物言いは気をつける、これは確かに守るべきルール&常識ですが...上司が強制することじゃないな~とも。気に入らないメールも笑って流す度量が、トップに立つ人には必要なのでは。あんなに激怒されちゃあ、忌憚のないストレートな意見も怖くて言えないよなあ、いや、言うな!と言われてるみたいなもんだしねえ。
職員が橋下さんに反発するのは、彼が自分たちの安楽公務員ライフにとって脅威になってるということ以上に、この人ホントに大阪府民のことを第一に考えてるのかなあ、気持ちよく威張りたいだけじゃないの?という疑問も抱いてるからかもしれませんね。それにしても。俺が俺が的な知事さん、最近多いですよねえ。俺様ふりかざすだけじゃない、みんなが信頼して慕えるカリスマと包容力ある知事さん、出現してほしいものです。
「夏時間の庭」
旧作の「CLEAN」が日本で劇場公開されることになった、オリヴィエ・アサイヤス監督作品。
フレデリック、アドリアーヌ、ジェレミーの3兄妹は、亡き母が遺したパリ郊外の邸宅と美術品への愛着と、維持や管理ができない現実との間で心揺れるが...
家族よりも、絵画のように美しい自然や貴重なアンティークが主役、みたいな映画でした。
この絵は○○の、この食器は○○の、この花瓶は○○のetc.まるで美術館みたいな屋敷に吃驚。そんな大事な品々を、フツーにその辺に置いてたり飾ってたり使ってたり、庶民な私からしたら、危ないよ~割ったり破ったりしないかなあ、とハラハラものでした。よく今まで強盗とか入らなかったよなあ。そんなにセキュリティ万全って感じじゃなかったし。それにしても、すごい家だよなあ。いったい何者の家だよ?!
お宝探偵団も高値をつけること間違いない美術品の数々を遺して、ママ死亡。さあ、醜い遺産争いだ!とワクワクしたのも束の間。3人兄妹は、ぜんぜん欲の皮を突っ張らせず、何だか拍子抜け。いまは海外に住んでるし、維持も管理もできないし、まとまった金があれば助かるし、ちょっと寂しいけど売っ払っちゃうのが最善!なアドリアーヌ&ジェレミーの現実派と、思い出がいっぱい~♪by H2O で手放し難いセンチメンタル派なフレデリックが、軽く意見を衝突させるぐらい。あれだけの遺産なら、フツーは犬神家の一族化しちゃいそうですが
過去という思い出は、美しく重いもの。愛惜しつつ執着せずに、より大事な現在と未来のために決別するまでが、しみじみと描かれています。もうちょっと3人兄妹の葛藤とかにも焦点を当ててほしかったけど。ぶっちゃけ、3人も要らなかったような。フレデリック一人でも十分、みたいだったし。ちょっと庶民感覚とは乖離したブルジョワっぽい家族だったので、いいご身分だな~とも思いました。
歴史的価値のある貴重な美術品は、一部で独り占めしないでみんなで共有しよう!相続税対策にもなるし、ぜひオルセー美術館へ寄贈を!という訴えかけみたいな内容でもあった(笑)。
特筆すべきは、瑞々しい新緑の庭園の美しさ!目が洗われます。あんな家に住んでみたいなあ。同じ金持ちでも、ほんと韓国やアメリカの成金とは違うんですよねえ。ほんと自然体な優雅さ。
3人兄妹を、人気スターが演じています。
大学教授の長男フレデリック役は、シャルル・ベルリング。ちょっとシブくなって、若い頃よりイケてるかも。ナイーブな演技も好感。
長女のアドリアーヌ役は、よく働くね~なジュリエット・ビノシュ。彼女、名匠と言われる監督とは誰とでも仕事したい!と思ってるんだろうなあ。その貪欲さを尊敬!女優の鑑だよ。今回はドライな働きマン女っぽい役でした。それにしてもJBさん、フランス女優とは思えないほど、相変わらずファッションセンス悪すぎ~!彼女だけユニクロ?!みたいな服着てたもん
次男のジェレミー役は、ジェレミー・レニエ
ジェレミー、大人っぽくなったなあ。まだ可愛いけど、精悍になったというか。海外でバリバリ働くビジネスマンで、奥さんも子供もいる役を、ジェレミーも演じる年になったんですねえ(しみじみ)。今回もカッコカワイいジェレミーですが、映画の中盤で退場しちゃいます。別にジェレミーじゃなくてもいい役だったような...
3兄妹のママンが、なかなか素敵な老婦人でした。ファッションがおしゃれ!フェミニンな銀髪ボブカットとか、シンプルなのにシックなシャツ&スカートとか。大きめの首飾りが素敵だった。韓ドラの金持ちマダムが同じようなのをしてたら、ただの悪趣味な成金おばはんにしか見えないのにね。
あと、フレデリックの娘&息子が、まだ少女少年ですが美人&イケメン!
↑ジェレミーの新作のひとつ“The Vintner's Luck”は、「クジラの島の少女」のニキ・カーロ監督作品で、ギャスパー・ウリエル競演!予告編(こちら)必見!たくましい農夫ジェレミー!セクシーな天使ウリ坊!ああ、小栗旬と水嶋ヒロどころじゃないイケメン♂パラダイスぢゃ~!
さっきTVつけたら、大阪の橋下知事がプンスカ怒ってました。何事?と思いきや...橋下知事VS女性職員のメールバトル、だとさ。
あのイヤミったらしいメール、すごい女性職員だなあ~と、ある意味感嘆しちゃいました。確かに上司をナメまくってるとは思うけど...俺はトップだ!上司だ!いちばんエラいんだ!その俺様に向かって!逆らうな!謝れ!ひざまずけ!服従しろ!みたいな橋下さん、何だか子供っぽい権威主義者みたいで、私も怖くなった。上司への物言いは気をつける、これは確かに守るべきルール&常識ですが...上司が強制することじゃないな~とも。気に入らないメールも笑って流す度量が、トップに立つ人には必要なのでは。あんなに激怒されちゃあ、忌憚のないストレートな意見も怖くて言えないよなあ、いや、言うな!と言われてるみたいなもんだしねえ。
職員が橋下さんに反発するのは、彼が自分たちの安楽公務員ライフにとって脅威になってるということ以上に、この人ホントに大阪府民のことを第一に考えてるのかなあ、気持ちよく威張りたいだけじゃないの?という疑問も抱いてるからかもしれませんね。それにしても。俺が俺が的な知事さん、最近多いですよねえ。俺様ふりかざすだけじゃない、みんなが信頼して慕えるカリスマと包容力ある知事さん、出現してほしいものです。
「夏時間の庭」
旧作の「CLEAN」が日本で劇場公開されることになった、オリヴィエ・アサイヤス監督作品。
フレデリック、アドリアーヌ、ジェレミーの3兄妹は、亡き母が遺したパリ郊外の邸宅と美術品への愛着と、維持や管理ができない現実との間で心揺れるが...
家族よりも、絵画のように美しい自然や貴重なアンティークが主役、みたいな映画でした。
この絵は○○の、この食器は○○の、この花瓶は○○のetc.まるで美術館みたいな屋敷に吃驚。そんな大事な品々を、フツーにその辺に置いてたり飾ってたり使ってたり、庶民な私からしたら、危ないよ~割ったり破ったりしないかなあ、とハラハラものでした。よく今まで強盗とか入らなかったよなあ。そんなにセキュリティ万全って感じじゃなかったし。それにしても、すごい家だよなあ。いったい何者の家だよ?!
お宝探偵団も高値をつけること間違いない美術品の数々を遺して、ママ死亡。さあ、醜い遺産争いだ!とワクワクしたのも束の間。3人兄妹は、ぜんぜん欲の皮を突っ張らせず、何だか拍子抜け。いまは海外に住んでるし、維持も管理もできないし、まとまった金があれば助かるし、ちょっと寂しいけど売っ払っちゃうのが最善!なアドリアーヌ&ジェレミーの現実派と、思い出がいっぱい~♪by H2O で手放し難いセンチメンタル派なフレデリックが、軽く意見を衝突させるぐらい。あれだけの遺産なら、フツーは犬神家の一族化しちゃいそうですが
過去という思い出は、美しく重いもの。愛惜しつつ執着せずに、より大事な現在と未来のために決別するまでが、しみじみと描かれています。もうちょっと3人兄妹の葛藤とかにも焦点を当ててほしかったけど。ぶっちゃけ、3人も要らなかったような。フレデリック一人でも十分、みたいだったし。ちょっと庶民感覚とは乖離したブルジョワっぽい家族だったので、いいご身分だな~とも思いました。
歴史的価値のある貴重な美術品は、一部で独り占めしないでみんなで共有しよう!相続税対策にもなるし、ぜひオルセー美術館へ寄贈を!という訴えかけみたいな内容でもあった(笑)。
特筆すべきは、瑞々しい新緑の庭園の美しさ!目が洗われます。あんな家に住んでみたいなあ。同じ金持ちでも、ほんと韓国やアメリカの成金とは違うんですよねえ。ほんと自然体な優雅さ。
3人兄妹を、人気スターが演じています。
大学教授の長男フレデリック役は、シャルル・ベルリング。ちょっとシブくなって、若い頃よりイケてるかも。ナイーブな演技も好感。
長女のアドリアーヌ役は、よく働くね~なジュリエット・ビノシュ。彼女、名匠と言われる監督とは誰とでも仕事したい!と思ってるんだろうなあ。その貪欲さを尊敬!女優の鑑だよ。今回はドライな働きマン女っぽい役でした。それにしてもJBさん、フランス女優とは思えないほど、相変わらずファッションセンス悪すぎ~!彼女だけユニクロ?!みたいな服着てたもん
次男のジェレミー役は、ジェレミー・レニエ
ジェレミー、大人っぽくなったなあ。まだ可愛いけど、精悍になったというか。海外でバリバリ働くビジネスマンで、奥さんも子供もいる役を、ジェレミーも演じる年になったんですねえ(しみじみ)。今回もカッコカワイいジェレミーですが、映画の中盤で退場しちゃいます。別にジェレミーじゃなくてもいい役だったような...
3兄妹のママンが、なかなか素敵な老婦人でした。ファッションがおしゃれ!フェミニンな銀髪ボブカットとか、シンプルなのにシックなシャツ&スカートとか。大きめの首飾りが素敵だった。韓ドラの金持ちマダムが同じようなのをしてたら、ただの悪趣味な成金おばはんにしか見えないのにね。
あと、フレデリックの娘&息子が、まだ少女少年ですが美人&イケメン!
↑ジェレミーの新作のひとつ“The Vintner's Luck”は、「クジラの島の少女」のニキ・カーロ監督作品で、ギャスパー・ウリエル競演!予告編(こちら)必見!たくましい農夫ジェレミー!セクシーな天使ウリ坊!ああ、小栗旬と水嶋ヒロどころじゃないイケメン♂パラダイスぢゃ~!