録画していたNHKのミステリードラマ2本を観ました...
まずは「シスター」。
人気カメラマンの成瀬生馬は、函館で由比という娘と出会う。由比は電車に轢かれて死んだ生馬の恋人・祥子の妹だった。祥子の死は事故か自殺か、それとも殺人なのか?
うう~ん。時間軸をシャッフルさせてたり、同じシーンを登場人物それぞれの別視線で描くなど、トリッキーで才気走った演出でしたが...奇をてらった映画やドラマは苦手です。構成が似てるフランス映画「愛してる、愛してない」みたいに、話やキャラクターが面白ければ問題はないんだけど、このドラマ...いかんせん幼稚すぎる。恋愛の情感とか狂おしさなんか、ぜんぜん描かれてない。そのせいで、キャラたちの言動が寒イボでバカみたいに思えて仕方なかった。中学生が主役の少女漫画のほうが、よっぽど驚きと深みがあります。
ヒロイン由比役の加藤ローサが...
彼女を女優と呼んでいいのでしょうか?あれほど吸引力のない演技も珍しいかも。ロリータ妊婦?みたいなルックス&ファッションには、由比に備わってなければならないミステリアスさとか緊張感とか微塵もなくてトホホ。なぜ彼女が起用されたのか謎!「愛してる、愛してない」のオドレイ・トトゥは、すごく可愛いくて、且つキモくて怖かったよなあ。
生馬役は、きゃ
小澤征悦
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オザユキ、めっちゃカッチョE~
今まで木曾義仲とか堀部安兵衛、西郷隆盛など、“熱血ワイルドで有能だけど、お人よしでトボけた田舎武士”なオザユキしか見たことがなかったので、現代劇の都会的な二枚目役は新鮮で驚喜。最近のTVにはチビで貧相で下品な男ばかり跋扈氾濫してるせいか、オザユキのスラ~っとガッシリした長身や、野性的だけど上品な雰囲気は、とても稀少貴重に思えます。
ホント男前なオザユキですが、演技は...
悲しいかな、加藤ローサとどっこいどっこい
ぜんぜん苦悩とか苦痛とかが伝わってこない。ぼ~っとしてる、しょんぼりしてるだけに見えた。でも、カッチョEから許す!男前には相変わらず超甘い私♪
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由比の幼なじみの直太役、田中圭もカッコカワイかった♪素朴でイモイモしいところが好き。唇がエロい。それにしても。オザユキとKくんに愛されるなんて!加藤ローサに、殺意に近い妬みを覚えました。
ラストに、こども店長こと加藤清史郎くんがが登場。可愛いけど、イケメンには成長しそうにない?TVに出まくってるけど、過度に子供をもてはやすとロクなことにはならないよ by 杉田かおる、マコーレー・カルキン
誰かに盗られるくらいなら あなたを殺していいですか~♪by 石川さゆり
次は、松本清張原作の「天城越え」。1978年の作品。
大正15年、伊豆の天城越えで、流れ者の土工の他殺死体が発見される。容疑者として逮捕された娼婦のハナは、刑事たちに厳しく尋問されるが...
こちらは名作ドラマの誉れが高いだけあって、映画好きな大学生が作ったって感じの↑「シスター」と違い、内容も出演者も大人のプロの技って感じでした。同じNHKなのにね。
娼婦ハナ、被害者の土工、そして少年。3人がめぐり会ってしまう天城越えが、まさに運命の岐路みたいでした。ハナと土工の暗く辛い人生が哀切。殺されたことで孤独と苦しみの呪縛が解けたみたいだった土工よりも、悲惨な人生を歩んでいかねばならないハナのほうが悲劇的。その宿業に胸を打たれました。
ハナと少年の不思議な絆が、微笑ましくも切ない。無実の罪に陥れられたのに、虫けら同然の自分をそこまで想ってくれた、と犯人に感謝するハナの心情に、ちょっと涙腺が緩んでしまいました。
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ハナ役の大谷直子が、う、美しい!純和風で清冽な彼女の美貌、いつ見ても惚れ惚れしちゃいます。今こんな美しい女優、いないよな~
驚嘆だったのは少年役、子役時代の鶴見辰吾!当時14歳?見えねー!9、10歳ぐらいかと思った。声変わりしてないもん。とにかく、か、か、可愛い!ツルっとプクっとした頬っぺたに萌え~
演技も巧い!美しいハナを見つめる目には、ガキンチョながら性的な男の葛藤や情念が浮かんでた。↑「シスター」の35歳のオザユキより、よっぽど男の深みがある演技でした。鶴見さん、金八先生でブレイクしながらも少年Aになったり紆余曲折したけど、今は良い役者になってますよね。
土工役の佐藤慶も強烈。真っ黒なドーラン顔は、いったいどこの国の人?だったが。老人になった少年役は、宇野重吉。息子の寺尾聰よりも、拉致被害者の蓮池薫さんに似て見えた。事件を洗い流す元刑事役、中村翫右衛門の存在感も、お手軽2時間ドラマでは味わえない重厚さでした。
吃驚したのは、原作者である松本清張先生の特別出演!お遍路役でチョコっと登場、台詞もありました(棒読みですが)。
川の清流や木々の緑など、自然を美しく撮った映像も素晴らしかったです。
まずは「シスター」。
人気カメラマンの成瀬生馬は、函館で由比という娘と出会う。由比は電車に轢かれて死んだ生馬の恋人・祥子の妹だった。祥子の死は事故か自殺か、それとも殺人なのか?
うう~ん。時間軸をシャッフルさせてたり、同じシーンを登場人物それぞれの別視線で描くなど、トリッキーで才気走った演出でしたが...奇をてらった映画やドラマは苦手です。構成が似てるフランス映画「愛してる、愛してない」みたいに、話やキャラクターが面白ければ問題はないんだけど、このドラマ...いかんせん幼稚すぎる。恋愛の情感とか狂おしさなんか、ぜんぜん描かれてない。そのせいで、キャラたちの言動が寒イボでバカみたいに思えて仕方なかった。中学生が主役の少女漫画のほうが、よっぽど驚きと深みがあります。
ヒロイン由比役の加藤ローサが...
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生馬役は、きゃ
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オザユキ、めっちゃカッチョE~
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ホント男前なオザユキですが、演技は...
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由比の幼なじみの直太役、田中圭もカッコカワイかった♪素朴でイモイモしいところが好き。唇がエロい。それにしても。オザユキとKくんに愛されるなんて!加藤ローサに、殺意に近い妬みを覚えました。
ラストに、こども店長こと加藤清史郎くんがが登場。可愛いけど、イケメンには成長しそうにない?TVに出まくってるけど、過度に子供をもてはやすとロクなことにはならないよ by 杉田かおる、マコーレー・カルキン
誰かに盗られるくらいなら あなたを殺していいですか~♪by 石川さゆり
次は、松本清張原作の「天城越え」。1978年の作品。
大正15年、伊豆の天城越えで、流れ者の土工の他殺死体が発見される。容疑者として逮捕された娼婦のハナは、刑事たちに厳しく尋問されるが...
こちらは名作ドラマの誉れが高いだけあって、映画好きな大学生が作ったって感じの↑「シスター」と違い、内容も出演者も大人のプロの技って感じでした。同じNHKなのにね。
娼婦ハナ、被害者の土工、そして少年。3人がめぐり会ってしまう天城越えが、まさに運命の岐路みたいでした。ハナと土工の暗く辛い人生が哀切。殺されたことで孤独と苦しみの呪縛が解けたみたいだった土工よりも、悲惨な人生を歩んでいかねばならないハナのほうが悲劇的。その宿業に胸を打たれました。
ハナと少年の不思議な絆が、微笑ましくも切ない。無実の罪に陥れられたのに、虫けら同然の自分をそこまで想ってくれた、と犯人に感謝するハナの心情に、ちょっと涙腺が緩んでしまいました。
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ハナ役の大谷直子が、う、美しい!純和風で清冽な彼女の美貌、いつ見ても惚れ惚れしちゃいます。今こんな美しい女優、いないよな~
驚嘆だったのは少年役、子役時代の鶴見辰吾!当時14歳?見えねー!9、10歳ぐらいかと思った。声変わりしてないもん。とにかく、か、か、可愛い!ツルっとプクっとした頬っぺたに萌え~
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土工役の佐藤慶も強烈。真っ黒なドーラン顔は、いったいどこの国の人?だったが。老人になった少年役は、宇野重吉。息子の寺尾聰よりも、拉致被害者の蓮池薫さんに似て見えた。事件を洗い流す元刑事役、中村翫右衛門の存在感も、お手軽2時間ドラマでは味わえない重厚さでした。
吃驚したのは、原作者である松本清張先生の特別出演!お遍路役でチョコっと登場、台詞もありました(棒読みですが)。
川の清流や木々の緑など、自然を美しく撮った映像も素晴らしかったです。