カラオケ後、Nちゃんちで鍋計画はなぜかウヤムヤで自然解消となって、駅で解散。ピーターにはみんなで鍋しようね!って言ってしまってたので、どういうこと?!どうしよう?!と、私は内心あわわわ。しばらくしてハタと真実に気づき、バツの悪さと自分のKYさに赤面したのだった。
KくんとNちゃんは、ピーターが大嫌いだったのです。愛されキャラのピーターですが、ごく少数、アンチピーターがいるのも事実。ふわふわほんわか可愛く優しいけど、裏と癖もあり変態でもあるピーターに胡散臭さと苛立ちを覚える人もいるようです。KくんもNちゃんも一応おとななので、あからさまな態度をとったり本音を漏らしたりはしませんでしたが、楽しめない失望感とかイライラ感は、遠まわしに感じさせてくれました。
誰とでも仲良くしなきゃ!な、自分の独善的な平和主義に自己嫌悪。帰りの電車の中で、気まずい思いをさせてゴメンと謝る私に、ピーターは『ぜんぜん気にしてませんよ♪むしろ面白かったです♪』とニコニコ。すべて分かってて、気づかないフリして3人の戸惑いを楽しんでいたピーター、人を小ばかにしてるし面の皮の厚い奴だなあと呆れますが、その余裕と図太さに感服もする私です。
お松の第6回邦画男前映画祭①
「蛇にピアス」
19歳のギャル、ルイは渋谷のクラブで出会った少年アマと暮らし始める。アマはピアス職人で掘り師のシバの店へルイを連れて行く。ルイはシバに、舌ピアスと背中への刺青を依頼するが…
史上最年少の芥川賞受賞(「蹴りたい背中」の綿矢りさとW受賞)が話題となった、金原ひとみの小説の映画化。
うう~ん。保守的で健全な田舎町で育った私からすると、まるで異次元の世界な映画。出てくる若者たちは、見た目も言動も宇宙人的。理解不可能で気持ち悪いだけでした。舌ピやタトゥーなんて、自分を傷め汚してるとしか思えない。痛みで空虚をまぎらわす、痛みが生きている実感になるというテーマも病的で、それに共感も理解もできない自分に安堵を覚えました。
病んだ現代に生きる歪んだ若者たちの生と性…なんて小難しく捉えずに、ただの変態バカ映画として観れば、楽しめないこともない映画かもしれません。あの大怪作「ピアニスト」の衝撃度やヤバさや醜さを、薄~く軽~くした味わいがないこともない、みたいな。ドMなルイとドSなシバの変態セックスとか、ほんとは痛ましいシーンなんだろうけど、何か笑えたし。
ワタシ的には内容は何だかなぁでしたが、出演者たちの演技は見ごたえありました。
ルイ役の吉高由里子、なかなか頑張ってました。脱ぎっぷりのよさに拍手。最近の女優はまったく脱がないせいもあってか、すっぽんぽんでバックから&首絞められながらヤられるドMセックスシーンは、グッジョブ!と称えたいです。人気女優になっても、ヘンに封印したり過去恥部扱いしてないところも、潔くて好感。クニャクニャしたアホみたいな喋り方は苦手ですが、彼女ってブリっ子じゃないですよね。ブリっ子というより天衣無縫なアホ娘、みたいな。なので、ルイの心の闇とか暗い渇望とかは、いまいち伝わってこなかった。可愛いけど、あまり媚びた感じはしない。フニャフニャしてるけど、何か中身は男っぽい感じがする。ルイもどことなく男みたいなキャラだったような。酒びたりで荒んだ姿は、ほとんどおっさんだったし。どちらかといえば、ルイよりアマのほうが女の子っぽかったです。吉高ちゃん、自分世界の住人すぎる社会不適合な女の役が似合うので、畠山鈴香や下村早苗みたいな役に挑戦すれば、大飛躍できるかも?ともあれ、脱ぎ惜しみせず安全路線に逃げず、女優魂をまた見せてほしいものです、
アマ役は、最近売り出し中の高良健吾。見た目は宇宙人で怖いけど、ピュア(というより、オツムが足りない子?)で甘えん坊で献身的で従順な男の子を可愛く演じてました。コーラくんは間違いなくイケメンなんですが、ワタシ的には萌えないんですよねえ。
シバ役は、こちらも最近人気急上昇中のARATA(現・井浦新)。スキンヘッドで顔中ピアスだらけで、彼も宇宙人みたいで不気味なんですが、つぶらで優しそうな瞳&きれいな声のおかげで、不思議な癒しの魅力が。危険人物なシバよりも、大河ドラマの可哀相な崇徳天皇のほうが、ヤバくて魅力的なARATAです。
コーラくんもARATAも、吉高ちゃんに負けず劣らず全裸になってましたが、ぜんぜんエロくないんだよなあ。二人とも男くさいフェロモンがなく、中性的で植物的だからかな。
カメオ出演者が豪華でした。唐沢寿明はすぐに判ったけど、小栗旬と藤原達也は?アマと乱闘になったチンピラ二人組?
おっぱっぴ~(死語)♪番宣でバラエティに出てる時の吉高ちゃん、自由奔放なアホ娘っぽくて好きです。それはそうと彼女とコーラくんは、映画化される吉田修一の「横道与之介」で再共演。ユーモアいっぱい、でもラストでガツーン!と衝撃的に切なくなる原作が大好きなワタシ的には、与之介役にコーラくん?!と正直釈然としない(コーラくん、与之介役にはイケメンすぎると思う)のですが、与之介の友人・倉持くん役に池松壮亮!と知り驚喜!吉田修一といえばYAOI殺し、与之介との友情がちょっとBLっぽくなる加藤くん役が壮亮くんだったら、もっと期待度が高くなったことでしょうけど♪
KくんとNちゃんは、ピーターが大嫌いだったのです。愛されキャラのピーターですが、ごく少数、アンチピーターがいるのも事実。ふわふわほんわか可愛く優しいけど、裏と癖もあり変態でもあるピーターに胡散臭さと苛立ちを覚える人もいるようです。KくんもNちゃんも一応おとななので、あからさまな態度をとったり本音を漏らしたりはしませんでしたが、楽しめない失望感とかイライラ感は、遠まわしに感じさせてくれました。
誰とでも仲良くしなきゃ!な、自分の独善的な平和主義に自己嫌悪。帰りの電車の中で、気まずい思いをさせてゴメンと謝る私に、ピーターは『ぜんぜん気にしてませんよ♪むしろ面白かったです♪』とニコニコ。すべて分かってて、気づかないフリして3人の戸惑いを楽しんでいたピーター、人を小ばかにしてるし面の皮の厚い奴だなあと呆れますが、その余裕と図太さに感服もする私です。
お松の第6回邦画男前映画祭①
「蛇にピアス」
19歳のギャル、ルイは渋谷のクラブで出会った少年アマと暮らし始める。アマはピアス職人で掘り師のシバの店へルイを連れて行く。ルイはシバに、舌ピアスと背中への刺青を依頼するが…
史上最年少の芥川賞受賞(「蹴りたい背中」の綿矢りさとW受賞)が話題となった、金原ひとみの小説の映画化。
うう~ん。保守的で健全な田舎町で育った私からすると、まるで異次元の世界な映画。出てくる若者たちは、見た目も言動も宇宙人的。理解不可能で気持ち悪いだけでした。舌ピやタトゥーなんて、自分を傷め汚してるとしか思えない。痛みで空虚をまぎらわす、痛みが生きている実感になるというテーマも病的で、それに共感も理解もできない自分に安堵を覚えました。
病んだ現代に生きる歪んだ若者たちの生と性…なんて小難しく捉えずに、ただの変態バカ映画として観れば、楽しめないこともない映画かもしれません。あの大怪作「ピアニスト」の衝撃度やヤバさや醜さを、薄~く軽~くした味わいがないこともない、みたいな。ドMなルイとドSなシバの変態セックスとか、ほんとは痛ましいシーンなんだろうけど、何か笑えたし。
ワタシ的には内容は何だかなぁでしたが、出演者たちの演技は見ごたえありました。
ルイ役の吉高由里子、なかなか頑張ってました。脱ぎっぷりのよさに拍手。最近の女優はまったく脱がないせいもあってか、すっぽんぽんでバックから&首絞められながらヤられるドMセックスシーンは、グッジョブ!と称えたいです。人気女優になっても、ヘンに封印したり過去恥部扱いしてないところも、潔くて好感。クニャクニャしたアホみたいな喋り方は苦手ですが、彼女ってブリっ子じゃないですよね。ブリっ子というより天衣無縫なアホ娘、みたいな。なので、ルイの心の闇とか暗い渇望とかは、いまいち伝わってこなかった。可愛いけど、あまり媚びた感じはしない。フニャフニャしてるけど、何か中身は男っぽい感じがする。ルイもどことなく男みたいなキャラだったような。酒びたりで荒んだ姿は、ほとんどおっさんだったし。どちらかといえば、ルイよりアマのほうが女の子っぽかったです。吉高ちゃん、自分世界の住人すぎる社会不適合な女の役が似合うので、畠山鈴香や下村早苗みたいな役に挑戦すれば、大飛躍できるかも?ともあれ、脱ぎ惜しみせず安全路線に逃げず、女優魂をまた見せてほしいものです、
アマ役は、最近売り出し中の高良健吾。見た目は宇宙人で怖いけど、ピュア(というより、オツムが足りない子?)で甘えん坊で献身的で従順な男の子を可愛く演じてました。コーラくんは間違いなくイケメンなんですが、ワタシ的には萌えないんですよねえ。
シバ役は、こちらも最近人気急上昇中のARATA(現・井浦新)。スキンヘッドで顔中ピアスだらけで、彼も宇宙人みたいで不気味なんですが、つぶらで優しそうな瞳&きれいな声のおかげで、不思議な癒しの魅力が。危険人物なシバよりも、大河ドラマの可哀相な崇徳天皇のほうが、ヤバくて魅力的なARATAです。
コーラくんもARATAも、吉高ちゃんに負けず劣らず全裸になってましたが、ぜんぜんエロくないんだよなあ。二人とも男くさいフェロモンがなく、中性的で植物的だからかな。
カメオ出演者が豪華でした。唐沢寿明はすぐに判ったけど、小栗旬と藤原達也は?アマと乱闘になったチンピラ二人組?
おっぱっぴ~(死語)♪番宣でバラエティに出てる時の吉高ちゃん、自由奔放なアホ娘っぽくて好きです。それはそうと彼女とコーラくんは、映画化される吉田修一の「横道与之介」で再共演。ユーモアいっぱい、でもラストでガツーン!と衝撃的に切なくなる原作が大好きなワタシ的には、与之介役にコーラくん?!と正直釈然としない(コーラくん、与之介役にはイケメンすぎると思う)のですが、与之介の友人・倉持くん役に池松壮亮!と知り驚喜!吉田修一といえばYAOI殺し、与之介との友情がちょっとBLっぽくなる加藤くん役が壮亮くんだったら、もっと期待度が高くなったことでしょうけど♪