まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

ロクサーヌになりたくて

2012-07-26 | 韓国映画
 ロンドンオリンピック、いよいよ明日開会式☆
 国家の威信を賭けた勝敗ももちろん気になりますが、わし的にオリンピック最大の楽しみは、やっぱイケメンアスリート鑑賞じゃ
 今回わしが注目しとるのは、陸上の江里口匡史、トランポリンの伊藤正樹(ちょっとピーターに似とるし…)、柔道の平岡拓晃かのお。夏!燃えろ!いい男たち!萌える!ミーハーな私!北島コースケのM字ハゲ化も気になって仕方がありません。
 イケメンよりも私が熱く応援してるのは、世界最強の女ことレスリングの吉田沙保里さま。彼、じゃない、彼女、ほんとカッコいいわ。男以上に漢(おとこ)ですよね。沙保里さまには絶対、金メダルを勝ち取ってほしいものです。

 「シラノ恋愛操作団」
 主宰する劇団を立て直すため、仲間たちとともに依頼人の恋愛を成就させる会社“シラノ・エージェンシー”を運営するビョンフンは、新客のサンヨンが想いを寄せている相手が自分の元恋人と知り動揺するが…
 有名な戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を下敷きにした韓流ラブコメ。ドタバタハチャメチャコメディや、毒のあるブラックコメディは大好きな私ですが、いい年して何やってんのな乙女すぎる恋愛ものは超苦手。なので、観る前はすごく不安だったのですが。恐れてたほど寒イボなスウィーツ映画ではありませんでした。小道具や音楽の使い方とかは、韓流らしい乙女ちっくさでしたが。
 恋愛にオクテで不器用な依頼人のために、手の込んだ演出を仕掛けて恋を実らせるビョンフンたちの仕掛け人ぶりが、楽しく描かれているのですが。あんなので人の心が容易にに操作できるものなのかなあ、と首傾げと苦笑を禁じえなかったです。私がターゲットにされたら、ぜったい怪しむし、あんな演出は気持ち悪くて返って引いちゃうよ。ぜんぜん関係ない人たちの仕事を邪魔したりと、業務妨害もはなはだしい迷惑すぎる恋愛操作団でした。

 シラノ・ド・ベルジュラックの時代ならいざしらず、現代社会であんなに恋愛オンリーになれる人って、どうなんでしょう?大金はたいてまで恋愛って、したいものなのでしょうか。しかも、依頼人が恋愛操作団にさせてることって、ぶっちゃけ詐欺の片棒でしょ?偽装して手に入れる恋なんて、すぐに化けの皮がはがれて破綻すると思うけど。純真なはずの恋も、相手を騙すことで何だかイビツに見えてしまいました。現実的な事情ゆえ、婚活に血道をあげる人たちの切迫感や悲壮感のほうが、理解も共感もできます。
 依頼人たちが、あんたなら別に金出して手伝ってもらわなくても?な、フツーにイケメンだったような。超ぶっさいくでキモい性格の男の恋を実らせるマジックな仕事人ぶりが見たかったです。
 現代版シラノであるビョンフン役は、「復活」や「魔王」「善徳女王」など人気ドラマで好演したオム・テウン。彼、決して美男ではなく、はっきり言わせてもらうとチョイブサなんだけど、たまにすご~く男前に見える瞬間がある不思議な男。美男は三日で飽きるけど、チョイブサは噛めば噛むほど味が出る。スタイルは超いい!

 依頼人サンヨン役のチェ・ダニエルがアホ可愛かったです。はじめ、「イルジメ」のシワン?かと思った。クォン・サンウ+田中圭、みたいな顔?メガネ男子ぶりもキュート。彼もスタイルがいい!恋愛相談所に来なくなって、女に不自由しなさそうなルックスでしたが。
 女優たちも好演してはいるのですが。私、いまだに韓国女優ってみんな同じ顔に見えるんですよねえ。完璧に顔と名前が一致するのは、ハ・ジウォン、コ・ヒョンジョン、チョン・ドヨン、チェ・ジウぐらいかも(汗)。
 
コメント
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