まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

ニンフォマニア日記

2013-06-26 | スペイン映画
 最近、うちの老父母が異様なんです…
 昔は、どちらかといえば冷めた感じな仲だった二人、いや、今でも表面的にはそうなんですが、ふとした瞬間…たとえば、この冬のことなんですが、私が風呂から上がって居間に入ると、二人がくっついで寝転んでTV観てるじゃないですか。思わずゲっ?!とか声が出ちゃった私に気づくと、ぱっと身を離し、何事もなかったかのように振舞う老父母。また、食事中、ふとした瞬間…こたつの中で何か二人がゴソゴソしてるし!あんたら何やってんの~!?怖くて見て見ぬフリしかできなかった…
 回春ってやつなんでしょうか?!my sister M子に相談したら、今さら弟も妹もできんけえ、大丈夫よね!とゲラゲラ笑われただけでしたが…両親が老いて仲睦まじいのは喜ばしいことなんでしょうが…何か違う、何か怖い…

 「セックス依存症の私」
 セックス依存症に悩むヴァルは、実業家のハイメと恋に落ちるが、彼とのセックスでは肉体の欲望は満たされなかった。異常な嫉妬心と独占欲をムキ出しにし始めたハイメと別れたヴァルは、肉欲の探求のため娼館のコールガールとなるが…
 セックス依存症、昔風に言えば、色き○がい。性欲が強すぎてコトロールがきかない病気なんて、ゾッとします。ちょっと前に芸能界を騒がせた矢○真○とかも、そうだったのかしらん。薄気味悪いと同時に、同情せずにもいられません。こんな病気、女性の場合は悲劇的ですよ。ある意味、ガンより恐ろしいです。発作を鎮めるために、男のアレが注射や薬の代わりになるなんて、イヤ~!!
 ヴァルはなぜセックス依存症になってしまったのか、説明・描写不足だったため理解できず。それにしても…ヴァルは美人だったから、ヤリたくてヤリたくて濡れてる~♪(西野カナの替え歌。カラオケで歌ってドン引きされました)な発作に襲われても、すぐに鎮静剤な男を見つけられたし、娼館でも売れっ子になれたけど、ブスはそーいうわけにはいきません。セックス依存症なブスは、いったいどーすればいいのでしょう。
 男は病的な性欲を満たすためだけの薬でしかなかったヴァルも、ついに心から愛せる男と出会えたのですが…ココロとカラダは違うという不思議かつ厳粛な事実に愕然。しかも、愛する男の本性ときたら…くらたまも感嘆するだろうヴァルの男運の悪さ。セックス依存症の女と精神破綻者の男、なんて笑えない割れ鍋に綴じ蓋ですよねえ。
 女のセックス中毒、そして男のDVとストーカー行為。いま日本で問題や話題になってるトッピクスが、2つも盛り込まれてるタイムリーな映画でもあります。リッチで優しい理想の恋人だったハイメの豹変ぶりがヤバすぎ。実際にも最近の日本では、元夫が妻をストーキングの果てに刺したとか、若い男が人妻に横恋慕して殺したとか、狂気の愛な男どもが元気すぎるので、リアルな怖さに戦慄せずにはいられません。うかつに恋愛も結婚もできないなあ、と。
 ヴァル役のベレン・ファブラは、肉感的なクールビューティで、大胆な脱ぎっぷりとエロ演技がお見事でした。
 ハイメ役は、アルゼンチンの男前レオナルド・スバラグリア。

 イ・ビョンホンやマット・デーモンと同い年のスバ、「カルメン」や「ユートピア」の頃に比べると、さすがに老けた…けど、やっぱイケメンです。ラモス瑠偉みたいな髪型は、ちょっといかがなものかでしたが。ほどよい濃さと艶っぽい色気、クチャっとした無邪気な笑顔が彼の魅力です。いちおうスバも全裸になってヤるシーンはあるのですが、期待してたほどエロくなかったです。「カルメン」の時ほどエロい肉体美じゃなくてガッカリ。しかも、イカレた男のまま途中であっさり退場するし。
 悩んで苦しんだヴァルの出した答えには、いろいろ考えさせられます。強くてポジティヴだなあと感心すると同時に、長生きできないだろうなあと暗澹ともある。ヴァルと東電OL殺人事件の被害者がカブってしまうラストでした。

 ♂フェロモンと可愛さがいい具合にドッキングしてるスバ、ぜひ同系のガエルと競演してほしい!
コメント (4)
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