山本太郎議員が園遊会で天皇陛下に手紙を渡したことが、大きな波紋を呼び起こしていますが…
各方面から非難ゴーゴーみたいですね。世が世なら、不敬罪で死刑だもんね。
山本太郎自身には、非難されてるような陛下の政治的利用、なんて意図はなく、単なる子どもっぽい感情にかられての行為だったとは思うけど…陛下のお立場やお気持ちを考えてほしかったですよねえ。あんなことして、陛下を困らせるだけじゃん。陛下に現状を知ってほしかった!と繰り返し言ってましたが…まるで陛下が何もご存じなく、塗炭の苦しみを強いられる国民をよそに、雲の上で安穏と暮らしてる、とでも思ってるのでしょうか?それこそ大変に失礼なことですよねえ。それと…陛下以上に困惑してるのは、被災者の皆さんや、太郎を支持してる人たちではないでしょうか。こんな子どもっぽい男に、大事なことを任せていいのかと懐疑的にならないのかな。
どんなに正しいと信じてることでも、それで何もかもが許されるわけではなく、盲目的にならずに理性的に行動しなければならないなあ、と大人として考えさせられる今回の椿事です。
お松の第4回韓国映画祭②
「蜜の味 テイスト オブ マネー」
秘書のヨンジャクが仕える財閥一族は、会長夫人のクモクが実権を握っていた。入り婿の会長がフィリピン人のメイドと愛し合う関係になり、すべてを捨てて家を出ようとしたことから、長年保たれていた一族内の均衡が崩れ、ヨンジャクは一家の歪んだ欲望と危険な策謀に引きずり込まれていく…
「ハウスメイド」のイム・サンス監督作品。前作はハレンチ家政婦は見た!で、今回はイケメン秘書は見た!な~んてサブタイトルつけたい内容です。両作とも、韓国のブルジョア一家の歪んだ価値観や醜い色欲を描いてます。それにしても、韓国の金持ちって…TVドラマでもおなじみですが、ほんとにあんな風なんでしょうか。カネはあっても、品もスカもないですよねえ。卑しくて下品すぎる。日本やヨーロッパの貴族や上流社会のような、高貴で優美な退廃とか背徳感が微塵もないし。ファッションやインテリアも、悪趣味すぎるし。言動も露骨でエゲツなさすぎ。ぜんぜん羨望とか憧れがわいてきません。そんな韓国ブルジョアの醜さや低俗さを、エグく滑稽に描いたブラックコメディです。
冷酷で狡猾な女傑が隠然たる権力を握る財閥一族、といえば、ヴィスコンティ監督の名作「地獄に堕ちた勇者ども」を彷彿とさせますが、もちろんヴィスコンティ作品のような絢爛たる退廃や耽美などはなく、クモクにはイングリッド・チューリンが演じたあの魔性の貴婦人のような、妖しい魅力もクールな貫禄もない。ただのヒステリックな成金おばちゃん。周囲を操るための陰謀や奸計をめぐらすタイプではなく、激情的で感情的直情的に即行動なクモクさん、かなりトンデモなキャラで笑えます。すぐカっとなる暴れん坊なところは、いかにも韓国アジュンマって感じ。怖いけど、やくざの姐さんレベルなんだよなあ、やることが。スケールが小さい。演じてるのは、「ハウスメイド」で不気味な家政婦長を怪演したユン・ヨジョン。いろんなTVドラマでもお見かけする売れっ子ベテラン女優の彼女、毒々しくも珍妙な演技が笑えます。青年秘書にハアハア迫るシーンとか、キモすぎてほとんどホラー。老女と若い男のセックスシーンなんて、グロテスクです。
ヨンジャク役のキム・ガンウが、色んな意味で頑張ってました。
シャープな顔立ちですが、時折あどけない子どもっぽい表情になるガンたんが好きです。真面目で純朴な青年が、トンデモ一家に染められて道を踏み外していく姿を、カラダを張って熱演してました。スーツが似合ってカッコいい!そして、もちろんスーツも脱いで自慢のモムチャンもバッチリ必要以上に披露してます。すげーカラダ!何で秘書があんな肉体美なの?なんてヤボなツッコミはなしよ♪
逆噴射一家に振り回され弄ばれ、汚い仕事を押し付けられて散々な目に遭うガンたんが、可哀想だけどコミカルで可愛いです。さかり狂った婆さんに迫られ犯され?るシーンのガンたん、カンベンしてくれよぉ~誰か助けてくれ~と心の声が聞こえてくる、そのイヤそうな顔が珍妙で笑えて可愛い!でも…ばああ&若い男なら笑えるけど、じじい&若い女なら、悲惨陰惨で笑えませんよね。
クモクのあくどい息子チョルが、ふっくらした市原隼人みたいで可愛い。誰だろ?どっかで見たことあるなあと思ったら…
あ!「ピーターパンの公式」のオン・ジュワンくんじゃん!いつの間にか兵役から復帰してたんですね。大人(おっさん?)っぽくなったけど、やっぱ可愛いですね。そーいやジュワンくんとガンたんは、「台風太陽」でも共演してましたよね。二人とも、大人の男になったなあ(遠い目)…
各方面から非難ゴーゴーみたいですね。世が世なら、不敬罪で死刑だもんね。
山本太郎自身には、非難されてるような陛下の政治的利用、なんて意図はなく、単なる子どもっぽい感情にかられての行為だったとは思うけど…陛下のお立場やお気持ちを考えてほしかったですよねえ。あんなことして、陛下を困らせるだけじゃん。陛下に現状を知ってほしかった!と繰り返し言ってましたが…まるで陛下が何もご存じなく、塗炭の苦しみを強いられる国民をよそに、雲の上で安穏と暮らしてる、とでも思ってるのでしょうか?それこそ大変に失礼なことですよねえ。それと…陛下以上に困惑してるのは、被災者の皆さんや、太郎を支持してる人たちではないでしょうか。こんな子どもっぽい男に、大事なことを任せていいのかと懐疑的にならないのかな。
どんなに正しいと信じてることでも、それで何もかもが許されるわけではなく、盲目的にならずに理性的に行動しなければならないなあ、と大人として考えさせられる今回の椿事です。
お松の第4回韓国映画祭②
「蜜の味 テイスト オブ マネー」
秘書のヨンジャクが仕える財閥一族は、会長夫人のクモクが実権を握っていた。入り婿の会長がフィリピン人のメイドと愛し合う関係になり、すべてを捨てて家を出ようとしたことから、長年保たれていた一族内の均衡が崩れ、ヨンジャクは一家の歪んだ欲望と危険な策謀に引きずり込まれていく…
「ハウスメイド」のイム・サンス監督作品。前作はハレンチ家政婦は見た!で、今回はイケメン秘書は見た!な~んてサブタイトルつけたい内容です。両作とも、韓国のブルジョア一家の歪んだ価値観や醜い色欲を描いてます。それにしても、韓国の金持ちって…TVドラマでもおなじみですが、ほんとにあんな風なんでしょうか。カネはあっても、品もスカもないですよねえ。卑しくて下品すぎる。日本やヨーロッパの貴族や上流社会のような、高貴で優美な退廃とか背徳感が微塵もないし。ファッションやインテリアも、悪趣味すぎるし。言動も露骨でエゲツなさすぎ。ぜんぜん羨望とか憧れがわいてきません。そんな韓国ブルジョアの醜さや低俗さを、エグく滑稽に描いたブラックコメディです。
冷酷で狡猾な女傑が隠然たる権力を握る財閥一族、といえば、ヴィスコンティ監督の名作「地獄に堕ちた勇者ども」を彷彿とさせますが、もちろんヴィスコンティ作品のような絢爛たる退廃や耽美などはなく、クモクにはイングリッド・チューリンが演じたあの魔性の貴婦人のような、妖しい魅力もクールな貫禄もない。ただのヒステリックな成金おばちゃん。周囲を操るための陰謀や奸計をめぐらすタイプではなく、激情的で感情的直情的に即行動なクモクさん、かなりトンデモなキャラで笑えます。すぐカっとなる暴れん坊なところは、いかにも韓国アジュンマって感じ。怖いけど、やくざの姐さんレベルなんだよなあ、やることが。スケールが小さい。演じてるのは、「ハウスメイド」で不気味な家政婦長を怪演したユン・ヨジョン。いろんなTVドラマでもお見かけする売れっ子ベテラン女優の彼女、毒々しくも珍妙な演技が笑えます。青年秘書にハアハア迫るシーンとか、キモすぎてほとんどホラー。老女と若い男のセックスシーンなんて、グロテスクです。
ヨンジャク役のキム・ガンウが、色んな意味で頑張ってました。
シャープな顔立ちですが、時折あどけない子どもっぽい表情になるガンたんが好きです。真面目で純朴な青年が、トンデモ一家に染められて道を踏み外していく姿を、カラダを張って熱演してました。スーツが似合ってカッコいい!そして、もちろんスーツも脱いで自慢のモムチャンもバッチリ必要以上に披露してます。すげーカラダ!何で秘書があんな肉体美なの?なんてヤボなツッコミはなしよ♪
逆噴射一家に振り回され弄ばれ、汚い仕事を押し付けられて散々な目に遭うガンたんが、可哀想だけどコミカルで可愛いです。さかり狂った婆さんに迫られ犯され?るシーンのガンたん、カンベンしてくれよぉ~誰か助けてくれ~と心の声が聞こえてくる、そのイヤそうな顔が珍妙で笑えて可愛い!でも…ばああ&若い男なら笑えるけど、じじい&若い女なら、悲惨陰惨で笑えませんよね。
クモクのあくどい息子チョルが、ふっくらした市原隼人みたいで可愛い。誰だろ?どっかで見たことあるなあと思ったら…
あ!「ピーターパンの公式」のオン・ジュワンくんじゃん!いつの間にか兵役から復帰してたんですね。大人(おっさん?)っぽくなったけど、やっぱ可愛いですね。そーいやジュワンくんとガンたんは、「台風太陽」でも共演してましたよね。二人とも、大人の男になったなあ(遠い目)…