まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

湖畔のハッテン場殺人事件!

2017-06-18 | フランス、ベルギー映画
 昨日6月17日は、大瀬良大地くんの誕生日でしたね!Happy birthday to 大地!26歳になった大瀬良くん、初々しかった彼も、アラサーの仲間入り。たくさんの後輩に慕われ、優しく頼もしい先輩ぶりも板についてきました。かんじんのお仕事のほうが、ちょっとピリっとしないのが気になりますが、まだまだペナントレースは真っただ中。起死回生、捲土重来の活躍を期待してます

 大瀬良くん、今年こそは10勝!よりも、今年こそは結婚?!のほうが気になる私。後輩の薮田くんの電撃入籍には驚かされました。そろそろ大瀬良くんの番、と戦々恐々としてる私ですでも、大瀬良くんを活躍させるアゲ◯ン嫁なら、ぜんぜん大歓迎です。できれば女子アナ、グラビアじゃなくて、大物女性アスリートとかと結婚してほしいな~。吉田沙保里とか伊調馨とか。

 それにしても。プロ野球選手といえば、若くして女子アナかモデル、グラビアタレントと結婚、が定番ですが(カープも緒方監督はじめ、新井さん、石原、マエケン、あまやん、中村恭介、堂林くん、やぶたんetc.)、なかなか年貢をおさめない選手がカープに数名いるのが気になる。そう、福井と菊池、野村です。元モー娘の女子アナと付き合ってたノムスケはさておき、ふっくんとキクに関する女性がらみの噂やスキャンダルって聞いたことないし、ひょっとしたら、ひょっとして?って、んなわけないか!

 話はガラっと変わりますが。今年はフランス映画祭に行けなくて悲しい生のイザベル・ユペールに会えて感激してから、もう1年が経過したんですね~。超話題作「エル ELLE」を引っ提げて、今年もフランス映画祭にやって来るユペりんに会いたかった!今年はユペりんやポール・ヴァーホーヴェン監督のトークショーもあるとか。行ける方々が羨ましい!
 お江戸には行けないので、独りでひっそりとフランス映画を楽しもうと思います。
 
 お松の独りフランス映画祭①
 「湖の見知らぬ男」
 セックス相手を求めて湖畔の発展場に通うゲイのフランクは、殺人事件の現場を目撃してしまう。後日、魅力的な男ミシェルがフランクに近づいてくるが…
 日本では知る人ぞ知る的な存在であるフランスの新鋭、アラン・ギロディ監督作品。ヨーロッパでは高く評価され、日本でもカルト的な人気を誇っているのだとか。
 ハッテン場。それは究極の女人禁制!男たちの欲望が、ねっとり熱く渦巻く秘園!本当にそんな場所があるのかと、無縁な者には信じがたいけど、実際には児童公園とか駅のトイレとか、意外と身近な場所がそうだったりするらしいですね。
 BL大好きな腐女子たちが軽々しく観たら、あんころ餅のつもりが馬糞を食べてしまった!みたいなことになりかねない、そんな映画です。夢見がちな腐には、かなりキツいです。とにかく、ゲイのセックスシーンが生々しい!腐は男同士の恋愛が三度のメシより大好物、男同士のセックスにも興味はあるけど、あくまでそれはファンタジーの世界、美しい妄想の範囲内。なので、本番としか思えぬリアルな性交や、劇中ほとんど全裸な男たちの丸だしなチ○コ、丸見えなア○ルなど、ほとんどの腐にとってはウゲゲ以外のナニモノではない。かくいう私も、少女漫画に近いソフト&ライトなBLが好きなので、この映画で繰り広げられるゲイの生態は、かなりショッキングでした。これ、ほんとに一般映画?!ゲイビデオじゃないの?!と、ボカシなしでズコバコ、ギンギンなアレを手○キ、フェ○など、食べてたお菓子の手が止まるほどグロテスクでした。男同士でも男女でもセックスは、気持ちいいけど汚い行為、ということをあらためて思い知ったような。

 女性は一人も出て来ません。そして男たちはみんな、ほぼ全裸。デロっとしたイチモツを常にブラブラさせてます。あそこまで堂々と出してたら、ちっともイヤらしくないです。やっぱ秘部は隠してる、見えそうで見えないのがエロいんですよね。しばらく気づかなかったのですが、みんなパイ○ンなんですよ。ツルッツルに剃ってます。陰毛がいかにイヤらしく見えるかが、ないとよく分かります。AV俳優ではなく、フランスでは有名な俳優たちがやってるところがスゴいです。日本ではまず無理。ハッテン場で男を漁るゲイ、といえば、「怒り」ではブッキーも演じてましたが、あれぐらいが丁度いいんですよ。
 それにしても。性欲って怖いな~と、殺人事件があっても警察がいても、ハッテン場に来ずにはいられないフランクたちゲイを見ていて思いました。不特定多数とセックス、なんてヤバすぎる。しかも、殺人鬼かもしれない男と。まさに命がけの性欲満たし。恐怖さえも凌駕する性欲。それがない私は、幸なのか不幸なのか…
 殺人事件が起こるのですが、ミステリーな展開、サスペンスな内容でもなく、あくまで淡々としたドキュメンタリー調なので、気を付けないと睡魔に襲われます。映像は美しく、湖と森の静けさ清々しさ、涼しげな風の音、降り注ぐ優しい陽射しが、男たちの汗と精液の臭いに満ちそうな空気を浄化しています。ゲイだけに独占させるには惜しい湖畔でした。もし家族連れやカップルが、ハッテン場と知らずにあそこへ行ってしまったら、さぞや困惑することでしょう。

 フランク役のピエール・ドゥラドンシャンは、綾瀬はるか主演の大コケした邦画「万能鑑定士Q」(周囲に観た人、誰もいない!)にも出演していたとか。まあまあイケメンだけど地味~です。でも大胆すぎるゲイ演技、タダモノじゃないです。今年も「マドモアゼル」や「灯台守の恋」などの名匠フィリップ・リオレ監督の新作“Le fils de Jean”でセザール賞主演男優賞にノミネートされるなど、フランスでも注目株の俳優みたいです。彼を含め、登場するゲイを演じる俳優たちが、みんな腐好みのイケメンや美青年ではないところも、ゲイのリアルワールドを形成していました。
コメント (2)
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