まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

I wish you a magical year 2023!後編

2023-01-08 | 演劇
 どんな役を演じてもにじみ出てしまうムカイリーの、あの人を見下したような冷ややかさが好き。なので、大人ハリー・ポッターはまさに適役!アルバスへの態度はほとんどモラハラな精神的DVなのに、嫌な感じは全然せず。私もムカイリーパパに怒られたい!失笑冷笑されたい!ドSなムカイリーに魅了されっぱなしでした。でも、主役はどちらかといえば息子のアルバスで、ムカイリーは出ずっぱりではなかったのがちょっと物足りなかったです。スコーピオスが変身したハリーの時のムカイリーは、すごく可愛かったです。それはそうと。満席の観客席、上演中に私の周囲では何人かの高齢男性がいびきをかいて寝てた。まあ、おじさんにはキツい内容なのは確か。ハリポタファンの奥さんに強制的に連れてこられたんだろうな。帰宅したら奥さんに怒られそうで心配に

 ハーマイオニーって、ハリーではなくロンと結ばれてたんですね!ハーマイオニーもハリーの妻も、ギャーギャー怒ってばかりのキツい鬼嫁で、女性キャラの好感度はかなり薄かったです。こじらせ少年すぎるアルバスも、見ていてイライラしました。キャラと喋り方、アルバスが炭治郎、スコーピオスが善逸、みたいだった。鬼滅の刃って、ちょっとハリー・ポッターの影響あり?あと、タイムトラベルで過去へ行く設定は、ほとんどバック・トゥ・ザ・フューチャーだった。自分たちの都合で過去をいじくり回して、関係ない人たちの人生や運命はどうなってもいいの?と鼻白んでしまった。

 からくり満載なセット、宙を飛んだりクルクル回転したり、炎やビームが出たり水中シーンがあったり、大がかりなマジックショーみたいな演出は、およそ目を驚かすものばかりでした。でもいちばんビツクリだったのは、まさかのBL!多様性を重視する時代らしいラブストーリーは、なかなか切なく微笑ましかったです。ひと昔前のイギリスでは犯罪だったのに、ラストのカミングアウトが温かく優しく受け入れられたのが現代的でした。旧シリーズは今もあまり観たいとは思わないけどこの舞台の映画版なら観たいかも。映画なら英国美青年、イケメンのラブシーンあるでしょ当然!

 続きはお楽しみに!な終わり方、まだまだ引っ張りそうな商魂たくましさです。カーテンコール、にこやかな共演者たちと違い、ムカイリーだけは笑顔をほとんど見せず、疲れた不機嫌そうな表情。何度も繰り返すカーテンコールにウンザリしてる?そんなところもムカイリーらしくて好きです
 期待以上にマジカルな舞台、そしてムカイリーのカッコよさと役者ぶりでした。美しくも成熟した大人の俳優に相応しい役で、今年こそ面白そうなドラマや映画にも出てほしいとI wish!舞台の上の彼もまた見たい!
 観劇後は、韓流ファンの聖地である新大久保へ。夜のとばりが降りた新大久保は、ごった返しの人!人!人!うう。梨泰院の恐怖アゲイン

 はちみつホットク、トッポギを立ち食い。ソウルで食ったのよりマシッソ!韓国の食材店やコスメ店など見て回ってると、あっという間に広島に戻るバスの時間間近に。今度はもっと余裕をもって楽しみたいコリアンタウンでした。急いで新宿バスタへ。ほとんど駆け込み乗車。バス内で夕食用に買ったプルコギちび海苔巻きを食べました。これもマシッソヨ~。
 素敵な思い出、年の終わりになって作ることができました。2023年も映画や舞台、たくさん観に行けたらいいなあ。旅行もしたいな~。ぼっちライフ、今年も健康で文化的に送りたいたいと思います(^^♪
 
 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする