まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

リンカーンは生きていた!

2008-07-03 | 北米映画 00~07
 やっとこさ美容院へ行けました。夏なので、思い切ってバッサリ切ってもらいました。ワタシ史上、最短髪!ラストフレンズのルカみたいになっちゃいました。男は諦めて、ルカを見習って長澤まさみみたいな可愛い巨乳ちゃんを好きになりそうです。

 「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」
 パート1より先に観てしまいました。
 歴史学者のトレジャーハンター、ベン・ゲイツの前に現れた謎の男ウィルキンソン。彼によって着せられた、ゲイツ家の先祖がリンカーン暗殺に関わったという汚名を晴らすため、ベンは暗殺者の残した日記に秘められた暗号を解こうとするが...
 パート1を観てないと???な内容じゃなかったので安心。でもやっぱ、順番に観るべきかも...
 すごく面白かったです。インディ・ジョーンスとかロマンシング・ストーンとか、冒険ものが好きな私なので、満足満足♪ありえねー!!ンなアホなー!のテンコモリなんですが、それを楽しむ映画ですよね。真面目にアラさがしなんて、無意味だし時間の無駄。
 スケールの大きい宝探しが楽しい。ワシントン、パリ、ロンドン、と縦横無尽。移動、早っ!パリの自由の女神、ロンドンのバッキンガム宮殿、ラシュモア山の歴代大統領彫像など、各地の名所に宝の居所を解く鍵が隠されているのも、観光気分を味わえる趣向になっています。
 アメリカの歴史に詳しければ、もっと楽しめたかもなあ。歴史的事実の裏に実は!な、トンデモ陰謀説が好きな人には、ほんと愉快な内容だと思う。荒唐無稽!と一蹴するのではなく、信じる信じないは別にして、もしそうだったら面白いな、と思える柔軟さ、あっても悪くないはず。
 奇抜で凝った仕掛けや小道具も目に楽しい。よく思いつくなあ、と感嘆してしまう発想の数々。そして、次々とスゴい行動に出るベン一味に唖然。秘密を聞き出すために、アメリカ大統領を誘拐(ていうか、おびき出し?)までしちゃうし。バッキンガム宮殿やホワイトハウスに、あんなにいとも簡単に侵入できちゃうなんて。日本の皇居には、忍び込まないでね!
 バッキンガム宮殿のセキュリティ職員なんて、後で始末書・減棒・クビものだよなあ、とか。ロンドンのカーチェイスでメチャクチャにされたカフェ、誰に弁償してもらうのかなあ、何で警察がすぐ出動しないのかなあ、とか。そんなことは一々気になる私です。
 キャストが、こーいうアドベンチャー映画にしてはシブい。
 ウィルキンソン役のエド・ハリス(中途半端な悪役だったなあ)、ベンの父はアンジーパパことジョン・ヴォイト、ベンの母は何と!ヘレン・ミレン。ハーヴェイ・カイテルとかも出てるし。これが本格的ドラマなら、異様に濃ゆいメンツです。私らだって、たまにはビックバジェットな娯楽大作にも出たいの!な名優たちです。
 ベン役のニコラス・ケイジは、相変わらずモト冬樹なんだけど、ふとした瞬間に男前にも見える不思議な俳優です。ベンの知識や行動力より、記憶力に驚嘆。私なんか、自分の携帯番号さえ憶えらないのに...
 ベンの仲間ライリー役のジャスティン・バーサが、わりとカッコカワイくてイケてたのも収穫。
 パート1も観なきゃ♪
 
 

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