いよいよ、秋からの連続ドラマのラインナップが出揃い始めましたね!
「ガリレオ」福山雅治が、久々に俳優復帰!待ってました♪でも、相手役は私の超苦手な死馬裂き...
「歌姫」佐藤隆太でも、また脇役で、主役は長瀬。ヒロインが、あわわ。ワタシ的最凶ドラマクラッシャー3人娘の筆頭、あいぶ何とか!
「ワイルドママ」向井理でも、もちろん脇役。上戸主演という時点で、もう食指は動かない
「風の行方」福士誠治NHKの手堅い時代劇、面白いか超退屈のどちかだろうなあ
「オトコの子育て」小泉コータローでも、やっぱ脇役。話も超つまんなそう...
「おいしいごはん」渡団長&徳重聡ホームドラマよりも、ホントは西部警察系のほうがいいんだけどなあ
「SP」岡田准一&堤真一でも脚本が不安...
たぶん今秋は、途中リタイアの連続で、一本も完観しないかも...
皆様は、どんなドラマを楽しみにしてらっしゃいますでしょうか?
「悪女」
キューティ・ブロンドことリース・ウィザースプーンが、19世紀初頭のイギリスを舞台に、上流社会で成りあがろうと野望に燃えるヒロインに扮した文芸ドラマ。原作は、サッカリーの「虚栄の市」。
邦題が???ヒロイン、悪女じゃないし。他人を騙したり傷つけたりすることも躊躇しない悪辣非情なアバズレなんかじゃなく、今に見とれよ~!サクセスしたるで~!と頑張るガッツだぜ猛女、なヒロインなのです。
上流階級の人々に巧みに取り入って、上へ上へと階段を登っていくヒロイン。人々の心を掴むのに、顔や肉体ではなく、持ち前の才覚と機知を武器にしているので、たぶらかしてる!とかズル賢い女狐!といった感じは全然ない。あんなに頭が良くて面白くて頼りになる女なら、誰だって魅了されます。打てば響くような才気こそ、美貌や若さと違って、色褪せない女の価値、最高の武器だよなあ、とヒロインを見ていて思いました。
美人じゃないけど明るくて前向き、勝気でバイタリティにあふれた頭脳明晰な野心家のヒロインって、まさにリース・ウィザースプーンご本人そのものなキャラ!?てっぺん目指して、七転び八起き・猪突猛進なキューティブロンドさんが、愉快痛快です。逆境や苦境、失敗や屈辱にも決してヘコたれず、怒りや悲しみさえバネにして奮い立つ強さが、ほんと逞しくてカッコいいです。ウジウジした涙や泣き言など、まったく見せない言わないし。頭カラッポで思いやりのない金持ち連中のイヂメや侮辱など、才気煥発にサラリとかわし、時にはキツくやり返す、キューティブロンドの勇姿が爽快です。
あまりにも強い野心と性格が、大事なものを見えなくしてしまう怖さ愚かさも、ヒロインは教えてくれます。実際のキューティブロンドも、あんな風に自信たっぷりに、自分の信じる道を驀進する女だからこそ、ライアン・フィリップに逃げられたのかしらん(勝手な憶測)?
この映画のヒロインやキューティブロンドさんみたいな猛烈女って、男をダメにしちゃうんだろうなあ。ヒロインの夫も、はじめは素敵な男だったのに、女房があまりにも頭が良くて逞しいせいで、男としての立場や沽券はズタズタ。ライアン・フィリップも、はじめは将来を嘱望されてたイケメン俳優だったのに、ハリウッドきっての高額ギャラを貰うオスカー女優という女房の威光に圧されて、ショボくれ下降線。女が偉いのか、男が情けないのか。愛があっても、人間的格差がそれを阻んでしまうのでしょうか。
脇役も、味わい深いメンツ。
ヒロインの親友の夫役のジョナサン・リース・マイアーズが、やっぱカッコカワイイ~最低な若造の役なんだけどね
斜に構えたスカした顔&態度が、憎たらしくて可愛いジョナです。軍服姿もイケてます。最期が哀れで涙ジョナの息子(幼少&少年、演じてる二人の男の子もキュート)が、顔も性格も父親そっくりなのが、笑える因果。
ヒロインの夫役のジェームズ・ピュアフォイも、なかなか男前でした。地味になったヒュー・ジャックマンみたいな?
リス・エバンズが、ヒロインの親友を愛する軍人役。珍しく変態でも悪人でもない、この映画の中では唯一?良心的な役の彼です。
あと、ガブリエル・バーン、ボブ・ホスキンス、ジム・ブロードベントといったオヤヂ名優たちも、さすが年季の入ったコクのある演技と存在感。
英国の階級社会の厳然さにも、いつもながら驚嘆。みんながみんな、金や地位をめぐって狂奔する姿が、滑稽で浅はかで悲しい。
金がかかってそうなセットや衣装も、目に楽しいです。ミーラー・ナーイル監督の、インド人女性らしい感性に満ちた色彩感覚やエキゾチックムードも、なかなかの珍味です。キューティブロンドのインド舞踊?シーンが笑えます。
「ガリレオ」福山雅治が、久々に俳優復帰!待ってました♪でも、相手役は私の超苦手な死馬裂き...
「歌姫」佐藤隆太でも、また脇役で、主役は長瀬。ヒロインが、あわわ。ワタシ的最凶ドラマクラッシャー3人娘の筆頭、あいぶ何とか!
「ワイルドママ」向井理でも、もちろん脇役。上戸主演という時点で、もう食指は動かない
「風の行方」福士誠治NHKの手堅い時代劇、面白いか超退屈のどちかだろうなあ
「オトコの子育て」小泉コータローでも、やっぱ脇役。話も超つまんなそう...
「おいしいごはん」渡団長&徳重聡ホームドラマよりも、ホントは西部警察系のほうがいいんだけどなあ
「SP」岡田准一&堤真一でも脚本が不安...
たぶん今秋は、途中リタイアの連続で、一本も完観しないかも...
皆様は、どんなドラマを楽しみにしてらっしゃいますでしょうか?
「悪女」
キューティ・ブロンドことリース・ウィザースプーンが、19世紀初頭のイギリスを舞台に、上流社会で成りあがろうと野望に燃えるヒロインに扮した文芸ドラマ。原作は、サッカリーの「虚栄の市」。
邦題が???ヒロイン、悪女じゃないし。他人を騙したり傷つけたりすることも躊躇しない悪辣非情なアバズレなんかじゃなく、今に見とれよ~!サクセスしたるで~!と頑張るガッツだぜ猛女、なヒロインなのです。
上流階級の人々に巧みに取り入って、上へ上へと階段を登っていくヒロイン。人々の心を掴むのに、顔や肉体ではなく、持ち前の才覚と機知を武器にしているので、たぶらかしてる!とかズル賢い女狐!といった感じは全然ない。あんなに頭が良くて面白くて頼りになる女なら、誰だって魅了されます。打てば響くような才気こそ、美貌や若さと違って、色褪せない女の価値、最高の武器だよなあ、とヒロインを見ていて思いました。
美人じゃないけど明るくて前向き、勝気でバイタリティにあふれた頭脳明晰な野心家のヒロインって、まさにリース・ウィザースプーンご本人そのものなキャラ!?てっぺん目指して、七転び八起き・猪突猛進なキューティブロンドさんが、愉快痛快です。逆境や苦境、失敗や屈辱にも決してヘコたれず、怒りや悲しみさえバネにして奮い立つ強さが、ほんと逞しくてカッコいいです。ウジウジした涙や泣き言など、まったく見せない言わないし。頭カラッポで思いやりのない金持ち連中のイヂメや侮辱など、才気煥発にサラリとかわし、時にはキツくやり返す、キューティブロンドの勇姿が爽快です。
あまりにも強い野心と性格が、大事なものを見えなくしてしまう怖さ愚かさも、ヒロインは教えてくれます。実際のキューティブロンドも、あんな風に自信たっぷりに、自分の信じる道を驀進する女だからこそ、ライアン・フィリップに逃げられたのかしらん(勝手な憶測)?
この映画のヒロインやキューティブロンドさんみたいな猛烈女って、男をダメにしちゃうんだろうなあ。ヒロインの夫も、はじめは素敵な男だったのに、女房があまりにも頭が良くて逞しいせいで、男としての立場や沽券はズタズタ。ライアン・フィリップも、はじめは将来を嘱望されてたイケメン俳優だったのに、ハリウッドきっての高額ギャラを貰うオスカー女優という女房の威光に圧されて、ショボくれ下降線。女が偉いのか、男が情けないのか。愛があっても、人間的格差がそれを阻んでしまうのでしょうか。
脇役も、味わい深いメンツ。
ヒロインの親友の夫役のジョナサン・リース・マイアーズが、やっぱカッコカワイイ~最低な若造の役なんだけどね
斜に構えたスカした顔&態度が、憎たらしくて可愛いジョナです。軍服姿もイケてます。最期が哀れで涙ジョナの息子(幼少&少年、演じてる二人の男の子もキュート)が、顔も性格も父親そっくりなのが、笑える因果。
ヒロインの夫役のジェームズ・ピュアフォイも、なかなか男前でした。地味になったヒュー・ジャックマンみたいな?
リス・エバンズが、ヒロインの親友を愛する軍人役。珍しく変態でも悪人でもない、この映画の中では唯一?良心的な役の彼です。
あと、ガブリエル・バーン、ボブ・ホスキンス、ジム・ブロードベントといったオヤヂ名優たちも、さすが年季の入ったコクのある演技と存在感。
英国の階級社会の厳然さにも、いつもながら驚嘆。みんながみんな、金や地位をめぐって狂奔する姿が、滑稽で浅はかで悲しい。
金がかかってそうなセットや衣装も、目に楽しいです。ミーラー・ナーイル監督の、インド人女性らしい感性に満ちた色彩感覚やエキゾチックムードも、なかなかの珍味です。キューティブロンドのインド舞踊?シーンが笑えます。
同じブ○でも、リース・ウィザースプーンは魅力を感じるけど、KDとかGPは苦手な私。リースは、男にモテモテな魅惑のヒロイン、なんて勘違いな暴挙はしないので、好感度が高い♪賢そうなところも好き。
ヒロイン、ちっとも悪女じゃないですよね。とても素敵な女性だったような。才気豊かな女性に憧れます。
私も、ジョナ目当てで観ました~♪ほんと、小憎らしくて可愛かったですよね。次は「マッチポイント」観よっと♪
TB、ありがとうございます~☆fizz♪さんのレビュー拝読して、そうそう!&なるほど~!の連続でした♪
リースのお顔があまり好みじゃなかった私ですが、この映画や『ウォーク・ザ・ライン/君への道』で、女優としてすっかり見直しました。
邦題、ちょっと違ってますよね? ちっとも悪女じゃなかったですよね。
たけ子さんが書いていらっしゃるように、才気煥発、へこたれない、愚痴を言わない、カッコいい女性です。
かのクレオパトラも美貌というよりは、語学力に優れた才気豊かな女性だったという説も有るそうですよね。
>ジョナサン・リース・マイアーズが、やっぱカッコカワイイ~
うんうん、これも同感です! ジョナくん、こんな小憎らしい役をやらせたら右にでる者なしですよね♪(笑) 彼が出てなかったら観なかったかも知れない映画でした。
TBさせて頂きました。