まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

キダリアジョッシ

2007-09-20 | 韓国映画
 今さらな話題ですが...
 anan恒例の“好きな男”、今年も木村タコヤさんが1位だったとか。ananは眉唾ものだよなあ、という声が多い中、他の雑誌の好きな男・嫌いな男ランキングも、興味深い結果が...
 某女性誌が敢行した、新宿2丁目での人気不人気投票。好きな男ベスト1は、坂口憲二。2位は妻夫木聡。うう~ん、なるほど納得!嫌いな男は、ダントツで木村タコヤさん!理由が厳しすぎるほど的を射ており、さすがというか怖いというか。ゲイ雑誌でも、キム・タコさんは出川哲郎と並ぶ殿堂入り的嫌われ者だとか。福山雅治も人気がないらしい。キムタコも福山も大好きなYAOI女とは、やはり厳然とした相違があります。
 続いて、週刊文春の“ananでは書けない、女が本当に嫌いな男”(文春らしい意地悪さ全開!)。ワーストは、これまたブッチギリでキム・タコさん!ちなみに2位はもこみち、3位は松じゅん。だけど、好きな男でも、1位はキム・タコという面白い結果。
 よしにつけあしにつけ、これほど日本人の心を捕らえて放さない木村タコヤさんって、やっぱスゴい人なんですね。混迷する政界に、いま必要な人物かもしれない?とさえ思ってしまいました。

 「ふたつの恋と砂時計」
 韓国版あしながおじさん。身寄りのないヒロインが、姿を現さずに援助してくれる“あしながおじさん”を慕いながら、仕事や恋に励むが...
 韓国映画らしい、乙女ちっくな内容。キャンディキャンディとか、大昔の少女漫画みたいです。微笑ましく可愛いとは思うけど...やっぱ私の心は、濁ってるんだろうなあ。乙女なシーンや小道具や台詞に、胸キュンしたり涙ウルウルしたりするより、寒イボ立ったり失笑したりすることのほうが、断然多かった...のが、ほんと悲しいし自分がイヤになる。
 ヒロインの恋と同時進行みたいな形で描かれる、彼女が下宿部屋のパソコンで見つけたメールの中の恋が、よく分からない?いったい、どーいうことだったのか?ていうか、つまんないので、どーでもよくなってしまった。片想いの仕方が、何だか気持ち悪かったし。好きな相手に声もかけられず、でも一緒にいたい、見つめていたいので、大学も就職先も同じところを選び、ひたすら物陰から相手を観察したり、話を盗み聞きしたりしてるのって...切ない恋なんですか?執念深いストーカーみたい...
 ヒロインと資料室の青年との恋も、中学生より清純だし。大の大人が何やってんの、とイライラ。ラスト近くになると、お約束の難病お涙ちょうだいになちゃっうし。またかよ!と興ざめ。
 話は乙女すぎて、冷血人間の私にはキツかったけど、キャストは良かったです。
 ヒロイン役のハ・ジウォン。彼女の健康的な美しさと溌剌演技が好きです。素直な優しい女の子の役より、「バリでの出来事」や「秘密」「真実ゲーム」みたいな、屈折したキツい娘の役のほうが、魅力的とは思うのだけど。ハ・ジウォンといえばの、ビンタされて鋭い目で相手を睨む!なシーンがなく、ちょっと物足りなかったかも。
 ヒロインと恋する資料室の青年役の俳優が、パク・ヨンハをさらにおとなしく地味にした感じで、優しそうというより薄い~!まさに草食系。サシで勝負させたら、ハ・ジウォンのほうが勝ちそう。付き合っても、絶対エッチなんかしそうにない、みたいな。でも韓国俳優らしく、背が高くてスタイルはいい。
 いちばんの好演(珍演?)を見せてくれたのは、バリ出来のミヒことシニ。彼女、ただそこにいるだけで笑えます。あの上目遣い、あの喋り方、あのキャラ。絶妙すぎます。ハ・ジウォンのマブダチ役といえば、もうシニしか考えられないって感じです。共演作が多いけど、実際にも仲良しさん?同じ事務所か何かなの?
 この映画を観た理由&目的は、もちろんヒョンビンに逢いたかったから。
          
 メールの恋物語に出てくる男の子の役。え!もう終わり!?な、チョコっと出演でしたが、やっぱカッコかわいいビニです。可愛い猿顔&特徴ある低い声がチョアチョア
 ああ~私も、あしながおじさんと援助交際したいなあ。紫のバラの人でもいいや。カッコよくなくてもいい、若くなくてもいい、お金さえあれば...
 

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