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デイオフだった今日は、朝から不快にさせる出来事が...
転んで怪我をした婆さまを病院に連れていくため、初めて介護タクシーを利用することに。しかし、午前10時に来てもらうよう頼んだのに、お昼近くになっても来ない。会社に連絡しても、何だかラチのあかない返事。どーいうこと!?信じられない!と、my motherと2人でブツブツ言ってたら、12時すぎてやっと来た。大遅刻もいいところなのに、平然としてる運ちゃん。あの~10時の約束ですよね?と私が言っても、そしらぬ顔で婆さまを車に連れていこうとする。あまりな態度に、あの~すみませんの一言もないんですか?と、つい口から文句が。するとmy motherが、何言ってんの!やめなさい!まあ、ごめんなさいねえ、この子ったら。気にしないでくださいねえ、と運ちゃんにペコペコ。な、何でこっちが謝らねばなんないのさ!?とてもサービス業者とは思えない運ちゃんより、誰にでも良い顔をする母のほうが不愉快でした。あーいう母の態度を、優しさとは言わないのでは...
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「ふたりの5つの分かれ路」
フランソワ・オゾン監督作品。
離婚→結婚生活→出産→結婚→出会い、と過去に遡って夫婦の愛を描く、巻き戻し形式がユニーク。不幸な結末が最初で、幸せな始まりが最後、というのが何だか不思議な余韻を残します。
幸せなはずの過去にバック・トゥーしながらも、そこはかとなく不幸の兆しや不協和音が漂っていて、どんなに愛し合っている男女も、しょせんは違う生き物、埋められない溝や解かり合えない領域があるのだなあ、それに目を塞いで一緒に生きることって、難しいよなあ、とシミジミ思ってしまいました。永遠の愛なんて、幻想?たとえ愛よりも忍耐と諦念だとしても、仲良く長年連れ添っているご夫婦を、ほんと尊敬します。
女よりも男のほうが、精神的に脆くて狭量だと、夫婦関係も壊れやすいのでしょうか。この映画の夫も、普段は優しく魅力的な男性なのに、ふとしたことで妻を不安や不信に陥れる言動をしたり。難産で苦しむ妻の傍に行かなかったのは、どういう男性心理なんだろう?繊細すぎ?恐怖心?
夫婦の微妙な愛の温度差が、淡々と深く描かれていて面白かったけど、わかるわかる!と納得したり共感したりするには、結婚したことがない私にはまだ早いのかもしれません。
妻役のヴァレリア・ブルーニ・テデスキは、「ぼくを葬る」にも連続出演したオゾン監督のお気に女優。美人ではないけど(Mr.レディに見えることも...)個性的で印象に残る容貌と演技。冒頭の別れる記念?的夫婦まぐあいシーンでは、ボカシ入りのヌードも。リアルに崩れた感じの裸体が、妙に生々しくエロいです。彼女、見えないけどイタリアの名家出身のスーパーご令嬢なんですよねえ。お嬢が売りだけど、しょせん宿屋や芸能人の娘パリスやGP、松たかこなどとは、身分が違うのです。
夫役のステファン・フレスが男前!シブくて知的ワイルド。苦味走ったヒュー・ジャックマンって感じ?かなりの肉体美も高ポイント。
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サブキャラとして、夫の兄とその彼氏など、ちゃんとチャーミングなゲイが出てくるのも、オゾン監督作品らしい。
オゾン監督の作品は、この映画や「まぼろし」「ぼくを葬る」といった、人生は儚く虚しい夢物語系よりも、「8人の女たち」や「焼け石に水」といった,毒々しい笑い充満のぶっとび系のほうが、私は好きです。
転んで怪我をした婆さまを病院に連れていくため、初めて介護タクシーを利用することに。しかし、午前10時に来てもらうよう頼んだのに、お昼近くになっても来ない。会社に連絡しても、何だかラチのあかない返事。どーいうこと!?信じられない!と、my motherと2人でブツブツ言ってたら、12時すぎてやっと来た。大遅刻もいいところなのに、平然としてる運ちゃん。あの~10時の約束ですよね?と私が言っても、そしらぬ顔で婆さまを車に連れていこうとする。あまりな態度に、あの~すみませんの一言もないんですか?と、つい口から文句が。するとmy motherが、何言ってんの!やめなさい!まあ、ごめんなさいねえ、この子ったら。気にしないでくださいねえ、と運ちゃんにペコペコ。な、何でこっちが謝らねばなんないのさ!?とてもサービス業者とは思えない運ちゃんより、誰にでも良い顔をする母のほうが不愉快でした。あーいう母の態度を、優しさとは言わないのでは...
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フランソワ・オゾン監督作品。
離婚→結婚生活→出産→結婚→出会い、と過去に遡って夫婦の愛を描く、巻き戻し形式がユニーク。不幸な結末が最初で、幸せな始まりが最後、というのが何だか不思議な余韻を残します。
幸せなはずの過去にバック・トゥーしながらも、そこはかとなく不幸の兆しや不協和音が漂っていて、どんなに愛し合っている男女も、しょせんは違う生き物、埋められない溝や解かり合えない領域があるのだなあ、それに目を塞いで一緒に生きることって、難しいよなあ、とシミジミ思ってしまいました。永遠の愛なんて、幻想?たとえ愛よりも忍耐と諦念だとしても、仲良く長年連れ添っているご夫婦を、ほんと尊敬します。
女よりも男のほうが、精神的に脆くて狭量だと、夫婦関係も壊れやすいのでしょうか。この映画の夫も、普段は優しく魅力的な男性なのに、ふとしたことで妻を不安や不信に陥れる言動をしたり。難産で苦しむ妻の傍に行かなかったのは、どういう男性心理なんだろう?繊細すぎ?恐怖心?
夫婦の微妙な愛の温度差が、淡々と深く描かれていて面白かったけど、わかるわかる!と納得したり共感したりするには、結婚したことがない私にはまだ早いのかもしれません。
妻役のヴァレリア・ブルーニ・テデスキは、「ぼくを葬る」にも連続出演したオゾン監督のお気に女優。美人ではないけど(Mr.レディに見えることも...)個性的で印象に残る容貌と演技。冒頭の別れる記念?的夫婦まぐあいシーンでは、ボカシ入りのヌードも。リアルに崩れた感じの裸体が、妙に生々しくエロいです。彼女、見えないけどイタリアの名家出身のスーパーご令嬢なんですよねえ。お嬢が売りだけど、しょせん宿屋や芸能人の娘パリスやGP、松たかこなどとは、身分が違うのです。
夫役のステファン・フレスが男前!シブくて知的ワイルド。苦味走ったヒュー・ジャックマンって感じ?かなりの肉体美も高ポイント。
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サブキャラとして、夫の兄とその彼氏など、ちゃんとチャーミングなゲイが出てくるのも、オゾン監督作品らしい。
オゾン監督の作品は、この映画や「まぼろし」「ぼくを葬る」といった、人生は儚く虚しい夢物語系よりも、「8人の女たち」や「焼け石に水」といった,毒々しい笑い充満のぶっとび系のほうが、私は好きです。
たけ子さんがこの記事をUPされてたので、題名だけ見て急いで借りて観ましたよ~
今やっと読ませて頂きました♪
感想は書けそうにありませんが(泣)
やっぱりオゾンには「共白髪」という文字は存在しないのでしょうね…
ま、フランス人なので漢字は読めないでしょうが(いえいえ、そっちではありませんね 汗)
テデスキ嬢、オゾンには二作目でしょうか?
奥深い情念も汚れ役もできる、まさに女優って感じですね。
私も、オゾンなら「8人の女たち」や「焼け石に水」の方が好みですわ~!!
ではまた♪
5×2、ごらんになったのですね!ご感想、ぜひ拝読したいなあ。
共白髪な相手、私も早く見つけたいです。でも、どっちかっつーたら、ぬるく長く続くよりも、熱く短く終わるほうが、理想的かも...
テデスキ、「ぼくを葬る」でも惜しげもなく脱いでましたよねえ。個性的な良い女優ですよね。
オゾン監督の最新作「エンジェル」は、これまでにない文学系で、楽しみなような不安なような?
この映画、公開当時すごく観たかったのに、なんだかんだで、観られなかった1本。今までにないストーリー展開なのに、非常にわかり易くて、面白かったです。
男と女がダメになるのは、突然じゃなくて、小さなキズの積み重ねからなんですね。しみじみ思ってしまいました。
主演の女優さんは、私にとってはお初なんですが、彼女の妹で、元スーパーモデル、カーラ・ブルーニは、よく知っています。(カーラは、キレイだけど、顔がちょいとカルーセル麻紀入ってます。)
夫役の俳優さんは、若い頃のジャン・ルイ・トランティニャンに少し似てるけど、すんばらしい肉体美ですね~。あの肉体に未練がなかったのか・・・・
私も劇場では見逃しちゃっただべさ。「リトル・チルドレン」も無念のDVD待ちになりそうだし、ホントもったいないお化けに憑殺されそうです。
ああ~ホントその通りですね。つけ合ってる時には分からないほどの小さな傷が、気づかないうちに血まみれの致命傷になってしまうんですよねえ。包帯とワクチンのような思いやりと許しは、なかなか入手が難しい...
ヴァレリア&カーラ、ニューハーフちっくな姉妹ですよねえ。水川アサミとかいう最近よく出る女優も、何かそんな感じがするのは私だけ?
若き日のトランティニャンおぢさまとか、知的だけど男らしい俳優、素敵ですよね。ステファン・フレスもフランス男にしては、きれいな裸でした。私なら、別れてもセクフレとして付き合いたいかも~