病院、それは非常識人間の巣窟!
こないだビタミンCをもらいに、皮膚科に行きました...
混雑する受付では、ガキどもが大暴れ。親は知らん振り。椅子に荷物をデンと置いて、お年寄りがいても無視して携帯メール。病院の前に停めてる車、移動してくださいと言われたり(そんな場所、誰が見ても停めたらあかんやろ!)。最近の若いママって...
受付係のネエちゃんたちも、ここは族の集会場!?キャバクラ?!と怖くなるほど、茶髪・ばっちりメイク・カラーコンタクト・毒々しいネイル。ちょっとボケ気味っぽいおばあさんに、チっと舌打ちせんばかりな態度で、あっち!あっち!と犬猫扱いで受付カウンターから追い払う。ひ、ひどい...
私も気をつけねば!と、ますますアレもコレもと自分の言動を抑制抑圧する私です...
お松の第2回独り市川雷蔵映画祭②
「安珍と清姫」
この有名な道成寺の伝奇?を、まんが日本昔話で初めて知った私です。
修行僧の安珍と愛し合う清姫。だが安珍は、彼女を捨てて道成寺へ。恋しく憎い男を追う清姫は、大蛇となって...
安珍役は、もちろん市川雷蔵。同じ坊さん役でも「妖僧」の道鏡と違って、すごく清らかでこざっぱりしてる安珍。つるつる坊主頭が、何か可愛らしい感じでもある雷蔵です。
でも、安珍のキャラ、ほんとイライラします!清姫に迫られて、いけませぬ!なりませぬ!と逃げる→性欲に負け屈服→やっぱ怖くなって逃げる→諦めきれない→周囲に邪魔されて諦める→追っかけてくる清姫が怖いので逃げる、のパターン。御仏うんぬんは言い訳、単にヤバい女とちゃんと対峙するのが怖くて逃げてるだけの、臆病で優柔不断な軟弱男にしか見えん!
そんな情けないフニャチン男の演じる雷蔵。キャラに合わせて、演技も声も優しく柔和になってるのが、いつものクールでシャープな彼と違い、新鮮でした。リビドー地獄に、いかんいかん!な雷蔵のモンモン苦悶顔が、何か笑えます。終始ビクビク&オドオドしてる雷蔵も珍しい。温泉に入浴したり、滝に打たれる濡れた雷蔵が、なまめかしくて目の保養に。
清姫役は、若尾文子。淫蕩で妖艶な美女って感じですが、男に一途に狂うって役は、あんまし似合わないかも?男を狂わせておいて知らん顔してるような、ドライで残酷な女の役のほうが、彼女の真骨頂ですよね。安珍への猛アタックが、エロくて大胆。ついに陥落した安珍に、着物を脱がされるシーンで、あ!?乳首が見えた!びっくり!大女優の、思いがけぬ瞬間サービスでした。この時代の映画で、大物女優がビーチク見せるなんて、珍しい?
執念深く安珍を追っかける清姫。初登場シーンみたいに、馬に乗って追えばいいのに。竹やぶから砂漠?まで、いったいここはどこ!?な場所を、延々と追いかけっこする二人。ついに大蛇に化身する清姫ですが...昔の映画の化け物って、ほのぼの感がありますよね。安珍が隠れた鐘(先に窒息死しそうだが)に巻きついて、炎をガー!と吐く大蛇も、何か可愛いです。
もっとおどろおどろしく、怪奇的な作風にしたほうが面白かったのでは?まるでミュージカル?みたいな歌の挿入が、ちょっとウザい。パステルカラーな衣装が、可愛いけどちょっと軽い感じを醸してたのも気になった。
こないだビタミンCをもらいに、皮膚科に行きました...
混雑する受付では、ガキどもが大暴れ。親は知らん振り。椅子に荷物をデンと置いて、お年寄りがいても無視して携帯メール。病院の前に停めてる車、移動してくださいと言われたり(そんな場所、誰が見ても停めたらあかんやろ!)。最近の若いママって...
受付係のネエちゃんたちも、ここは族の集会場!?キャバクラ?!と怖くなるほど、茶髪・ばっちりメイク・カラーコンタクト・毒々しいネイル。ちょっとボケ気味っぽいおばあさんに、チっと舌打ちせんばかりな態度で、あっち!あっち!と犬猫扱いで受付カウンターから追い払う。ひ、ひどい...
私も気をつけねば!と、ますますアレもコレもと自分の言動を抑制抑圧する私です...
お松の第2回独り市川雷蔵映画祭②
「安珍と清姫」
この有名な道成寺の伝奇?を、まんが日本昔話で初めて知った私です。
修行僧の安珍と愛し合う清姫。だが安珍は、彼女を捨てて道成寺へ。恋しく憎い男を追う清姫は、大蛇となって...
安珍役は、もちろん市川雷蔵。同じ坊さん役でも「妖僧」の道鏡と違って、すごく清らかでこざっぱりしてる安珍。つるつる坊主頭が、何か可愛らしい感じでもある雷蔵です。
でも、安珍のキャラ、ほんとイライラします!清姫に迫られて、いけませぬ!なりませぬ!と逃げる→性欲に負け屈服→やっぱ怖くなって逃げる→諦めきれない→周囲に邪魔されて諦める→追っかけてくる清姫が怖いので逃げる、のパターン。御仏うんぬんは言い訳、単にヤバい女とちゃんと対峙するのが怖くて逃げてるだけの、臆病で優柔不断な軟弱男にしか見えん!
そんな情けないフニャチン男の演じる雷蔵。キャラに合わせて、演技も声も優しく柔和になってるのが、いつものクールでシャープな彼と違い、新鮮でした。リビドー地獄に、いかんいかん!な雷蔵のモンモン苦悶顔が、何か笑えます。終始ビクビク&オドオドしてる雷蔵も珍しい。温泉に入浴したり、滝に打たれる濡れた雷蔵が、なまめかしくて目の保養に。
清姫役は、若尾文子。淫蕩で妖艶な美女って感じですが、男に一途に狂うって役は、あんまし似合わないかも?男を狂わせておいて知らん顔してるような、ドライで残酷な女の役のほうが、彼女の真骨頂ですよね。安珍への猛アタックが、エロくて大胆。ついに陥落した安珍に、着物を脱がされるシーンで、あ!?乳首が見えた!びっくり!大女優の、思いがけぬ瞬間サービスでした。この時代の映画で、大物女優がビーチク見せるなんて、珍しい?
執念深く安珍を追っかける清姫。初登場シーンみたいに、馬に乗って追えばいいのに。竹やぶから砂漠?まで、いったいここはどこ!?な場所を、延々と追いかけっこする二人。ついに大蛇に化身する清姫ですが...昔の映画の化け物って、ほのぼの感がありますよね。安珍が隠れた鐘(先に窒息死しそうだが)に巻きついて、炎をガー!と吐く大蛇も、何か可愛いです。
もっとおどろおどろしく、怪奇的な作風にしたほうが面白かったのでは?まるでミュージカル?みたいな歌の挿入が、ちょっとウザい。パステルカラーな衣装が、可愛いけどちょっと軽い感じを醸してたのも気になった。
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