参院選も間近。
選挙といえば、毎度辟易させられるのが、街頭演説。朝早くから、夜遅くまで、ギャーギャー騒がしい候補者の雄叫びは、実に一方的で自己満足的。有権者の気持ちは、ほとんど無視なのでは...今日は、いささか呆れ腹が立ちました。
吉○ゆ○候補者。夕方の5時頃、運動員引き連れて、大音量で演説を始めた。ああ、うるさいなあ、また始まった、とウザく思うくらいで、最初は気にも留めてなかったのですが、いかんせんスゴい音量!こんなの、かつてないほど。仕事の話もできない、TVの音も聞こえない。しかも、10分、20分経っても、ぜんぜん終わりそうにない。さらに、絶叫してるのは、自分の名前だけ!公約とか自分の意見とかいった内容は、ゼロ。ひたすら、○長○いをよーろーしーくーおーねーがーいーしますー!!!とエンドレスリピート。な、何なのこれ!?ひどい...
あまりにもヒドいので、外に出てみる。私と同じような人たちも、迷惑・困惑顔で立ってる。年配男性の一人がついに、いい加減にしろ!うるさい!と怒鳴る。運動員さんたちが、すまなそうに謝る。しばらくして、吉○ゆ○は台から降りると、そそくさと選挙カーに乗り込んで、どこかへ行ってしまいました。ほとんど騒音なヒンシュクを残して。○長ゆ○、名前は覚えたよねえ、絶対投票しないけど、と集まってた人たちは、苦笑いしてました。
あんな一般市民のことをなおざりにした演説、ホントに必要なのでしょうか。反感と怒りを与えるだけで、逆効果だとも思うけど...
「ベルベット・ゴールドマイン」
70年代前半、若者たちを熱狂させたグラムロックのスター、ブライアン・スレイドの栄光と失墜の軌跡...
グラムロックって、洋楽に疎い私にはチンプンカンプンなんですけど、いわゆるヴィジュアル系の先駆?ドギツいメイク&ユニセックスでド派手な衣装、ドラッグと乱交がつきもの、みたいな堕落系音楽?
つまんないほど常識保守的人間な私は、グラムロックじたいには、あまり興味がもてない。あの時代に青春を迎えていても、たぶん無関心だったことでしょう。
ブライアン・スレイド役のジョナサン・リース・マイアーズが、めちゃんこ妖しい&かっこかわいい!
ヴィジュアル系って、誰がやっても似合うってわけではなく、私からすると、醜悪で不気味な連中が多い。いっとき人気があったTMレボリューションとか、滑稽としかいいようがない人もいたり。でも、ジョナは...まさに、ヴィジュアルするために生まれたかのよう。男でもない、女でもない、摩訶不思議な魅力。メイクが、こんなに映える男の顔も、珍しい。小林幸子やプリンセス・テンコーも真っ青な、ジョナの奇抜なステージファッションやヘアスタイルも、目に楽しい。挑発的で退廃的で淫靡なジョナの演技も、驚嘆ものです。ほんと、異星の貴公子、美しき堕天使、デカタン王子って感じ。ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」がリメイクされるとしたら、ぜひジョナに主役のマルティンをやってほしい。が、ちょっともう遅いか。この映画の頃なら、ドンピシャなんだけどなあ。いい感じに男っぽくなってる最近のジョナは、もう妖美って感じじゃないしなあ。
ジョナと恋に落ちるロックシンガー役に、ユアン・マクレガー。
ユアンも可愛い!ステージでの狂ったパフォーマンスが、怖笑!すっぽんぽんになって、観客に向かってケツの穴見せ!イっちゃってます。ジョナとは、ラブシーンもあり(大したことないが)。
ブライアン・スレイドのファンで、後に記者になって失踪した彼を追う青年役に、クリスチャン・ベール。
クリベーも可愛い!まだ頬っぺたが赤くて、マッチョでもない、初々しさが残ってた時代のクリベーです。オナニーシーンや、ユアンとのからみもあり。
ジョナもユアンもクリベーも、やっぱ英国俳優って、若い頃から肝がすわってるというか、演技が果敢で挑戦的だよなあ。それに比べて、日本の若い俳優って、ほんとルックスと雰囲気だけって感じ。可愛いだけ、カッコいいだけなんて、つまんない。ショッキングなほどの感銘を観客に与えられてこそ、真の役者だと思います。
英国のアルモドバル?トッド・ヘインズ監督の、悪趣味一歩手前な色彩感覚と演出、そして男色の濃さが、独特で面白いです。宇宙船が現れたり、ユアンに恋した瞬間ジョナの瞳にハートマークが点滅したり(隣のマネージャーの目には、銭マークが点滅)、キッチュで笑えるシーンも多々ありました。
「エデンより彼方に」以来の、ヘインズ監督待望の新作“I'm Not There”は、クリベー、ケイト・ブランシェット、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ジュリアン・ムーア、シャルロット・ゲンズブールetc.と、豪華キャストのアンサンブル・ミュージックドラマ。楽しみ!
選挙といえば、毎度辟易させられるのが、街頭演説。朝早くから、夜遅くまで、ギャーギャー騒がしい候補者の雄叫びは、実に一方的で自己満足的。有権者の気持ちは、ほとんど無視なのでは...今日は、いささか呆れ腹が立ちました。
吉○ゆ○候補者。夕方の5時頃、運動員引き連れて、大音量で演説を始めた。ああ、うるさいなあ、また始まった、とウザく思うくらいで、最初は気にも留めてなかったのですが、いかんせんスゴい音量!こんなの、かつてないほど。仕事の話もできない、TVの音も聞こえない。しかも、10分、20分経っても、ぜんぜん終わりそうにない。さらに、絶叫してるのは、自分の名前だけ!公約とか自分の意見とかいった内容は、ゼロ。ひたすら、○長○いをよーろーしーくーおーねーがーいーしますー!!!とエンドレスリピート。な、何なのこれ!?ひどい...
あまりにもヒドいので、外に出てみる。私と同じような人たちも、迷惑・困惑顔で立ってる。年配男性の一人がついに、いい加減にしろ!うるさい!と怒鳴る。運動員さんたちが、すまなそうに謝る。しばらくして、吉○ゆ○は台から降りると、そそくさと選挙カーに乗り込んで、どこかへ行ってしまいました。ほとんど騒音なヒンシュクを残して。○長ゆ○、名前は覚えたよねえ、絶対投票しないけど、と集まってた人たちは、苦笑いしてました。
あんな一般市民のことをなおざりにした演説、ホントに必要なのでしょうか。反感と怒りを与えるだけで、逆効果だとも思うけど...
「ベルベット・ゴールドマイン」
70年代前半、若者たちを熱狂させたグラムロックのスター、ブライアン・スレイドの栄光と失墜の軌跡...
グラムロックって、洋楽に疎い私にはチンプンカンプンなんですけど、いわゆるヴィジュアル系の先駆?ドギツいメイク&ユニセックスでド派手な衣装、ドラッグと乱交がつきもの、みたいな堕落系音楽?
つまんないほど常識保守的人間な私は、グラムロックじたいには、あまり興味がもてない。あの時代に青春を迎えていても、たぶん無関心だったことでしょう。
ブライアン・スレイド役のジョナサン・リース・マイアーズが、めちゃんこ妖しい&かっこかわいい!
ヴィジュアル系って、誰がやっても似合うってわけではなく、私からすると、醜悪で不気味な連中が多い。いっとき人気があったTMレボリューションとか、滑稽としかいいようがない人もいたり。でも、ジョナは...まさに、ヴィジュアルするために生まれたかのよう。男でもない、女でもない、摩訶不思議な魅力。メイクが、こんなに映える男の顔も、珍しい。小林幸子やプリンセス・テンコーも真っ青な、ジョナの奇抜なステージファッションやヘアスタイルも、目に楽しい。挑発的で退廃的で淫靡なジョナの演技も、驚嘆ものです。ほんと、異星の貴公子、美しき堕天使、デカタン王子って感じ。ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」がリメイクされるとしたら、ぜひジョナに主役のマルティンをやってほしい。が、ちょっともう遅いか。この映画の頃なら、ドンピシャなんだけどなあ。いい感じに男っぽくなってる最近のジョナは、もう妖美って感じじゃないしなあ。
ジョナと恋に落ちるロックシンガー役に、ユアン・マクレガー。
ユアンも可愛い!ステージでの狂ったパフォーマンスが、怖笑!すっぽんぽんになって、観客に向かってケツの穴見せ!イっちゃってます。ジョナとは、ラブシーンもあり(大したことないが)。
ブライアン・スレイドのファンで、後に記者になって失踪した彼を追う青年役に、クリスチャン・ベール。
クリベーも可愛い!まだ頬っぺたが赤くて、マッチョでもない、初々しさが残ってた時代のクリベーです。オナニーシーンや、ユアンとのからみもあり。
ジョナもユアンもクリベーも、やっぱ英国俳優って、若い頃から肝がすわってるというか、演技が果敢で挑戦的だよなあ。それに比べて、日本の若い俳優って、ほんとルックスと雰囲気だけって感じ。可愛いだけ、カッコいいだけなんて、つまんない。ショッキングなほどの感銘を観客に与えられてこそ、真の役者だと思います。
英国のアルモドバル?トッド・ヘインズ監督の、悪趣味一歩手前な色彩感覚と演出、そして男色の濃さが、独特で面白いです。宇宙船が現れたり、ユアンに恋した瞬間ジョナの瞳にハートマークが点滅したり(隣のマネージャーの目には、銭マークが点滅)、キッチュで笑えるシーンも多々ありました。
「エデンより彼方に」以来の、ヘインズ監督待望の新作“I'm Not There”は、クリベー、ケイト・ブランシェット、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ジュリアン・ムーア、シャルロット・ゲンズブールetc.と、豪華キャストのアンサンブル・ミュージックドラマ。楽しみ!
グラムロックは、語源が「グラマラスロック」からきてます。中性的なファッションとお化粧、キャッチーなサウンドが特徴です。きっと、たけ子さんもCMなどで、よく耳にされているんじゃないかしら。
ドラッグと乱交は、ミュージシャンにはつきものような気がします。私も、保守的な人間なので、ドラッグ反対ですけど、音楽を産み出す創造力のための必要悪なのかもしれないとも思います。ま、ミュージシャンの末路は結構つらいものがありますけれど・・・・でも、あれだけ乱れまくったミック・ジャガーに「サー」の称号がついているのが、運の強さと実力を感じます。
ジョナサン・リース・マイアーズ(長いな・・・・)は、このころ妖しい美しさがありましたね~。近年、確か向こうのテレビで、エルビス・プレスリーを演じて、ゴールデン・グローブを獲っていたような記憶があります。その時のスピーチがすっげえキザだったなぁ。確か、壇上からカノジョに向かって、「君がいないと僕は成立しない」みたいなこと言っていたような・・・・ううう、記憶曖昧。でも、ジョナサンだとあまり気にならない。これがトム・クルーズなら臭くなるんだろうな・・・・
トムちん、「トップガン」の頃好きだったのに・・・・今じゃ変人扱い。時代の流れって残酷ね。
グラムロックについてご解説、ありがとうございます!またひとつ、賢くなれました♪
ほんと、アーティストとドラッグは、切っても切れない関係ですよね。心揺さぶる作品を生み出す活力になるならまだしも、単に他人に危害や迷惑をかけるだけに終わることのほうが多いから、やっぱドラッグ反対!です。
ミックジャガーとか、パイレーツ3に出てたキース・リチャーズとか、世代が違う&洋楽に詳しくないので、その偉大さがイマイチ???
ジョナのエルビスも観たいです。GG賞でのスピーチ、覚えてない~ヘンリー8世役を熱演しているTVドラマ“The Tudors”(↑公式サイト、チャキラー!)も観たいです。
トムさん、今では崖っぷちなイタい人...ほんと、盛者必衰、諸行無常、たけき者もつひには滅びぬ、ですよねえ。