まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

無傷では愛せない

2007-07-27 | スペイン映画
 TVつけたら、ニュースにビツクリ。スケートの織田信成が、酒気帯び運転で捕まったって!
 あらあら。織田くん、ダメじゃん!バカだねえ、と思いつつ、大学生の時は平気で飲み会の後、バイクで部屋に帰ってた私が、エラそうなことは言えない。でも、時代が違う。たかがバイクで...は、凶悪事故頻発で、飲酒運転に厳罰でのぞんでいる今の世の中では通じません。もう二十歳なんだから、そんなことはわきまえて当然だし、気をつけてあげなかった周囲のせいにもできません。
 やはり、無意識のうちに驕りや慢心があったのでしょうか。織田くんに限って、と信じたいけど。記者会見で、涙ぼろぼろ流して謝ってた織田くん、スベって転ぶのは、スケートリンクの上だけにしとけよ!飲酒運手は、絶対ダメなの!Savvy?
 織田くんより、昔の松坂とか上原とか、若い野球選手のほうが、はるかに凶悪だったけどなあ。一般人なら、大変な社会的制裁を受けるだろうに...
 
  「10億分の1の男」
 最近my お気にのラテン男前、レオナルド・スバラグリア主演作。
 飛行機墜落事故で、唯一生き残った銀行強盗の青年。謎の男に導かれるまま、強運を競う死のゲームに参加することに...
 運の良さってのは、持って生まれた才能。それを備えた者たちが、財産や命を賭けて勝負する、という設定や話が、なかなかユニークで面白かったです。
 強運を試すゲームが、スリリングで怖い。髪に蜂蜜を塗って、巨大昆虫(キモい!)が誰に引き寄せられるか勝負、ってのはまだご愛嬌だけど、だんだん危険度がエスカレートしてきて、目隠しして車道に出たり、大木が茂る森の中を疾走したり。極めつけは、ゲームの仕掛け人である老人との、ロシアンルーレット対決。フツーは大怪我、もしくは死ぬ、危険すぎる無茶な遊戯なんだけど、強運を持つ主人公たちには不思議にも、災いがよけて通るのです。ありえねー!と思いつつ、でも実際に、ありえねー!な幸運や強運を見せ付けてくれる人って、いるもんなあ。やっぱ、運の良さって努力して身につくものではない才能かも...
 主人公役のレオナルド・スバラグリアが、やっぱ男前
  
 濃さが適度で、濡れたような愁いと翳りがあって、でも笑うとクチャっとして可愛い!「カルメン」や「ユートピア」に比べると、ちょっとだけ明るく無邪気なキャラだったのも、新鮮でした。短髪も似合ってて可愛い。でも...この役、別にスバじゃなくてもいいのでは?な感じでもあったが。せっかくの男の魅力を、あまり活かしてなかったのが惜しい。
 ゲームの仕掛け人役は、スウェーデンの名優マックス・フォン・シドー。もう相当のご老体のはずなのに、偉容なる風貌&存在感。ラスト、ついに彼と対決するシーンでは、スバが妙にちっちゃく見えるほど、ぬお~とデカいシドー御大です。
 スバ待望の最新日本公開作は、ダニエル・ブリュール主演の「サルバドールの朝」!大好きなダニブリュ&スバだなんて、おいしすぎる映画!秋が待ち遠しい!
  
 スバご本人は、とっても明るくてオチャメな男みたいです

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 男色ヴィジュアル系 | トップ | 君にチェックメイト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿