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「殺意の夏」や「クリクリのいた夏」などの名匠ジャン・ベッケル監督作品。
教師のジャックは、毎週日曜日にピエロになって人々を笑わせている。その道化ぶりを嫌う彼の息子に、ジャックがピエロになる理由をジャックの旧友アンドレが話して聞かせる。それは、ナチスドイツ占領下で起きた悲しくも美しい出来事だった...
戦争の悲劇を、ほのぼのしたユーモアで包んで描いた佳作でした。冒頭のセバスチャン・ジャプリゾの『笑いこそ最強の武器である』という言葉が、とても重く深く心に沁みる内容です。
笑いって、ほんと偉大ですよね。絶体絶命、死の淵に落とされたジャックたち4人にとって、まさに希望の光となって彼らを救う笑いが、とても感動的でした。笑い、といっても、最近の日本のバラエティ番組のお笑いタレントのような、他人をバカにしたり虐めたりして、弱いものを嘲笑する卑劣で下等な類ではなく、他人の悲しみや苦しみを一時でも忘れさせ拭ってあげようとする、優しさと思いやりに満ちた笑い。それは、人一倍痛みと悲しみを知り、人一倍強くないとできないのかもしれない、と映画を観ながら思いました。ピエロが、どこか悲しげに見える理由が、何となく分かった気がします。
泣け!さあ泣け!的お涙ちょうだいよりも、生きる希望を与える優しくて温かな笑いのほうが、私は好きだし感動できます。人を悲しませて泣かせるのは簡単だけど、幸せに笑ってもらうのは難しい...
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ジャックとアンドレが、おっさんなのにイタズラっ子みたいなキャラなのが、愉快で笑えます。駅爆破も、レジスタンスというよりイタズラみたいだし。そのイタズラが、とんでもない悲劇を招くんだけど。捕まって穴倉に落とされて、明日は死刑!の身の上になるジャックたちの姿も、喜劇調なのが出色です。クスっと笑わされつつ、彼らを絶望から救う元ピエロのドイツ兵と、彼らのせいで重症を負いながらも爆破は自分がやったと嘘の自供をする駅員のお爺さんに、涙
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ジャック役は、「奇人たちの晩餐会」や「クリクリのいた夏」の名優、故ジャック・ヴィルレ。チビ・デブ・ハゲ、フツーなら三重苦なのに、見事にコメディ俳優としての武器にしてしまっていたヴィルレおぢさん。今回は、奇人やクリクリほど大ボケじゃなく、珍しく常識人な役。でも、やっぱ笑えます。
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アンドレ役のアンドレ・デュソリエも、おちゃめで心温まる好演。巻き添えでジャックとアンドレと一緒に穴に落とされる男ふたりを、ティエリー・レルミットとブノワ・マジメルが演じてます。レルミット氏とヴィルレおぢさんといえば、「奇人たちの晩餐会」コンビじゃん!二人の掛け合いが、やっぱ笑えます。ブノワは、まだ少年っぽさが残ってた頃?ベテランおっさん男優3人に囲まれた彼は、さすがに若い、ていうか、幼い。でかい子供みたい。レルミット氏にはすぐキレて喧嘩腰だけど、ヴィルレおじさんには優しく従順な、怒りん坊で甘えん坊な男の子ブノワが、可愛くて笑えます。
あと、駅員のお爺さんの奥さん役、名女優の故シュザンヌ・フロンも印象的です。いちばん可哀想なのは、あの奥さんかも...
ラストに流れる陽気な歌が、明るい希望と夢に満ちていて感動的です。つまんないことでウジウジせず、生きていれば希望がある!と信じてみよう、と勇気づけられました。
この映画なかなか良さそうですね。
タイトルは知っていましたがそう言う映画だったのですね。
今度観ようと思います。
それに、ブノワが出ていると知っちゃ~♪
怒りん坊で甘えん坊・・・んんん~~、興味そそります。
夕べ、スマスマに金城君とトニさんが出てましたね。
新聞で見てめちゃ興奮しました。
「ト、トニさんが・・・あのスマスマに!!!」
ワクワクどきどきしてテレビにかじりついて見ました!!
トニさん・・・なんだか映画のトニさんとは別人のようでした・・・
なんだか知らんけど緑色の洋服着ちゃってさ・・・。
笑っちゃった。
「おいしい」ってそればっかだったところも私的にツボでした。いや~~~、笑っちゃったな・・・
たけこ姉さまご覧なりました???
ピエロ、なかなかの佳作でしたよ!おすすめ!短気ですぐキレるブノワが、若くて可愛いです。
トニさん見たかったんだけど...あの5人組が苦手なので...
緑色の洋服?エコですねえ(笑)オフスクリーンでのトニさんって、ファッションセンスがちょっと珍妙ですよねえ。たまにトンでもないカッコしてる時あるし。トニさんはやっぱ、古風なスーツ姿が一番似合ってるかも?
来月からスカパーで、チョ・インソンのドラマ「春の日」が始まるので楽しみ♪フキンさんは、鑑賞済みでしょうか?
「ピエロの赤い鼻」観賞いたしました!!
やっぱりブノワいいでごわすね。(笑)
しかもこの映画ではめずらしく脇を固めている。
んんん、すばらしい~~!!
白い泥にまみれているブノワのいい体がそそりました。
確か・・・大阪フランス映画祭??とかいうものに
ブノワが来てたんですよね。
もう帰っちゃったのかな~・・・
ブノワはどこに遊びに行ったのかな?
一目見たかったな~~~♪
チョ・インソンちゃんの「春の日」
まだ見ておりません。
スカパーもwowwowも私んちは見れない状態なのです・・・しくしく。
たけこ姉さま、ご覧になられましたら楽しい感想またアップしてくらさいませ。
しかし、急に寒くなって・・・お風邪引かれませんように・・。
ブノワ、よかったでごわすでしょ?まだメタボ予備軍なブヨっと体ではなく、ガッチリ引き締まったカラダだったのもトレビアンですよね♪
大阪ヨーロッパ映画祭、ブノワの情報はまだ掌握できておらず、未確認ですが...ブノワのことなので、ドタキャンなんてことはしてないはず!京都には99%の確率で行ってるはず!(たぶん)
インソンくんの「春の日」すっごく楽しみです♪大好きなヤンミミも出てるし~♪
フキンさんも、お風邪など召しませぬやう御身たいせつに...
その頃どのあたりにお住いでしたのかな~なんて思いました。
京都懐かしいでしょうね。
わたくしは京都府下でございまして寒さもキビシオス。
私は御所の近くに住んでましたんえ~!
京都の冬は、ほんまに寒うおすなあ!京都で迎えた初めての冬は、マジで凍死するかと思いましたえ~!
せやけど、京都大好き。できることなら、また京都に住みたいわあ。フキンさんが羨ましい!
篤姫のラストで紹介される京都とか観てると、こしかたのあれこれが思い出されて、胸が切なくなります。
京都の素敵な情報、聞かせておくれやす~♪
追伸:ブノワは来日ドタキャンや~!