お松のリィウ yeah!映画祭②
「アフター・ザ・レイン」
我的華流王子リィウ・イエが初めて出演したアメリカ映画。実際にアメリカで起きた、中国人留学生による銃乱射事件をモチーフにした作品です。
大学院で宇宙物理学を研究するためアメリカに来た中国人留学生・劉星は、高名な学者ライザー教授に認められ、裕福な篤志家のジョアンナにも支援され、充実した日々を送り始める。しかし、研究に関してライザー教授との間に齟齬が生じたことが、劉星を恐ろしい悲劇へ導くことに...
リィウたん、めっちゃ可愛い~服装も髪型もダサダサ、素朴でイモイモしくて見るからに田舎者って感じは、チャラチャラおしゃれな若者ばかり見慣れてる目には、返って新鮮でチャーミング!とにかく汚れてないわ~でもホント、田舎っぺ青年を演じさせれば世界一なリィウたんです。それと劉星、キャラといいルックスといい、あの藍宇が黄泉がえったみたいでドキッ。無事アメリカに留学できた藍宇、みたいな。ちょっと切なくなっちゃったよ。藍宇~
↑すご~く天真爛漫な田舎っぺぶりが超可愛いリィウたん
超優秀な天才青年役なんだけど、スカしたエラソーなところはどこにもないリィウたん。悪いアメ公に騙されそうな人の善い言動や笑顔に萌え~一見イモいリィウたんですが、いないんですよねえ、彼みたいな男子ってそんじょそこらには。他の中国人留学生たちと一緒のシーンで、それが痛感できます。顔が全然違うもん。やっぱ男前だよリィウは。アップや横顔の美男ぶりときたら!長身もカッコいい。アメ公よりデカい東洋人なんて、滅多に映画の中ではお目にかかれません。たどたどしく一生懸命なリィウたんの英語も微笑ましいです。ああ~あんな中国人留学生、うちに下宿させたいものです。
明るく素直だけど、天才特有の自信とKYさのせいで、ライザー教授に疎んじられるようになる劉星くん。はじめは便利な弟子として可愛がってたのに、だんだん自分より優秀かもしれない劉星を警戒し始め、排除しようとするライザ-教授の俗物ぶりや、中国人のくせに!という差別的な本音にはムカつきますが、あれが一般的な人間の姿なんだろうな~とも。アメリカ人に合わせて生きられるほど小ズルくて融通のきく子だったら、きっと美味しい人生を歩めたはずな劉星。絶望と憤懣のブラックホールに吸い込まれてゆくリィウたんの、コワレ演技がアブなくて可愛いです。
↑コワレ始めるリィウたん、やっぱ不幸からは逃れられない運命なのね
それにしても。劉星の起こした事件は非道すぎる!殺されても仕方がないような仕打ち、被害者たちは誰もしてないもん。あんな目に遭ったぐらいで、他人を巻き込んだ破滅だなんて。挫折と割り切って、友達のアドバイスに従って母国に戻って頑張ればよかったのに。中国で息子を応援してた両親が可哀相!やっぱ頭が良すぎる人って、どこか破綻してるのかな。とにかく劉星のプッツン動機に同情も理解もできないので、理不尽さと不可解さが残って後味が悪いです。
留学生のパトロンマダム、ジョアンナ役はメリル・ストリープ。リィウたん、世界一の大女優を脇に従えての主演だなんて、スゴいぞ!アジアの俳優としては、かなりの快挙なのでは。少なくとも日本や韓国の男優では無理そうだもんね。メリルおばさまは、あくまで助演で出番も多くありませんが、おちゃめで温かい女性を好演してます。ライザー教授役のエイダン・クインも、劉星にイラっとしたり適当にあしらったりする演技が巧妙。
タイトルのダークマター(暗黒物質)とは、宇宙にある観測不可能な物質のことだとか。
↑ハリウッドの大女優と中国の人気スターというより、アメリカの裕福な主婦とホームステイ中の中国人留学生って感じですね
「アフター・ザ・レイン」
我的華流王子リィウ・イエが初めて出演したアメリカ映画。実際にアメリカで起きた、中国人留学生による銃乱射事件をモチーフにした作品です。
大学院で宇宙物理学を研究するためアメリカに来た中国人留学生・劉星は、高名な学者ライザー教授に認められ、裕福な篤志家のジョアンナにも支援され、充実した日々を送り始める。しかし、研究に関してライザー教授との間に齟齬が生じたことが、劉星を恐ろしい悲劇へ導くことに...
リィウたん、めっちゃ可愛い~服装も髪型もダサダサ、素朴でイモイモしくて見るからに田舎者って感じは、チャラチャラおしゃれな若者ばかり見慣れてる目には、返って新鮮でチャーミング!とにかく汚れてないわ~でもホント、田舎っぺ青年を演じさせれば世界一なリィウたんです。それと劉星、キャラといいルックスといい、あの藍宇が黄泉がえったみたいでドキッ。無事アメリカに留学できた藍宇、みたいな。ちょっと切なくなっちゃったよ。藍宇~
↑すご~く天真爛漫な田舎っぺぶりが超可愛いリィウたん
超優秀な天才青年役なんだけど、スカしたエラソーなところはどこにもないリィウたん。悪いアメ公に騙されそうな人の善い言動や笑顔に萌え~一見イモいリィウたんですが、いないんですよねえ、彼みたいな男子ってそんじょそこらには。他の中国人留学生たちと一緒のシーンで、それが痛感できます。顔が全然違うもん。やっぱ男前だよリィウは。アップや横顔の美男ぶりときたら!長身もカッコいい。アメ公よりデカい東洋人なんて、滅多に映画の中ではお目にかかれません。たどたどしく一生懸命なリィウたんの英語も微笑ましいです。ああ~あんな中国人留学生、うちに下宿させたいものです。
明るく素直だけど、天才特有の自信とKYさのせいで、ライザー教授に疎んじられるようになる劉星くん。はじめは便利な弟子として可愛がってたのに、だんだん自分より優秀かもしれない劉星を警戒し始め、排除しようとするライザ-教授の俗物ぶりや、中国人のくせに!という差別的な本音にはムカつきますが、あれが一般的な人間の姿なんだろうな~とも。アメリカ人に合わせて生きられるほど小ズルくて融通のきく子だったら、きっと美味しい人生を歩めたはずな劉星。絶望と憤懣のブラックホールに吸い込まれてゆくリィウたんの、コワレ演技がアブなくて可愛いです。
↑コワレ始めるリィウたん、やっぱ不幸からは逃れられない運命なのね
それにしても。劉星の起こした事件は非道すぎる!殺されても仕方がないような仕打ち、被害者たちは誰もしてないもん。あんな目に遭ったぐらいで、他人を巻き込んだ破滅だなんて。挫折と割り切って、友達のアドバイスに従って母国に戻って頑張ればよかったのに。中国で息子を応援してた両親が可哀相!やっぱ頭が良すぎる人って、どこか破綻してるのかな。とにかく劉星のプッツン動機に同情も理解もできないので、理不尽さと不可解さが残って後味が悪いです。
留学生のパトロンマダム、ジョアンナ役はメリル・ストリープ。リィウたん、世界一の大女優を脇に従えての主演だなんて、スゴいぞ!アジアの俳優としては、かなりの快挙なのでは。少なくとも日本や韓国の男優では無理そうだもんね。メリルおばさまは、あくまで助演で出番も多くありませんが、おちゃめで温かい女性を好演してます。ライザー教授役のエイダン・クインも、劉星にイラっとしたり適当にあしらったりする演技が巧妙。
タイトルのダークマター(暗黒物質)とは、宇宙にある観測不可能な物質のことだとか。
↑ハリウッドの大女優と中国の人気スターというより、アメリカの裕福な主婦とホームステイ中の中国人留学生って感じですね