『東京電力福島第一原発の何が問題だったのか』
橋本努さんによる検証です。
原発は、大事故が起きるまでは「99%、安全」である。
しかし大事故が起きてしまえば「99%、危険」になってしまう。
これが原発という巨大装置の実像ではないだろうか。
わたしたちは、3.11大震災による原発事故を受けて、原発がどれほど恐ろしい装置であるのかを思い知らされてきた。
だが原発は、大震災が起きる前であっても、やはり「危険」であったのではないか。
根拠のない「安全神話」のもとで、危険の警鐘が耳に入らなかっただけではないか。
そこで考えてみたいのは、大震災が起こる前の東京電力福島第一原発についてである。
『朝日新聞』の記事をあたってみると、いろいろな事実がみえてくる。
原発事故以前の諸問題について、光を当ててみよう。
どうかこの続きを読んでみてください。
知らなかった原発、知ろうとしなかった原発、なんとなく知っていたけれど、便利な生活が消えてしまうのが惜しくて知らないふりをしていた原発。
その本性を知ることになりますが、これは知らなければならなかったことでした。
大人として、母親として、今までの無責任と無知を心から反省しています。
項目が、
*1978年に臨界事故
*震度4にも耐えられなかった
*トラブル隠しがつづいた2002年
*もっとも悪質だったのは
*無責任の体制か
*放射性物質汚染があった
*コンクリ検査で偽造
*使用済み核燃料プールから少量の水漏れ
*トリチウム漏れ
*信頼の根幹が揺らぐ
*保安院は多忙?
*被爆者への労災、認められず
*廃炉しないという方針
と続きます。
まとめとして、
この他にも問題はたくさん生じているが、重要だと思われる問題の一端を検討してきた。
整理すると、東京電力福島第一原発は、
(1)1978年に臨界事故を起こしていた。
(2)大丈夫とされた震度4にも耐えられなかった。
(3)別の地震では、使用済み核燃料プールの水が漏れた。
(4)コストを気にして、多くの損傷を隠してきた。
(5)国も偽装に関与していた。
(6)下請け業者に偽装工作させていた。
(7)チェック機能が長期にわたってマヒしていた。
(8)内部告発によってはじめて、放射性物質漏れが発覚した。
(9)コンクリートの強度は弱められていた疑いがある。
(10)データの改ざんは、2002年以降も繰り返され、企業風土の問題となっていた。また保安院は、
(11)行政不服審査に対して十分な対応をせず、
(12)40年をこえる原子炉の稼動を認めていた。
こうしてつまり、東京電力にも保安院にも、さまざまな問題があったことが分かる。
誤りを繰り返さないために、いま何が必要なのか。
組織、制度、倫理など、あらゆる面における点検と改革が求められているように思われる。
と書かれています。
今頃になって、メルトダウンの可能性が、プルトニウムを使用している三号基も含む三基の施設すべてにあるという報道がなされています。
どうして今なんですか?
どうしてこのことが今の今まで公表されていなかったのですか?
どうしてそんな物の近くに、まだ市民を居させるのですか?
あなた方はそれでも日本人ですか?
橋本努さんによる検証です。
原発は、大事故が起きるまでは「99%、安全」である。
しかし大事故が起きてしまえば「99%、危険」になってしまう。
これが原発という巨大装置の実像ではないだろうか。
わたしたちは、3.11大震災による原発事故を受けて、原発がどれほど恐ろしい装置であるのかを思い知らされてきた。
だが原発は、大震災が起きる前であっても、やはり「危険」であったのではないか。
根拠のない「安全神話」のもとで、危険の警鐘が耳に入らなかっただけではないか。
そこで考えてみたいのは、大震災が起こる前の東京電力福島第一原発についてである。
『朝日新聞』の記事をあたってみると、いろいろな事実がみえてくる。
原発事故以前の諸問題について、光を当ててみよう。
どうかこの続きを読んでみてください。
知らなかった原発、知ろうとしなかった原発、なんとなく知っていたけれど、便利な生活が消えてしまうのが惜しくて知らないふりをしていた原発。
その本性を知ることになりますが、これは知らなければならなかったことでした。
大人として、母親として、今までの無責任と無知を心から反省しています。
項目が、
*1978年に臨界事故
*震度4にも耐えられなかった
*トラブル隠しがつづいた2002年
*もっとも悪質だったのは
*無責任の体制か
*放射性物質汚染があった
*コンクリ検査で偽造
*使用済み核燃料プールから少量の水漏れ
*トリチウム漏れ
*信頼の根幹が揺らぐ
*保安院は多忙?
*被爆者への労災、認められず
*廃炉しないという方針
と続きます。
まとめとして、
この他にも問題はたくさん生じているが、重要だと思われる問題の一端を検討してきた。
整理すると、東京電力福島第一原発は、
(1)1978年に臨界事故を起こしていた。
(2)大丈夫とされた震度4にも耐えられなかった。
(3)別の地震では、使用済み核燃料プールの水が漏れた。
(4)コストを気にして、多くの損傷を隠してきた。
(5)国も偽装に関与していた。
(6)下請け業者に偽装工作させていた。
(7)チェック機能が長期にわたってマヒしていた。
(8)内部告発によってはじめて、放射性物質漏れが発覚した。
(9)コンクリートの強度は弱められていた疑いがある。
(10)データの改ざんは、2002年以降も繰り返され、企業風土の問題となっていた。また保安院は、
(11)行政不服審査に対して十分な対応をせず、
(12)40年をこえる原子炉の稼動を認めていた。
こうしてつまり、東京電力にも保安院にも、さまざまな問題があったことが分かる。
誤りを繰り返さないために、いま何が必要なのか。
組織、制度、倫理など、あらゆる面における点検と改革が求められているように思われる。
と書かれています。
今頃になって、メルトダウンの可能性が、プルトニウムを使用している三号基も含む三基の施設すべてにあるという報道がなされています。
どうして今なんですか?
どうしてこのことが今の今まで公表されていなかったのですか?
どうしてそんな物の近くに、まだ市民を居させるのですか?
あなた方はそれでも日本人ですか?