ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

まだ他よりはマシでわかり易い、汚染の情報

2011年05月24日 | 日本とわたし
NHKの解説委員室ブログの、原発事故による深刻な土壌汚染についての、比較的わかりやすい情報を教えてもらいました。

放射性物質の除染を急げという記事も、今の状態をわかり易く説明しています。

ただ、やはり政府からの情報以上に突っ込んだものではないので、この事態に陥ってなお、未だに、プルトニウムとストロンチウムについての調査をきちんと行っていない、あるいは、行っているけれども結果を隠しているままの情報だということを忘れないで、お読みください。
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おまけ花束

2011年05月24日 | 家族とわたし
おめでとう旦那、おめでとうわたし。


ありがとう旦那、ありがとうわたし。


これからもどうぞよろしく。
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たかが電気のために原発動かすなんて!

2011年05月24日 | 日本とわたし
小出裕章という人のことを、わたしはつい最近まで全く知らなかった。
たかが電気のために、原発のような恐ろしいものを動かすなんてなんたることか!と、今日までずっと訴え続けておられた人だ。
政治に対する絶望を深く抱きつつ……。

その言葉はわたしの胸にグサリと突き刺さった。
本当だ。
たかが電気のために……。
わたし達は、無視と無知という行為を続けてきたがために、本当に大変なことを招いてしまった。

*     *     *     *     *     *     *

参院行政監視委員会後のインタビューから

・インタビュアー
まず今日のニュースから。
2号機と3号機でもメルトダウンが起きていたと東電がやっと認めた。
東電は、原子炉の冷却は安定的に進められており今後放射性物質が大量に放出されることはないとしているが?
・小出氏
いいところと悪いところがある。
私の考える最悪のシナリオは、メルトダウンが起きたときに水蒸気爆発が起こること。
それが起こると圧力容器も格納容器も破壊され放射性物質が大量に放出される。
まだ水蒸気爆発は起きていないが、東電が言う通りメルトダウンが既に起っていたとしたら、私の最悪のシナリオは回避された。ただし一つ困難がある。
既にメルトダウンが起きたということは、炉心に水がないということで、それは圧力容器に水が貯まらないということを意味している。
穴が空いていたらそこから漏水する。溶けたウランもそこから流れ出て、格納容器に落ちる。
そこには水があって、何らかの冷却は出来ているだろう。
だが、格納容器にも穴が空いていると思うようになった。
東電がやろうとした水棺も、だから不可能。
実際に水棺は出来なかった。
最近になって原子炉建屋の地下に大量の水が溜まっていると言い出した。
これは格納容器が破損していて、そこから原子炉建屋に流れ込んだということ。
外から水を入れてそれが汚染されて溢れてはいけないから循環式冷却回路を作るべきと私は言ってきたが、破損がひどくてそれも不可能と思うようになった。

・インタビュアー
新しい何かが必要?
・小出氏
冷却をあきらめて全体を覆って放出を抑えるということしか手段はないと思うようになった。

・インタビュアー
国会で福島県の土壌汚染について議員から質問があった。
今後福島ではどういう生活になるのかという質問。
このことについて再度お願いしたい。
・小出氏
伝えにくいことだ。
現在の福島の汚染は大変なもの。
被曝はあらゆる意味で危険であり汚染地域から逃げてほしいと思う。
だがチェルノブイリ事故のときの強制避難の基準を適用すると、800平方キロメートルという広大な面積から避難することになる。
日本の現在の法律(年間1ミリ)を適用すると、福島県全域に匹敵するような地域を無人にしないといけない。
それを考えると途方にくれる。

・インタビュアー
国会議員から手応えのある反応はあったか?
・小出氏
昨日は特にそうは思わなかったが、30人の委員がいたし、私をその場に招いたという事実もある。
なぜ招いたのかということについては、それなりのいきがかりがあったのだろう。
行政監視委員会の関係者の努力もあったのだろう。
委員長も考えてそれなりの判断をした。ここまで来た以上はそれなりに受け止めてほしい。

・インタビュアー
昨日文科省で子どもに対する20ミリという基準に対する抗議行動があったが、疎開をどう考えるか?
・小出氏
真剣に考えないといけない。
汚染地帯からの全員避難が難しければ、こどもだけは守らないといけない。
どろんこになって遊べる場所を確保してほしい。
こどもたちが苦痛に思わず楽しく過ごせるサマーキャンプのような場所も作らないといけない。

・インタビュアー
国会の委員会のあと院内集会に参加されたと聞いたが?
・小出氏
行った。
発言しにいったのではなく、元気をもらいたいと思って行った。
半分はこんなことを招いてしまって申し訳ないと思った。
沢山の人が集まっているわけで、知恵を集めてこどもを守ることを実現したいと思った。

・インタビュアー
昨日ガンジーの言葉を紹介されたが、どういう思いで?
・小出氏
7つの社会的罪だ。(注・①理念なき政治 ②労働なき富 ③良心なき快楽 ④品格なき学識 ⑤道徳(倫理)なき商売 ⑥人間性なき科学 ⑦献身なき信仰)
こういった言葉を紹介したのは、原発を進めてきた日本の形を反省してほしいという想い。

・インタビュアー
原発への警告を早くから続けてきた先生の声はこれまで国に届いていなかったが、長年の思いは伝えられたか?
・小出氏
割り当ての15分では言いたいことは言えなかった。
が、周到に準備をしてくださった方たちがいる。
こんな機会はもうないかもしれない。
これまで政治の場に出ないようにしてきた。
絶望してきたからだ。
でも政治を動かさないとだめだと皆から言われたこともあり、一度は、ということで行ってきた。

・インタビュアー
事故調査委員会には先生のような人がふさわしいと思うが、声がかかったら出かける?
・小出氏
行かない。

・インタビュアー
なぜか?
・小出氏
政治は、私が経験した限りでは、すべて予め決まっている。
学者の発言では国家の根本は変えられない。
国に対する学者の従属、協力が続いてきた。
だから私は足を踏みいれるのはやめていた。

・インタビュアー
今回の事故は政治の形も変えつつあると言えるが?
・小出氏
マスコミに期待したい。

・インタビュアー
マスコミの付け焼刃の知識では限界があり、先生のような人が中から声をあげてほしいと思うが?
・小出氏
いままで感じてきた絶望を伝えるにはあまりにも時間が足りない。

・インタビュアー
一日ゆっくりいつか聞きたい。
・小出氏
機会があれば。

・インタビュアー
国会議員が原発事故について知らなすぎることに絶望した。どうか?
・小出氏
私が呼ばれたのは行政監視委員会。
行政がどういうことをしてきたのかを話した。
間違いは行政だけでなく、立法府もおかしてきた。
立法機関に属する議員ひとりひとりにも考えてほしい。
そういう機会があればそちらでも話したい。

・インタビュアー
法律を変えたいという意欲を昨日議員に感じたか
・小出氏
感じなかった。

・インタビュアー
リスナーからの意見に、国会は先生の声をきいたという事実がほしかっただけでは?というのがある。
・小出氏
それはこれまでも常にそうだった。
声を聞いてやったという形で責任逃れをずっとしてきた。
それが絶望の一つの理由でもある。
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19回目の結婚記念日

2011年05月24日 | 日本とわたし
今日もぐずぐず天気。
けれども明日から、いきなり夏がやってくるそうな。
アメリカもあちこちで荒れている。
竜巻に洪水、そろそろハリケーンの季節もやってくる。
地震だってもう、いつ起こってもおかしくない。
太陽嵐の影響は、ドカンと一発で来るのではなく、じわりじわりと、あちこちに影響を及ぼしながら、わたし達に予告しているのだろう。

いい意味で覚悟を決めて、今日一日、今一時間を、大切に、生き長らえていることを感謝して過ごそう。

今日はそして、旦那とわたしの、19回目の結婚記念日。
出会ってから丸21年、一緒に暮らし始めて丸20年経った。
女は、離婚が成立しても、後半年は再婚できない、という法律があるので、法律上結婚が成立したのは一年遅れの5月。
あんときゃほんと、カオスな毎日だった……。

……ってなことを、すっかり忘れていたわたし。旦那も多分、朝から何も言わないところをみると忘れているようだ。
その旦那、昨日は一大決心をして、ホームセンターからハシゴを買ってきた。
このハシゴ、家に移り住んでからずっと、かれこれ二年もの間、買おうか借りようか、買うとしたらどれがいいか、悩んでいた代物である。
意外と高価なのと、サイズによっては持ち運ぶこともできないので、また更に料金を払って配達してもらわなくてはならない。
その費用を考えると、どうしても二の足を踏んでしまう旦那。
けれども、この雨続きの天候と、最近は降り方が熱帯地方のスコールのようになることから、雨樋の掃除と点検が急務になった。
もうグズグズしている場合ではないってんで、とうとう決心して手に入れた。

落ちて怪我とかせんといてや~と、祈るような気持ちでパチリ。
万が一、事故死なんてことになったら、永住権はあるものの、市民権をとっていないわたしには、とてもややこしい事態になる。


ちょっとアップ。


後ろの見えない所だけ、煉瓦を使っていない。それがちょっと残念。旦那は家の右端にたかっております。


パチパチ調子に乗って撮っていたら、こんなとこ撮るな~!とばかりに、ホースの水攻撃を受けた。ただ今木の中にて点検中。


ついでに前からも雨樋の点検。


ハーブ畑では、巨大化したハーブが元気そう。


これはミント。一応三種類あるはず。元気なのにほとんど占領されてしまってるけれど。


多分豆科の植物。


いつの間にやらこんなに咲いていた菖蒲。


本当の色が写せないのが残念!ほんとはもう少し濃い紫色。


これからポンポン咲き出すところの、知らない木の花。


お手伝い終了!


今日もこれから雷嵐が来るそうな。
もう雨はいらん!
畑のちっちゃな芽の根が腐り出した。
天気がこんなに気になるのは初めて。
自然の影響をまともに受ける所で、命を育てるということは、ほんとに大変なことなんだと、少しは学べたような気がする。
そして、東日本の、そういう仕事を生業にしていた農業、漁業、畜産業の方々の無念を思う。


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脱原発の国民投票を実現させよう!

2011年05月24日 | 日本とわたし
脱原発の国民投票を目指す会が発足しました!

皆さんの心が今こそ必要な時は無いと思います。
日本の国を守るため、日本の家を守るため、日本の民を守るため、ひとりひとりの心を投入しましょう!
どうか、ひとりでも多くの、家族、親戚、友人知人に、このことを知らせてください!
よろしくお願いします!
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