Shigaちゃん、ごめん!
どうしてもこの話を書き留めておきたくて、独断で勝手に記事にすることにしました。
『お母さんは、なんでわたしのことをあきらめへんの?』
この言葉が胸にぐっと食い込んで、昨日からずっと考えています。
これは、うつ病に悩んでいたある若い女性が、ある日ふと思ったことでした。
その女性の名前は吉岡尚子。
そうです、こないだの母の日の日曜日、わたし達ゴスペル合唱隊と一緒に舞台に立った素晴らしい歌い手さん、ナオちゃんです。
彼女のことを記事で読んでくれたShigaちゃん。
去年、ゴスペル界では非常に大きな大会の最終審査にまで歌い上げてきた日本人歌手『ナオ』を特集して作られたドキュメント番組を観て、とても感銘を受けたことを思い出し、もしかして同一人物かもしれないというので、わたしにメールを送ってくれたのでした。
『以前、何の番組か忘れましたが、ホントに感動したのです。
今はアメリカで、歌をうたって頑張っている女性のお話でした。
その女性のお母さん、本当に素晴らしい人で、
番組を観てからだいぶ経つのですが、
ことあるごとに、その女性のお母さんを思い出して、
わたしもあんな風にできるだろうか、あんな風に子どもに寄り添えるだろうか、と思い出しながら自問自答しています。
その女性は、高校時代、バンド活動をしていて華やかな存在だったけれど、
人間関係の行き違いでうつ病になり、バンドも高校もやめ、ずっと家に引きこもる毎日。
そんな、心を病んでしまった彼女に、お母さんは彼女の辛かった何年間、ずっと寄り添っておられたそうです。
毎日毎日、ずっと話しをしてくれる。
それが夜中になろうとも、ずっと話し相手になってくれる。
お天気がいいから散歩に行こうと、誘ってくれる。
彼女は思ったそうです。
『お母さんは、なんでわたしのことをあきらめへんの?』
もう、涙が出ました。
まうみさんの記事の吉岡尚子さんをクリックすると、
そこの記事に、高校時代にバンドを組み音楽活動を始めるが、人間関係の中で「うつ病」を発症。
歌も止め高校も中退して苦しむ。克服するまでに4年かかった。
と、書いてありましたので、もしやあの時の、あの女性なのでは……と。
大きなゴスペルフェスティバルに出場する彼女のために、
お母さんが着物地?着物柄?のドレスをプレゼントされたのですが、
まうみさんの記事の写真の吉岡尚子さんのお召し物がそれに見えたり……。
ことあるごとに、ホントに、オットにも言ってるんです。
「夜中であろうが、ずっと、話し相手にならはったんやで。
うつ病のカウンセリングとか、よく聞くけど、
なんぼ専門家でも、所詮は人任せ。
自分の大切な子ども、自分で守りはった。」
思い出しただけでも、胸が熱くなります。
そして、大事な大事な娘の『夢』を叶えるために、渡米させてあげはった。
ほんでもって、アメリカでも頑張って頑張って、
すごい人しか出られない、そのゴスペルフェスティバルでも、
ほんまに大きく大きく見えました。
あまりにも、その番組の女性と、吉岡尚子さんが重なるので、
ひょっとして……と思って。
これから、子どもらの成長過程でいろんなことがあると思うけれども、
我が子が苦しんでいる時に寄り添ってやれるのは、
母ちゃんやで……、
と、常日頃から、吉岡尚子さんのお母さんを思い出し、
ほんま素晴らしい人や、と思っておりますのに、
まうみさんのところで重なってしまって、
不思議を感じ……いてもたってもおられず、メールしてしまいました次第です』
ナオちゃんの歌を聞いたらわかります。この子は、本当に、いろんなことを乗り越えてきたんだなあって。
普段はどこにでもいる、ひょうきんで、ちょっと傷つきやすくて、優しくて、元気で、凹んだり起き上がったり忙しくて、でも周りを明るくしてくれる女の子。
それがひとたび舞台に立ち、マイクを手にすると、ものすごく強烈な光を放ち、圧倒的なエネルギーと柔らかな愛情でもって、会場に居る人達を丸ごと包み込んでしまう。
舞台の袖に居る時は、ドキドキしたり自信を失いそうになったりする、普通の女の子なのに。
ナオちゃんのお母さんはもちろん素晴らしい女性だけれど、ナオちゃんも母に負けず劣らずのすてきな女性です。
母は強く、愚かしく、どこまでもどこまでも、子供をなんとしてでも守り通そうとするものなんですね。
だって……自分の子は、それが生みの子でも育ての子でも、かけがえのない宝もんやもん。
悩んだり病んだりしている我が子を見守ることの辛さ、悔しさ、哀しさを、わたしも何度か経験したけれど、
それはもう、本当の本当に苦しいことだったけれど、
そして、身代わりになってやれないことを痛感しつつ、身代わりになってる場合か!こんな時こそ、オカンのわたしが元気に、しっかりしてなどないする!と、自分で自分を叱咤激励したりして、毎日毎夜、祈りたおして過ごしたあの頃のことを、
こうやって、ああ、あんなこともあったなあ~と、思い出せる今に感謝!!
そんなことを思い出させてくれたShigaちゃん、ありがとう!!
この記事をナオちゃんに、そしてナオちゃんのお母さんにも読んでもらいたくて、ここに残しておきます。
どうしてもこの話を書き留めておきたくて、独断で勝手に記事にすることにしました。
『お母さんは、なんでわたしのことをあきらめへんの?』
この言葉が胸にぐっと食い込んで、昨日からずっと考えています。
これは、うつ病に悩んでいたある若い女性が、ある日ふと思ったことでした。
その女性の名前は吉岡尚子。
そうです、こないだの母の日の日曜日、わたし達ゴスペル合唱隊と一緒に舞台に立った素晴らしい歌い手さん、ナオちゃんです。
彼女のことを記事で読んでくれたShigaちゃん。
去年、ゴスペル界では非常に大きな大会の最終審査にまで歌い上げてきた日本人歌手『ナオ』を特集して作られたドキュメント番組を観て、とても感銘を受けたことを思い出し、もしかして同一人物かもしれないというので、わたしにメールを送ってくれたのでした。
『以前、何の番組か忘れましたが、ホントに感動したのです。
今はアメリカで、歌をうたって頑張っている女性のお話でした。
その女性のお母さん、本当に素晴らしい人で、
番組を観てからだいぶ経つのですが、
ことあるごとに、その女性のお母さんを思い出して、
わたしもあんな風にできるだろうか、あんな風に子どもに寄り添えるだろうか、と思い出しながら自問自答しています。
その女性は、高校時代、バンド活動をしていて華やかな存在だったけれど、
人間関係の行き違いでうつ病になり、バンドも高校もやめ、ずっと家に引きこもる毎日。
そんな、心を病んでしまった彼女に、お母さんは彼女の辛かった何年間、ずっと寄り添っておられたそうです。
毎日毎日、ずっと話しをしてくれる。
それが夜中になろうとも、ずっと話し相手になってくれる。
お天気がいいから散歩に行こうと、誘ってくれる。
彼女は思ったそうです。
『お母さんは、なんでわたしのことをあきらめへんの?』
もう、涙が出ました。
まうみさんの記事の吉岡尚子さんをクリックすると、
そこの記事に、高校時代にバンドを組み音楽活動を始めるが、人間関係の中で「うつ病」を発症。
歌も止め高校も中退して苦しむ。克服するまでに4年かかった。
と、書いてありましたので、もしやあの時の、あの女性なのでは……と。
大きなゴスペルフェスティバルに出場する彼女のために、
お母さんが着物地?着物柄?のドレスをプレゼントされたのですが、
まうみさんの記事の写真の吉岡尚子さんのお召し物がそれに見えたり……。
ことあるごとに、ホントに、オットにも言ってるんです。
「夜中であろうが、ずっと、話し相手にならはったんやで。
うつ病のカウンセリングとか、よく聞くけど、
なんぼ専門家でも、所詮は人任せ。
自分の大切な子ども、自分で守りはった。」
思い出しただけでも、胸が熱くなります。
そして、大事な大事な娘の『夢』を叶えるために、渡米させてあげはった。
ほんでもって、アメリカでも頑張って頑張って、
すごい人しか出られない、そのゴスペルフェスティバルでも、
ほんまに大きく大きく見えました。
あまりにも、その番組の女性と、吉岡尚子さんが重なるので、
ひょっとして……と思って。
これから、子どもらの成長過程でいろんなことがあると思うけれども、
我が子が苦しんでいる時に寄り添ってやれるのは、
母ちゃんやで……、
と、常日頃から、吉岡尚子さんのお母さんを思い出し、
ほんま素晴らしい人や、と思っておりますのに、
まうみさんのところで重なってしまって、
不思議を感じ……いてもたってもおられず、メールしてしまいました次第です』
ナオちゃんの歌を聞いたらわかります。この子は、本当に、いろんなことを乗り越えてきたんだなあって。
普段はどこにでもいる、ひょうきんで、ちょっと傷つきやすくて、優しくて、元気で、凹んだり起き上がったり忙しくて、でも周りを明るくしてくれる女の子。
それがひとたび舞台に立ち、マイクを手にすると、ものすごく強烈な光を放ち、圧倒的なエネルギーと柔らかな愛情でもって、会場に居る人達を丸ごと包み込んでしまう。
舞台の袖に居る時は、ドキドキしたり自信を失いそうになったりする、普通の女の子なのに。
ナオちゃんのお母さんはもちろん素晴らしい女性だけれど、ナオちゃんも母に負けず劣らずのすてきな女性です。
母は強く、愚かしく、どこまでもどこまでも、子供をなんとしてでも守り通そうとするものなんですね。
だって……自分の子は、それが生みの子でも育ての子でも、かけがえのない宝もんやもん。
悩んだり病んだりしている我が子を見守ることの辛さ、悔しさ、哀しさを、わたしも何度か経験したけれど、
それはもう、本当の本当に苦しいことだったけれど、
そして、身代わりになってやれないことを痛感しつつ、身代わりになってる場合か!こんな時こそ、オカンのわたしが元気に、しっかりしてなどないする!と、自分で自分を叱咤激励したりして、毎日毎夜、祈りたおして過ごしたあの頃のことを、
こうやって、ああ、あんなこともあったなあ~と、思い出せる今に感謝!!
そんなことを思い出させてくれたShigaちゃん、ありがとう!!
この記事をナオちゃんに、そしてナオちゃんのお母さんにも読んでもらいたくて、ここに残しておきます。