ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国自家菜園事情

2011年05月10日 | 米国○○事情
はとこちゃんの『お久しぶりの庭仕事』というブログ記事を読んで、うぉ~!今年こそはなにがなんでもなんか作るぞぉ~!という気持ちがムラムラ!

後ろの庭は、隣の空き地の売れ方次第で、太陽の光の当たり具合が違ってくるので、2年近く経った今もまだ触れずにいる。
しかも、伝書鳩小屋の跡地の基礎がそのまんまになっているど真ん中が、一番の日当り場所。
できたらそこに畑を作りたい!
けれども、業者さんにお願いする予算が無いってんで、旦那がツルハシ(かわちゃんおおきに!)でごつんごつんと壊し始めたけど、かな~り時間がかかりそう。
ということで、けれども待ちきれず、通りで一番狭いことで有名な前庭に、ミニ畑を作ることにした。
にゃ~んて偉そうなことを言っているが、畑のことについてはまるで知識も経験も無しのわたし。
田舎の農村で13年近くも嫁をしていたのに……である。

とにかく、土を耕すことにした。
シケた芝生に鍬を入れ、土を掘り起こすと、なんとなんと、朽ち果てた木の幹がボロボロと出てきたではないか!
土もあたたかい。
これはかなりいい感じ。
腐葉土とかを買ってこないといけないかなあ~と、かかる費用を想像して暗くなっていたのだけど、このまま植えちゃってもいいかも!
なんて、多分甘い考えなのだろう。
けれども、あれやこれや、石ころをすっかり取り除き、腐葉土や赤土玉などを混ぜ込み、なんてことをせずに野菜を育てられないものだろうか。
適当に、苗も一本ずつぐらいで、各野菜を少しずつ、まずは作ってみようではないか。
これをポジティブ思考というのか、無謀というのか、まあそれは後でわかるだろう。
短い畝を三筋作ってみた。

はとこちゃんの記事を読んでいると、種をパラパラと適当に土に蒔きゃええわ~などという考えは、まったくもって無謀なのだということに気がついた。
これだけでもかなりの進歩である。
種をホームセンターに買いに行ったら、棚にどこかで見たことがあるようなのを見つけた。
あ、そうそう、これこれ!はとこちゃんが苗を作るのに使ってたやつ!
見るとめちゃくちゃ高い。19ドルもする。
どうしよ~かな~、やめとこ~かな~、けど、なんかおもろそうやしな~……と、その棚の周りを8周ぐらいして悩み、ええい~買ったれ~と決心した。
それがこれ、苗造りキット。


お湯を一こまに1.5ozずつ入れてって書いてあったが、そんなこといちいち計ってられっか!とばかりに、超てきと~に注ぐと……、


ぎょえ~!ニョキニョキと大きくなるブツさん達。これってまるで、まるで、ショーティのう◯ちではないかっ!?
いいのか~ほんとに?これでいいのか~?おぉ~い?

とまあ、かなりびっくりしたけれど、とりあえず種の数だけ膨らませてみた。
ゴーヤとオクラ、それからネギとニラ、ほんでもってシュガースナップとシラントロ、そしてキュウリと三度豆。
もしこれがみんな、それぞれ無事に育ってくれちゃったりしたらもう、わたしゃ八百屋ができそうだ。うそうそ。


まあ、このいい加減なわたしが、どこまでこぎつけるか乞うご期待。
コメント (6)
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