サラとジャン、そして旦那とわたし、念願のBeacon美術館に行ってきた。
ジャンの運転するホンダに乗って、一路ニューヨーク州の北に向かう。
Beacon美術館の玄関。
四角いコンクリートの中を抜いて、そこに芝が植わっていた。
芝生があまり好きではなくて、どうにかして芝をあまり強調しない庭ができないものかと思案している我々にとって、これはすご~くいいアイディアだ。どこかでこの中抜きコンクリートを見つけてみよう。もちろん安いやつ。
この前庭の生け垣がとても有名らしい。
この角度の景色が一番気に入った。
館内は撮影禁止だったので、残念ながら写真は撮れなかった。
元は、ナビスコの製品の箱を作っていた工場だそうな。
だだっ広い部屋の中に、いろんな作家の作品が、とてもユニークな方法で展示されてあった。
サラのお気に入りは、白の画家。
彼はただただ白の絵の具を使って、色々な素材の上に描き続けている。
その素材ももちろん白。白くない場合はわざわざ白く塗ってから描くのだそうだ。
白といっても、いろんな白色があって、そしてその素材によって、質感や訴えどころが違ってくる。
あまりにも有名になってしまう前は、禅などの精神世界と深く関わり合いながら描いていたそうだ。
外に出ると、
この裏門の真ん前に(葉っぱの向こう)電車の線路があり、時々通る電車の音がとてもリアル。当たり前だけど……。
中庭には、たくさんの桜の木が一直線に植えられている。もう少し前に訪れていたら絶景だったろうな。
ベンチに座って壁の方を見る。
藤の花が満開。
もう一度中に戻り、今度は旦那と一緒に回覧。
三階の、鋳物で作られた巨大蜘蛛が圧巻だったが、地下に展示されているこれを見たら、もっとぶったまげた。
ここだけ係員がいなかったので、ちょっとズルしてパチりんこ。
これは展示作の内側。カタツムリの殻の中に入っていくみたいな感じ。
天井からの太陽の光がすごくて、右端の旦那、なにやら天国に向かって歩く男っぽい。
お~い、まだ早いでぇ~!行ったらあかんでぇ~!
磨りガラスの真ん中に、透明のガラスが4枚はめられてあり、どういうわけか、ジャンのサングラスで窓の向こうの木々を見ると、
4枚のうちの下側、左右のガラスだけ、葉っぱに青やら紫やら、時には緑の点々が鮮やかに浮かぶのだった……う~む。
あんまり不思議だったので、近くに居た係員を呼んで、彼にも試しに見てもらうことにした。
その係員は若い男性で、色盲の方だったが、それでも色が変わっていることはわかったと言って、彼も不思議そうに首を傾げていた。
そんなこんなの楽しい美術館巡りを終え、近所でやっているファーマーズマーケットを覗きに行った。
ハドソン河の畔。こういう桟橋はいつ見ても楽しい!
そのすぐ近くに、ニューヨーク市からの電車駅があった。
長い長~い線路。
美術館周りの、おまけ風景。
美術館の近くに住んでいる、ジャンの元仕事仲間に会いに行った。
ニューヨーク市で暮らしているお金持ちや芸術家達が、避暑地として住んでいる地域に、彼の家がある。
彼は西海岸で、映画関係の仕事で成功していた人だけど、結婚生活がうまくいかなくて、それでいろいろあって、今はひとりで、その家で暮らしている。
「できるだけ忙しくしている。そうしないと気持ちがもたないから」
そう言って、彼は淋しそうに笑った。
彼の新しい意欲は今、周りに落ちている木の枝や根を拾い集め、そのひとつひとつからイメージがわくものを造っている。
この生き生きした、今にも動き出しそうな生物の感じを伝えられないのがとても残念。
彼の家の庭。というか、森に囲まれた大地。
外にも彼のお気に入りがいっぱい。
部屋の中にはちょっと恐いものも。
せっかくなので、みんなで近所のレストランに行って、軽く食事をすることに。
お腹自慢をするサラとジャン。
ほんとに気持ちのいい天気。空気が下界とはちょいと違う。
夕焼け。
仕事の昔話を聞いていると、超有名な役者や監督の名前がぞろりぞろり。
でも、どこの国でも、裏方さんというのはやっぱり大変なんだ……と思った。
楽しい一日をありがとう!
ジャンの運転するホンダに乗って、一路ニューヨーク州の北に向かう。
Beacon美術館の玄関。
四角いコンクリートの中を抜いて、そこに芝が植わっていた。
芝生があまり好きではなくて、どうにかして芝をあまり強調しない庭ができないものかと思案している我々にとって、これはすご~くいいアイディアだ。どこかでこの中抜きコンクリートを見つけてみよう。もちろん安いやつ。
この前庭の生け垣がとても有名らしい。
この角度の景色が一番気に入った。
館内は撮影禁止だったので、残念ながら写真は撮れなかった。
元は、ナビスコの製品の箱を作っていた工場だそうな。
だだっ広い部屋の中に、いろんな作家の作品が、とてもユニークな方法で展示されてあった。
サラのお気に入りは、白の画家。
彼はただただ白の絵の具を使って、色々な素材の上に描き続けている。
その素材ももちろん白。白くない場合はわざわざ白く塗ってから描くのだそうだ。
白といっても、いろんな白色があって、そしてその素材によって、質感や訴えどころが違ってくる。
あまりにも有名になってしまう前は、禅などの精神世界と深く関わり合いながら描いていたそうだ。
外に出ると、
この裏門の真ん前に(葉っぱの向こう)電車の線路があり、時々通る電車の音がとてもリアル。当たり前だけど……。
中庭には、たくさんの桜の木が一直線に植えられている。もう少し前に訪れていたら絶景だったろうな。
ベンチに座って壁の方を見る。
藤の花が満開。
もう一度中に戻り、今度は旦那と一緒に回覧。
三階の、鋳物で作られた巨大蜘蛛が圧巻だったが、地下に展示されているこれを見たら、もっとぶったまげた。
ここだけ係員がいなかったので、ちょっとズルしてパチりんこ。
これは展示作の内側。カタツムリの殻の中に入っていくみたいな感じ。
天井からの太陽の光がすごくて、右端の旦那、なにやら天国に向かって歩く男っぽい。
お~い、まだ早いでぇ~!行ったらあかんでぇ~!
磨りガラスの真ん中に、透明のガラスが4枚はめられてあり、どういうわけか、ジャンのサングラスで窓の向こうの木々を見ると、
4枚のうちの下側、左右のガラスだけ、葉っぱに青やら紫やら、時には緑の点々が鮮やかに浮かぶのだった……う~む。
あんまり不思議だったので、近くに居た係員を呼んで、彼にも試しに見てもらうことにした。
その係員は若い男性で、色盲の方だったが、それでも色が変わっていることはわかったと言って、彼も不思議そうに首を傾げていた。
そんなこんなの楽しい美術館巡りを終え、近所でやっているファーマーズマーケットを覗きに行った。
ハドソン河の畔。こういう桟橋はいつ見ても楽しい!
そのすぐ近くに、ニューヨーク市からの電車駅があった。
長い長~い線路。
美術館周りの、おまけ風景。
美術館の近くに住んでいる、ジャンの元仕事仲間に会いに行った。
ニューヨーク市で暮らしているお金持ちや芸術家達が、避暑地として住んでいる地域に、彼の家がある。
彼は西海岸で、映画関係の仕事で成功していた人だけど、結婚生活がうまくいかなくて、それでいろいろあって、今はひとりで、その家で暮らしている。
「できるだけ忙しくしている。そうしないと気持ちがもたないから」
そう言って、彼は淋しそうに笑った。
彼の新しい意欲は今、周りに落ちている木の枝や根を拾い集め、そのひとつひとつからイメージがわくものを造っている。
この生き生きした、今にも動き出しそうな生物の感じを伝えられないのがとても残念。
彼の家の庭。というか、森に囲まれた大地。
外にも彼のお気に入りがいっぱい。
部屋の中にはちょっと恐いものも。
せっかくなので、みんなで近所のレストランに行って、軽く食事をすることに。
お腹自慢をするサラとジャン。
ほんとに気持ちのいい天気。空気が下界とはちょいと違う。
夕焼け。
仕事の昔話を聞いていると、超有名な役者や監督の名前がぞろりぞろり。
でも、どこの国でも、裏方さんというのはやっぱり大変なんだ……と思った。
楽しい一日をありがとう!