ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

巣立ちのアーチ

2011年03月18日 | ひとりごと


消防団員さんも自衛隊員さんも、みんなでお祝いのアーチを作ってくれました。
子供達の笑顔がすばらしいです。

「人が何で困り、何を必要としているか、心配できる人間になってほしい」と校長先生。

「式で着るつもりだった服は津波に流されたけど、卒業式に出られて良かった。これから自分たちが宮古を元気にしたい」と卒業生。

「子どもたちの笑顔を見て落ち込んでいられないと思った。私たちも負けないで生きていかなきゃ」と避難している女性。

みんな、ほんとにすばらしい。
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希望と夢を胸に

2011年03月18日 | 音楽とわたし
一昨日、突然やってきた腰痛は、旦那の鍼と友人アランのカイロプラティックの治療でほとんど良くなりました。

明日はいよいよオーディションです。
エントリーされている人達の曲と顔ぶれが発表されて、ちょっとビビっています。
みんな、昨年より増して本気です。
曲選びにもすごく工夫がされていて、演奏したいからというより、カーネギーの舞台で注目を浴びそうな曲を慎重に選んでいます。
エントリーは3曲までできるので、みんな複数曲用意しているのに、わたしはたったの1曲、フランクさんのみで勝負です。ダハハ!
しかも、ただ聞いた瞬間一目惚れして、どうしても演奏したい!と思ったから、だけです……いやはや……。
21グループの中から、選ばれるのは10グループ。
選ばれたいなあ……。
とにかく精一杯頑張ります。

指の故障は、無理を承知で練習を続けているので、良くはなっていません。
けれども、小指をこうやって、スポーツ用のテープでグルグル巻きにすると、痛みがかなり軽減されてなかなか好調です。


今日は朝から気温がぐんぐん上がって、なんと23℃ぐらいになるそうです。
避難所のみなさんに、この熱風を送ることができたらいいのに。
そんなことを思いながら、晩秋以来の、窓の開放をしています。


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みんな、ごめんなさい!

2011年03月18日 | 世界とわたし
昨日の夜に書いた記事について、わたしはまだ、そんなことをして良かったのかどうか、悩んでいます。
今朝、美代子さんが、大変な中、送ってくれたコメントへの返事に書いたことが、今のわたしの気持ちです。


『不安を煽るようなことをしようとしている。
こんなことをしてもいいのかどうか、本当に最後の最後まで悩みました。
けれども、広瀬さんは、最悪の事態を仮定して話しているのであって、そうなるとは限らないのだし、
そういう事態も在り得るかもしれないということを知ることは、やっぱり大切ではないかと思い、
長い長い時間悩みましたが決心して載せました。
ごめんなさい。
不安を抱えながら、実際に心身に支障をきたしながら、それでも我慢しているのはわたしでなく、そこに住む美代子さん達なのに……。

この賭けが、日本の楽観に味方することを祈っています。
そして、後からみんなに、「あの時まうみが脅かすから、慌てて行動しちゃったけれど、そんなことする必要なかったじゃないの~!どうしてくれるのよ~!」と、思いっきり叱られることを願っています。

子供の学校のこと、仕事のこと、自分がもし東北近辺に暮らしていたらどうしただろうか……。
今はそれをずっと考えています。
答がなかなか見つからないと思っているけれど、答はもう出ているのかもしれません』


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福島原発事故についての報道のあり方

2011年03月17日 | ひとりごと
17日に放送された『ニュースの深窓』での、葉 千栄(東海大学教授)による、広瀬 隆(ノンフィクション作家)へのインタビューです。
やっと、聞いてよくわかった気持ちになれた話でした。
牧野さんの声はよく通り、耳に心地良く、なんだか納得したくなる気持ちになりがちだけど、彼の言っている話をどうしても信じる事ができません。
広瀬さんは原発反対の立場におられる方なので、もしかしたら色眼鏡で聞かれる方もいらっしゃるかもしれませんが……。

今日本人は本当は、正しいパニックを起こさなくてはならない。
最悪のことを想定して対処することが大切。

遠く離れた所で、ただの見物者で、こんなことを書き並べる自分はいったいなんなんだと思います。
けれども、とにかく助かって欲しい。救われて欲しい。
だから、誰でもいい、解決に向けてまともなことを考えられる人、どうか日本を救ってください!










米国太平洋軍司令官は、福島第1原発の放射能漏れの事態悪化を踏まえ、放射線学や被害管理の専門家約450人の部隊を太平洋軍が運用できるよう、国防総省に要請したそうです。
それに先立ち、同省が米軍の核や放射能、生物化学兵器の専門家9人の調査チームを日本に派遣したことについて、放射線専門家の大掛かりな部隊を、日本に展開させる合理的な理由があるかどうか決めるためだと説明しています。

誰でもいい。どこの国の人でもいい。
今起こっている問題をちゃんと理解しようとしない、国や東電の上に立つ者に、目を覚ましてしっかり現実を見るよう喝を入れてください。
そうして、日本を助けてください!
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……たら、……れば、

2011年03月17日 | ひとりごと
昨日の時点では、もうこれ以上原発のことを書くのはやめとこと思てた。
東電の社員達は、大惨事を食い止めようと命懸けで踏ん張ってはる。
そこに、支援として、めちゃくちゃ危険なことやと承知で、機動隊や自衛隊の人達も加わってはる。
みんな、これはハリウッドなんかの映画やのうて、現実の、失うたら二度と戻ってこれへんのを覚悟でやってくれてはる。

そやし、政府と東電の会社役員の連中の大ボケのせいで、どこまで事態が悪化するのか、これはもう黙って見てよと思てた。

けど、こんな記事を読んだらもう、ハラワタが煮えくり返ってしもて、どうしてもここに書き留めな気がすまへん。


『東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡り、米政府が原子炉冷却に関する技術的な支援を申し入れたのに対し、日本政府が断っていたことを民主党幹部が17日明らかにした。

この幹部によると、米政府の支援の打診は、11日に東日本巨大地震が発生し、福島第一原発の被害が判明した直後に行われた。
米側の支援申し入れは、原子炉の廃炉を前提にしたものだったため、日本政府や東京電力は冷却機能の回復は可能で、「米側の提案は時期尚早」などとして、提案を受け入れなかったとみられる』



とんでもない思い上がりと、利己主義と、無知。
支援を断ってなかったら、津波被害の直後から廃炉を前提に対策を練ってたら、今みたいな事態に陥ってへんかったかどうか、それはわたしにはわからへん。
けど、少なくとも今ほどには、酷い状況にはなってなかったと、素人のわたしでもわかる。

時期尚早。大げさな判定。

なにを根拠にそんなことを言うてるのか知らんけど、そうやってどんどん、後手後手になり、後で慌ててるのが政治家と役員やんか。
慌てて済む問題やったらええよ。
けど、アホのせいで、東北が死んでしもたら、いったいどうやって甦らせるん?
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原発危機の本質

2011年03月17日 | 世界とわたし
taked4700という方が指摘されている、原発についての事柄を転載させていただきます。


『原発危機の本質』

何が問題かということが報道されていない。そして、関係者の多くが深刻さを理解していないように見える。

1.原発の各種機能が喪失している。その結果がどうなるかを、ほとんどの方が理解していない。
電源喪失、冷却機能喪失、各種モニター機能喪失、核物質保管機能喪失、これらが具体的に何を意味しているか、それをきちんと検討して公開するべきだ。

2.既に原発内部がどうなっているか、モニターができていないようだ。
原子炉周りだけではなく、使用済み核燃料の保管プールの様子も全く観察ができない状況になっている。
なんと、4号炉プールに水があることを、昨日上空からヘリコプターで観察したと言う。
事故当初、つまり、3月11日から炉の温度計は既にモニターできなくなっていたようだ。
既に、福島第一原発周辺は強い放射線で近寄れなくなっているはずで、中央制御室へ人がいるのかどうかさえ疑問だ。
少なくとも、中央制御室に人がいるかどうか、このことを東電は公表するべきだ。

3.地震の時も含めて、原発事故の特徴は、事故現場へ人が近寄れないことにある。
放射能漏れが起きて、防護服を着ても、よほど特殊なものでない限り近寄ることが出来ない。
多分、既に福島第一原発周辺はかなりの特殊防護服でも近づけないはずだ。
なるべく早く、大きなバッテリーを付けた無線方式の放射能モニターを、福島第1原発敷地内か、なるべく近くへ何台か置いて、放射能レベルの変動だけでも分かるようにするべきだ。
少なくとも数週間、それで、原発の環境が分かるようにしておくべきだ。
そして、そのデータを一般公開をするべきだ。
風が強ければ、福島県内で計測しても正確なモニターはできない。
ましてや関東地方などへ拡散すれば、既に上空へ拡散するから、地上で幾ら計測しても正確な飛散量はつかめない。
それがやがて地上へ降り積もり、もし、放射性ウランやプルトニウムが含まれていたら、半永久的に土壌汚染、地下水汚染が起こる。


『使用済み核燃料の問題』

1.ウラン燃料を燃やした結果、キセノンや放射性ヨウ素など、環境中に拡散しやすい気体状の放射性物質が燃料棒の中にたまっている。
これが、燃料棒の破壊によって大気中へ拡散される。

2.燃え残りの放射性ウランや、新たに生成された放射性プルトニウムがあり、これらは半減期が大変に長い。
何万年、何億年というスケールであり、これらが、やはり燃料棒が破壊されることで環境中へ漏れてしまい、土壌汚染や地下水汚染を起こす。

3.こちらはあくまで可能性の問題だが、高濃度のウランなどが液体状でたまった場合は、加速度的な核反応が起こり、爆発する。
多分、この可能性はかなり低い。
しかし、かなり過熱しているところへ水がかかり、水蒸気爆発のようなものを起こす可能性はかなり高い。

4.どちらにしても、原子炉周辺は長期間、多分少なく見ても百年単位で、居住不能になる。
つまり、核物質の閉じ込めがどの程度うまく行くかが、関東地方や東北地方がどの程度存続できるかを決めることになる。

 
共同保管プールという話があり、原発によっては、敷地内にそこにある複数の原子炉の使用済み燃料をまとめて保管するプールを作っているのかもしれない。
ただ、具体的にそういった例があるのかどうか、自分は知らないし、検索してみても、出てはこないように思う。
なお、数年の内に、再処理用の燃料を六ヶ所村の再処理施設へ送るために中間的に貯蔵する施設が六ヶ所村の近くのむつ市にできるそうだ。

日本全体で約50基の原子炉があり、そこから一年で計900トンから1000トンもの使用済み燃料が出る。
既に1万トンを超えた使用済み核燃料が、全国の原発にはたまっている。
だから、上で述べた問題は、全国どこでも起こり得る。


この非常事態を教訓に、日本のような地震国は、原発という施設を所有するということを、根底から議論した方がいいのではないのでしょうか。
ここアメリカにも、地震が起こり得る地域に原発施設があります。
そして世界中の、同じような条件の地域にも。
今こそ、本気で、エネルギー利用について、地球人として考えないといけない時なんじゃないでしょうか。
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本当のことを言え!

2011年03月16日 | 世界とわたし
アメリカ人、及び、アメリカで暮らすわたし達が読んでいるニュースです。


*New York Times/14日掲載記事より。

『日本の政府関係筋は、2つの発電所での炉心溶融は「部分的」であり、発電所外での放射能の測定値は、日本の安全基準値の2倍とはいえ比較的低いと思われると言っているが、
米国国防総省は13日にプラントから100キロメートル離れた地点を飛行したヘリコプターに少量の放射性の微粒子が付着していたと発表した。
セシウム137とヨウ素121が含まれていると思われ、これは環境汚染の広がりを示している。

1号機の設計に詳しい複数の専門家によれば、東京電力側にはいまや、冷却手段として放射性物質を含んだ水蒸気を定期的に放出する以外に選択肢はほとんどなく、この措置は核分裂が止まった後も1年以上続けられることになる可能性があるという。
ということは、数十万人の避難住民は長期間家に戻れないことになり、風向きが変われば、放射性物質が海方向ではなく日本の都市に向かって運ばれる可能性がある。

通常の原子炉冷却機能を回復するには、電力が必要であり――地震と津波で電力供給は停止中――発電所の技術者たちは、すでに放射能汚染が著しい場所で作業をする必要があるだろう。

米国政府は、不安を抑えるために、「ハワイやアラスカ、米国領および米国西海岸では、放射能が人体に悪影響を与えるレベルには達しないと予想される」との結論を出しているが、
日本に到着した専門家はこの3日間に起こったことを把握し始めており、その一人は「最良のシナリオをたどったとしても、これが近いうちに終わることはない」と述べた。

核分裂反応が止まって原子炉の運転が停止されても、燃料は運転時の約6パーセントの熱を出している。
通常は、電気ポンプによって熱水を抜き、それを冷却するのだが、今回の場合、電力供給が止まった後、このシステムが使えなかったため、海水を注入して燃料冷却を試みた。
だが、これによって、炉内の圧力が上昇して、大気中に蒸気を放出し、さらに水を注入するという手法をとらざるを得なくなっている。

燃料が無傷であれば、放出する蒸気に含まれる放射性物質はわずかであるが、燃料が損傷すれば放出される蒸気の汚染度は高まる。

もう一つの懸念材料は、日本の原子炉の中にはMOX燃料を使っているものがあり、MOX燃料には再処理したプルトニウムが含まれていることだ。
今回の原子炉がこのタイプであれば、放出する蒸気はより有害なものになる可能性がある。

問題の原因は、津波の後の一連の失敗にある。
津波は福島発電所の周囲にあった護岸堤防を軽々と越え、ディーゼル発電機が浸水した。
発電機は低いところに置かれていた--これは明らかに、護岸によって守られるだろうという誤った自信によるものだ。

大きな爆発は、炉心が冷却されない場合に原子炉格納器内で起きる可能性のあることを示す警告である。
IAEAによれば、「炉心の損傷を抑える手段として」東京電力は海水にホウ素(核反応を止める作用がある)を混ぜて注入することを計画し、12日午後10時20分にそれを開始した。

これは捨て身の行動である。海水を注入すれば発電不能になるので、廃炉を決心したということなのだ。
だがこの海水注入も簡単ではない。
格納器内の圧力がひじょうに高くなっているために海水注入が困難になっている。

問題をさらに大きくしているのは、原子炉内の計器が地震または津波で損傷しているようで、炉心にどのくらいの水があるかを正確に知ることができなくなっていることだ。

また、注水の作業にあたっている人々は放射能にさらされていると思われる。
放射能汚染の治療を受けた作業員も複数いるという。彼らの被曝の程度がどの程度深刻なものかは不明である』



*New York Times/16日掲載記事から、これは大事と思われることだけを少し。

『水位がいくらあるか、という問題ではなく、ほとんど無いか全く無い状態だと推測される。
米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は16日の上院公聴会で、火災が発生した福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールについて、大部分の水がなくなっているとの見解を示した。
同プール内の水が失われると燃料棒がむき出しになり、放射性物質の放出が加速される可能性がある。

政府と東電からのデータは、過小もしくは隠蔽に近い。
そこで、米軍より派遣される無人偵察機により、正確な放射能の数値を計ることに決定した。

委員長は原発事故に関し「非常に事態が悪化している」と指摘。
こうした認識が、原発から80キロ圏内に滞在する米国民への避難勧告につながったとした。
避難すべき範囲の20~30kmという数値の意味がわからない。80kmでも充分ではないというのに』

↑の記事の水位について、たった今(17日午後2時)掲載された新しいニュースでは、ヘリコプターからの散水作業を行った自衛隊員から、たっぷりの水を確認した、という報告があったそうです!
だからどうなのか、ということはわたしにはよくわかりませんが、無くなると危険なのだから、きっと良いことなんでしょうね。
少しホッとしました。

そしてアメリカは、救援活動にあたる米兵に対しても、福島第一原発の半径約80キロ以内への立ち入りを禁止しましたが、
日本政府側から原子炉冷却作業への米兵の参加要請があれば、立ち入り禁止範囲の例外を検討するという意向だと述べました。

こんな状況下において尚、救助のために我が身の危険を冒してまで貢献してくださるすべての方々に、心からの敬意と感謝の気持ちを伝えたいです。



さらに、地震が起こってからの経過をまとめた、こういう記事も見つけました。

①米軍は、ホウ酸を空輸し、原子炉に注入することを提言。
②しかし、東電は、ホウ酸注入で原子炉の復旧が難しくなると注入を拒否し、軽水注入での冷却に固守。
③ところが、配管ラインの一部が損傷のため冷却水が十分に供給できず、水位があがらないことが判明。
④そこでやむを得ず、11日未明に政府に蒸気放出の要請を出す。
⑤ところが、管総理が視察に行くため、政府は蒸気放出をやめるよう指示。
⑥蒸気放出は、結局、菅総理の視察が終わった夜明け以降に実施。
⑦この遅れのため、原子炉外部容器内の圧力が既定値の2倍以上に高まる。
⑧蒸気放出作業は2時過ぎに実施できたが、3時半には爆発事故を起こしてしまう。
⑨東電は、1号機の運用維持をようやく破棄し、廃炉覚悟の海水とホウ酸注入を決定。


これはもう、人災としか言い様の無いことだと思います。
現実を知らない素人が、寄ってたかって大騒ぎをし、肝心の知識と技能を持つ人間に真摯に従おうとしなかった……。
己の会社の損益にこだわり、己の評価にこだわった馬鹿者どもが、新たに作り出した地獄なんではないでしょうか?
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後手後手が巻き起こしたゴタゴタ

2011年03月16日 | 世界とわたし
未曾有の災害から5日経って、やっとやっとの連絡本部設置。
今だに発令されていない非常事態宣言。
こんな事態になって、責任のなすり付け合いをしている政府。

安全だと言っていた。大丈夫だと言っていた。

もちろん、その体質、危機感の甘さ、想定外の出来事に対する対策の稚拙さ、これは東京電力が一手に背負わなければならない罪。
けれども、今現場で、食べ物も満足に与えられず、死刑宣告のように「覚悟を決めてください」と上から言われ、覚悟を決めて必死で作業に当たっておられる技術者と作業員の方々に、その罪を被せてはいけない。
そしてなによりも、国を預かる立場に居る人間は、他人のせいにしてはいけない。
絶対にそれは許されない。
いくらそれが想像を超えた、想像することも不可能だった巨大な自然の猛威による災害だったとしても。

国会などやめて、避難している方々がおっしゃっているように、議員は現場に足を運び、我が身で現実を知れ。
もちろん、現場に迷惑をかけるようなことは慎まなくてはならないから、
自分の食べ物、防寒具、寝具は持参し、もし持てるなら、避難民に少しでも役立つ物を運べ。
一気に、遠足気分で行かれても迷惑なので、分担し、組を作り、避難所回りが終わったら速やかに去る。
そして東京に戻り、東京でできる具体的で細やかな支援に取りかかれ。


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春が来ない冬は無い!

2011年03月15日 | 世界とわたし
まだまだ肌寒い毎日だけど。
長い長い間、冷たく凍った雪の塊の下で押しつぶされて真っ平らになっていた枯れ葉。
今だにじっとり濡れている地面。

今日は曇り。
けれども、こんな鮮やかな緑が土の中から現れ出した。


ほとんどあきらめていた紫陽花の、枯れた枝からも黄緑。


芽の先っぽが枯れ葉を突き抜けていた。
今はすっかり大きくなって、ショールのように巻いている。
おしゃれでしょ~とばかりに、ちょっと自慢げだ。


今年もきっと、ワイワイがやがや楽しく、歌うように咲いてくれるんだろうな。



今年の冬は本当に厳しかった。
なのでまさか、こんなふうに、あっけらかんと、まるで当たり前のように、緑が姿を現せてくれるとは思っていなかった。
春は来る。きっと来る。そう信じている。
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まうみ飛行機

2011年03月15日 | ひとりごと
突然ですが、ピラテスのクラスで、『み~んな一緒に飛行機になろう』大会?に参加するための写真を撮りました。
いつもこのポーズをする時は、肘をついてするのですが、それだとマットがないとかなり痛むので、手の平をつくことになりました。
これです。


掲示板の写真を撮ってきたのでわかりにくいかもしれないけれど、一応みんなでピースサインを作っております。
↓こっちの方のピースサインです。


最初、人数が多過ぎてみんなが参加できない可能性があるので、前の人の膝ぐらいまで詰めて、次の人が手をつこうか、という案が出ました。
けれども、そんなことをしたら、後ろの人の鼻先に、前の人のお尻がくることになります。
そんな危険なことをしてもいいのか……もしフッとお尻の穴が緩んでプッなんてことになったら……。
ということで、やはりある程度安全な距離を保つことになりました。

で、みんなの位置を決めるのに、長年クラスに通っている者ふたりが手伝ったのですが、それで集合写真に入ることができなかった、というので、個人で写真を撮ることになりました。


がはは!ぴんぽ~ん!まうみ飛行機で~す!

YMCAのロビーの掲示板に、こんなふうにいろんな写真が掲載されています。


本物の飛行機になって日本に飛んで行きたいなあ。
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