ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

旦那のアルモンデご飯

2011年03月04日 | ひとりごと
今日の旦那のアルモンデご飯、大ヒットでした。


厳密に言うと、シラントロだけは本日マーケットより入手。けれども他は皆アルモンデ。

味付けは旦那のオリジナル。
ニンニクとバター、塩こしょう、そして白ワイン。
そこにこんがり焼いたカシューナッツと、冷凍のエンドウ豆、海老とカリフラワーを炒め、シラントロをパラパラと。

そしてスティック野菜。新鮮なニンジンとセロリ。

 
ほんでもって美味しい白ワイン。旦那は労働のご褒美に赤ワインも少々。

まことに美味しゅうございました。
ごちそうさま!
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ネコのトイレ

2011年03月04日 | 家族とわたし
長い長い間、我が家の懸案だったネコのトイレ砂。
うちの男どもは三人が三人とも、ネコのトイレの始末を一度たりとも自主的にやったことがない。
わたしが長く家を留守にする時、たまたま旦那なり息子達なりが家にいたら、かなり丁寧にお願い申し上げると、渋々ではあるが、とりあえずやる。
それ以外は全く無し。きれいさっぱり無し。そういう世話がこの世に存在しないかのように、まるで無し。

で、別にネコが何匹もいるわけでもなく、たった一匹のショーティの世話をしているだけなのだけど、
彼女も12才半になり、そろそろ妙な現象がちょこちょこと出てきて、その中のひとつに、おしっこぶっかけ癖というのがあって、
今までずっと使ってきた、フタ付きのトイレだと、いつもそのフタと下の容器の境目の隙間に、彼女のおしっこがジワジワとしみ込んで、掃除するのにダブルの手間がかかるようになった。
さらに、ただひとつの出入り口である空間目がけて放尿する、という荒技も加わり……。

もともと、わたしが手抜きできるからと愛用してきたネコ砂の、わざとらしい強烈な香料が、旦那にはどうも耐えられないらしく、数年前から、「あの砂、なんとかならないのか」と、文句を言われ続けていた。
けれども、尿がかたまりやすいのと、値段が量の割に安いのと、ネコの排泄物の強烈な臭いを消せるほどに強烈な香料が、数回分掃除をサボってもいい気分にさせてくれるので、どうしても替える決心がつかなかった。

↓これです。


文句を言われるたびに、「ほな、あんただって世話したらええやんか」と、思いっきりイヤミを言いながら無視してきたのだけれど、
実はわたしもあの強烈な匂いは嫌いだし、あの砂を触るとモワモワと上がる細かい粒子が部屋の空気をどれだけ汚すかも知ってるし、
しかも最近、あの手の砂はネコの癌疾患の原因にもなる、などという恐ろしいデータも読んだりしてたので、とうとうわたしも決心して、

↓これに替えた。


トイレの容器もふた付きで見て見ぬふりをするのをやめて、どうだ~!目に入りまくりやど~!な物に替えた。
入っているのは、松の木の香りも爽やかな木を粉砕した粉。
前の砂に比べてめちゃくちゃ軽い。


軽過ぎて、前の癖でついつい動作が強過ぎてしまい、慣れるまでに少し時間がかかった。
これを使う当ニャンのショーティも然り。
容器のふちに体重を乗せてしまい、あわやトイレもろともひっくり返りそうになること数回。
ようやく三回目ぐらいから上手に外に出られるようになった。

今のところ、あのぶっかけ現象もおさまり、おしっこもうんちも上手にしている。
しかもこれ、トイレに流しても大丈夫なので、彼女の排泄物をまとめたゴミ袋を、回収車の方々に遠慮しながら捨てることも無くなった。
ただ、あまりに細かく軽い粉なので、トイレの周りはもちろんのこと、ある程度の距離までの床に落ちてる落ちてる……もしショーティが犯罪者なら、即捕まってしまう勢いでまき散らしている。

まあ、何事にも裏と表があるのだからしょうがない。
掃除をする場所がまた増えたけど……これで今後、旦那からの文句がひとつ減り、ショーティの老後も安泰。
みんなのしゃ~わせはわたしのしゃ~わせ。さ、また練習しよっと。
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あずきってすごい!

2011年03月04日 | ひとりごと
今朝の我が家の朝ご飯。


左から、トースターでから煎りしたかぼちゃの種、カラード、クリームチーズ、あんこ。
他に、スモークサーモンとレタス。

朝から豪快に、クリチとあんこ、クリチとスモークサーモンとレタス、という、うまうまのベーグルをいただきました。
旦那が入れてくれたうまうまのコーヒーと一緒に。
嗚呼~小確幸!!

で、わたしに負けず劣らずあんこ好きな旦那。
自分の口に入れたスプーンを直接あんこ様のお社に突っ込みやがろうとしたので、わたくしのか弱いを一発。
砂糖控え目、ほのかな甘みがついたあんこは、なかなかに美味。
ついつい食べ過ぎたくなる気持ちを抑えつつ、旦那のチャイニーズ漢方講座が始まりました。
彼の分厚い漢方の本の、ADUKI(←なぜだかAZUKIではない)のページを読みながら、いろいろと説明してくれました。

で、覚えきれなかったわたしは、早速日本語で検索。
故相馬暁博士が北海道立中央農業試験場長在任中に作成された記事を抜粋して、ここに載せさせていただきます。

小豆はビタミンBの複合体&サポニンやリン、鉄などを含む、とても優れた食品。
 
*咳を鎮め、痰をとる。
*二日酔いや便秘にも効く。
*体内で糖質や脂肪を分解し、カロリーに換える。
*脚気を予防する→『小豆を煮て、ご飯代わりにそのまま食べる。少し塩味にしても良い。味つけは薄めを守る』
*心臓のむくみをとる→『小豆30グラムとヤマゴボウの根5グラムに三合の水を加え、とろ火で半量に煎じてから、一日三回飲む』
*腎臓や心臓などからのむくみをとる。→『小豆30グラムを550ccの水で半量になるまで煎じた液を一日三回分として飲む』
*脳血栓などの防止に役立つ。→『大さじ1~2杯程度の煮た小豆を毎日食べる』
*煮汁に含まれるカテキンが、過酸化脂質の発生を抑え、発ガン抑制力を示す。
*ストレス型便秘(ウサギの糞型)やむくみに薬効がある。→『小豆粥を作って食べる』
*利尿作用がある。→『小豆の煮汁にハブ茶20グラムを入れてさらに煮た物を一日二回飲む』
*腫れ物を治癒する→『小豆の粉を大根おろしと一緒に練ってガーゼにのばし、それを湿布する』


まさにブラボ~!な食べ物小豆ちゃん!
だからといって、砂糖てんこ盛りのあんこを調子にノッてパクパク食べるのはどうかと思いますが……。

あんこ星人からの、臨時特別リポートでした。
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米国誰やねん?!事情

2011年03月03日 | 米国○○事情
去年のウィンターコンサートでは伴奏しなかったので、この学年末(5月6日&6月2日)のコンサート&コンクールの伴奏は一年ぶりのことになる。
わたしがバイトで伴奏している高校の、玄関口で受付をする女性は、毎年人が替わる。
別にそれはいいのだけれど、替わるたびに、名前は?なにしに来た?と聞かれ、その名前のスペルを言っても、アメリカンにとっては珍しい名前だけに、なかなかすっと頭に入っていかないのか、何回も何回も言い直したりしてるうちに、
ほらこの通り、


誰やねん?
しかも、Pionistって……どんな職業やねん……。

今日の女性は今までで一番ひどくて、ノロノロしてて、しかも他から電話がかかってきたらまたそれで一からやり直しで、
このビジターシールをもらうまでに、なんと7分もかかってしまった。
いつもギリギリにしか行かない(←この癖はそろそろ直そうと思っている)わたしにとっては、時間のえらい無駄なのであ~る。

とりあえず、次回からはスッと通してもらえるように、「いいですか、わたしは6月のはじめまで、毎週、少なくとも2回はやって来るピアニストです。この学校の音楽教師のダリルのパートナーです。よぉ~っくこの顔を覚えておいてくださいね」と言いながら、彼女の目の前にグイッと顔を近づけた。

このシールを居間のテレビの上にポイッと置いといたら、旦那が見て言った。

「誰やねん?」
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我はあんこ星人なり!

2011年03月03日 | ひとりごと
朝のパソコンタイムに、我が友のブログ巡りをしていたら、こんな目の毒過ぎる記事がほがらかに載っていた。
はとこちゃんのブログなのだった。
よりにもよって、おひな祭りの日に、朝も早よから手作り(というか、スロークッカーがほとんど作ってくれた)のぜんざいを食っているではないかっ!
ここよ、ここ↓
はとこちゃんのブログ。


わたしは自他公認のあんこ星人なのであ~る。
この星は、ひと文字間違うと、とんでもない星になる、ちょっとアブナい星なのであ~る。
とにかく、あんこ(粒あんに限る。いやしかし、丁稚ようかんのチュルチュルはよろしい)が大好きなのであ~る。
こんな記事を目にしてしもて、このまま一日を見なかったことにして過ごすわけにはいかないのであ~る。

ということで、ドドドッと台所の食品棚に向かい、ガサガサとあっちゃこっちゃに手を突っ込み、金時豆を掴んでは「ちゃうがな!」と舌打ちしながら、とうとう見っけたこのあずきちゃん!
やっぱあったあった。そらあんこ星人の家にあずきちゃんがなかったらシャレにならへんもんな~と自己満足。
袋を見てみると……、
あらら?貼ってあるシールが変色してるし……。
で、念のために賞味期限を確認すると……、

ぐわぁ~~~ん収穫したん三年半前やし……

しばし考えること1分。けど、見た感じきれいやし、大丈夫そうやし、豆やし(←意味不明)。

で、知らんかったことにして煮豆開始!


とりあえず無事っぽい。



今日はピラテスあるわ、伴奏バイトの開始日やわ、通常のレッスンもあるわ、週末のリハの練習もあるわの、毎度バタバタの木曜日やというのに……。


ということでまず、ピラテスに行っている間も鍋の中では豆をコトコト煮続けた。
そしてさらにコトコト、今度は高校の伴奏バイトに行かなければ!
かなり火加減を小さくしておいたけど、今回ばかりはギリギリ、もうちょっとのところでヤバい状態になるところだった。
あんこ星の神さん、おおきに!

さあ、お砂糖さんの出番!


いくら少なめにしても、それでもこんだけの砂糖を見ると、ちぃと気がひける。
けれども、そんなことでメソメソしてたら、美味しいあんこはできない。
えいっ!!

砂糖を入れてからは時間勝負。
中火のまま、一気に水気が切れるまでグツグツグツグツ。
おぉ~ん、愛しのつぶあんこ様ぁ~!お久しゅうございますぅ~!


もうちょっとアップ。



結局、三年半の賞味期限切れってのは、別に気にしなくてもいいってことだろうか……ううむ……。

はとこちゃん、やる気を送ってきてくれてあんがとね。






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こころにぼんぼり

2011年03月03日 | 友達とわたし
灯りがつきました。わたしのこころに。


chi-koちゃんの手作りおひなさまを、今年は飾らせてもらいました。
彼女が糸鋸で、丁寧に作ってくれた、可愛い猫のおひなさんです。
赤いもうせんは 韓国のポジャギというパッチワークなんだそうな……。
このもうせんには、キラキラ輝くエピソードが隠されています。けど秘密。ふふふ。

去年、もう一組、広島の被爆ピアノを演奏させていただいた際に、企画プロデューサーの竹本さんからいただいた折り紙のおひささまも。


今年はとてもにぎやかなおひな祭りになりました。うれしいなぁ~!
chi-koちゃん、竹本さん、ほんとにどうもありがとう!
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のびのび

2011年03月02日 | 家族とわたし
風は冷たいけれど、日差しは春めいています。
今は10℃ある気温が、夜にはマイナス10℃になる予報が出ているけれど、めげないめげない!
一日一日、春に近づいているのだもの、ちょっとぐらいマイナスになってもいいさ!(ちょっとではないけどさ!)

長手猫。


お陽さんの光に当たると、猫の手も伸びます。
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ごめんなさいPappelさん!

2011年03月02日 | ひとりごと
わたしの健康のためにと、いつもいろいろと調べてくださっているPappelさん、
なのにわたしは思いっきり勘違いして、Mrs.Nちゃんが時々使ってはるPollyさんと混同しておりました!

なので、Pappelさんへの返事に、Nちゃん、と書き続けてしまっていたのでした。
おぉ~のぉ~!!

きっと、なに言ってんの?って思われてたでしょうね。すみません!

思えば、ブリタの水苔の時に、いろいろと調べてくださった方でしたね。
本当に失礼なことをしてしまって、申し訳ありませんでした。

今回、どうしてやっとわかったかというと、
『グリーングリーン』の歌を聞いたことが無いとおっしゃったPappelさんに続いて、
『グリーングリーン』の歌の懐かしい思い出(しかもかなり強烈なもの)をMrs.Nちゃんが書いておられたので、
???と思い、幸いにもNちゃんに直接尋ねることができるわたしは、ねえねえ、どうして?などと、大ボケの質問をしたのでした。

一緒なのはPだけですね……と、Nちゃんから渋いツッコミをいただきまして、ただいま真摯に反省しておる最中でございます。
これに懲りず、また遊びに来てください!Pappelさん!
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恋と涙と金縛りと

2011年03月01日 | 友達とわたし
いつもわたしの髪の毛を、すごいセンスと技術でチョキチョキ切り揃えてくれるエリちゃんと、初めてのランチ。
髪をカットしてもらっている時に、いつもいろんな話をする。
何年か前に、地元のブラスバンドと一緒に、ガーシュインの『ラプソディ・イン・ブルー』を演奏することになった時、
あるトラウマから、どうしようもなく本番が恐くなって、全く眠れなくなってしまい、
旦那の仕事仲間の睡眠療法士のトレーシーに治療をしてもらった、という話もした。
エリちゃんがその話を覚えていて、悩める友人が一度催眠療法を受けてみたいと言うのでと、わざわざニューヨークから、オフィスのあるモントクレアの町まで、その友人を車に乗っけて来たのだった。

はじめは、彼女の友人が治療を受けている間、多分2時間ぐらいかかるはずなので、その間にお茶でも飲もうか、と言っていたのだけど、
やっぱり初めてのことだし、悩みを英語に替えて説明するまでに気持ちがまだ至ってなかったし、トレーシーの言うこともあまりわからなくて、結局エリちゃんが付きっきりで部屋に居なくてはならなくなり、でもそれだと催眠はできないので、三人一緒に二時間あまりの時間を過ごしたものの、治療に至ることはできなかった。

で、予定を変えて、エリちゃん、友人さん、そしてわたしの三人で、お昼を食べることにした。

もしよかったら、友人さんが話したかったらだけど、聞かせてもらった話をまとめて、トレーシーに説明することもできる。
そう思って、話の流れのいいところで、そぉっと、できるだけ刺激しないように気をつけて尋ねてみた。

すると、みるみるうちに涙があふれ出してきた。見ると、体も手も震えている。
言葉を途切れ途切れに、それでもなんとか、少しずつ話してくれた。
恋愛の問題だった。
すぐにでも飛んでって、目の前に立ち、頬のふたつやみっつやよっつ、思いっきり張り飛ばしてやりたいような男の話だった。

でも、よかった。
逃げようのない状況とか、世にも恐ろしい追っ手がいるとか、気がオカシイ人につきまとわれているとかいうことでは無い。
苦しいけれど、腹立たしいけれど、虚しいけれど、哀しいけれど、悔しいけれど、
それでも自分の心の立ち方次第で、目の前の景色をどうにでも変えられる可能性がまだある。
今の彼女には多分、そんなエネルギーも、力も、気持ちも、持つ事はできないかもしれない。
けれど、なにかのきっかけが彼女の心をヒョイと軽く持ち上げることができたら、案外それは簡単に、しかも気持ち良く、解決するかもしれない。

もうかれこれ20年も、そんな熱い(どういう状況であるにせよ)気持ちになっていないので、
向かいに座る若い女の子二人が、目をまん丸くしたり、うなづき合ったりしながら話すのを見て、ちょっと懐かしかったりした。

酷い別れ方だったし、もったいない二年間だったかもしれないけれど、
そしてしんどいことに、同じ職場でずっと顔を合わせていかなければならないのだけど、
そういう男はね、必ずまた、同じことをくり返すもんだ。
特に、彼のように、自分のどこがオカシイのか、悪いのか、それがちっともわかってない者はね。
必ずやるよ。保証する。
なので、本当のところ、あなたはラッキーだったのだよ。
もう二度と、同じ目には遭わない安全な場所に移ったのだから。
そして、彼から学んだあなたは、前より少し恋愛上手になって、もっと魅力的に、愉快に、人を愛せるんだものね。

もっと話していたかったけれど、仕事の時間がきた。
仕方がない。今度はお酒持参で、うちにおいで!
しゃべりたいだけしゃべって、泣いて、笑って、酔っぱらって、ハッピーになろう!と約束した。


ちょっと数分遅れたので、生徒の家までぶっ飛ばして行き、レッスン鞄を引っ掴み、ドアを開けて降りようとしたら、
えっ?!どしたん?!体が動かへん?!
か、金縛りかっ?!

愕然として我が身を見ると……、
確かにわたしの体は、しっかりと縛り付けられていたのだった……シートベルトに……


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