我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

北陸新幹線フリーパスで、石川・富山に行ってきました。(その2:近江町市場の海鮮丼と香林坊・片町を散策)

2024年12月21日 | お出かけ
それでは今回から、北陸新幹線フリーパスで行った石川・富山を紹介します。その2は金沢への行路と、金沢市内の紹介です。明石駅から、8時半頃の敦賀行き新快速に乗車。

1時間少々で京都駅に到着。京都駅の0番ホームで、やっと北陸方面への案内が目に入ります。



やがて湖西線に入り、車窓から琵琶湖が望めます。



近江今津駅で、12両編成の新快速は8両と4両に分かれます。前の4両だけが敦賀まで行きますので、神戸・大阪方面から乗車する方は注意が必要。
また近江今津駅あたりから、北の方には雨雲。このあたりが、太平側と日本海側の天気の分かれ目となります。



明石駅から3時間弱を要して、敦賀駅に到着。もう十分過ぎるほど新快速を堪能しました(^^)。乗換時間が少ないので、ダッシュで新幹線改札口を目指します。



新幹線改札口に到着。



北陸新幹線・敦賀駅開業時、在来線からの乗換えに時間が要するとニュースなどで報じられましたが、私は10分で到着しました。普通に歩いても、15分もあれば行けるでしょう。

真新しい新幹線コンコース。



長いエスカレーターを上がると、私が乗車する「つるぎ16号」富山行です。





北陸新幹線車両であるW7系の素晴らしい車内。



W7系の特徴として、座席の枕(ヘッドレスト)は上下高さの変更が可能。





前の座席のシートポケットには、JR西日本のパンフ雑誌。このあたりはスカイマークやANAの飛行機と同じ。



先頭車両を撮影する間もなく発車です。10分ほどで越前たけふ駅。



さらに10分少々で、福井駅に到着。恐竜のモニュメントが見えました。



スマホで新幹線の速度を計測すると、こんなところ。瞬間的に260km/h近くまで行きましたが、東海道・山陽新幹線N700系の、280km/hには及びません。それでも十分な速さ。



敦賀駅を出発して1時間ぐらいで加越の山々が見えてくると、もうすぐ金沢駅。やはり新幹線は速い。クルマで北陸道の敦賀~金沢西ICを走れば、2時間ぐらいは必要でしょう。



金沢駅に到着。



新幹線専用改札口を出て、駅舎を抜けると金沢駅前のシンボルである「もてなしドーム」と「鼓門」です。



先ずは宿泊する金沢駅近くのホテルに荷物を預け、身軽になった私は六枚の交差点から武蔵が辻を目指します。雪吊りが金沢らしいところ。



15分ほど歩くと、武蔵が辻のシンボルである名鉄スカイビルが目に入ります。



大きな交差点から彦三郵便局へ。



最初の目的地に到着。安価で美味しい「翁寿司」に到着ですが、ありゃ?休店の模様。こちらで金沢の寿司を楽しみにしていたのに残念。(涙)



止む無く金沢の観光スポットである、目の前の近江町市場。



混雑のピークを過ぎていた感じでしたが、それでも大量の観光客。



この時期らしくカニが並んでいましたが、



観光客の目的は、新鮮な海鮮での飲み。私が学生の頃はピュアな市場でしたが、今や海鮮居酒屋が中心になりました。^^







とりあえず昼食としたいのですが、正に観光地価格の海鮮丼。



そんな中、比較的安価なお値段の海鮮丼があるお店を発見。



とりあえず入店して、一番安価な海鮮丼と北陸地酒の熱燗をオーダー。^^



出てきました。正直、あまり期待していなかったのですが、今まで食した海鮮丼の中で1,2位を争う高レベル!



金箔が乗っているのが金沢らしいところ。



特に中トロとノドグロが絶品。ご飯も酢飯で酢加減も完璧。近江町市場で食するなら、こちらがお勧めです。



十分に満足して、この後は香林坊・片町という金沢の繁華街を目指します。私が仕事で金沢に来た頃、当時としては金沢で一番高い建物だった北国新聞社ビル。



私が好きな戦国武将である、前田利家を祀っている尾山神社に到着。「人には出来不出来はあるものにて候」(人には得手不得手があるものだ)が好きな語録。





お参りして、利家の銅像と正室である松の座像。加賀百万石の礎は利家が築きましたが、加賀藩を百万石まで発展させたのは、松が徳川の人質として、江戸で15年間も耐え忍んだのが大きなところです。





再び香林坊を目指して歩いていると、雨どころか霰まで降ってきました。外気温は6℃ということで、正に北陸らしい天気。



やがて大和百貨店に到着。



ヴィトンやティファニー、さらにグッチのテナントが入る、北陸最大の百貨店。







ここから兼六園方面に歩くと、レンガ造りの歴史ある建物。旧石川四高の資料館でした。石川四高は金沢大学の前身となります。





そして右手には、今から30年ほど前に3度ばかり出張で行った金沢市役所。当時の建物のままです。亡くなられましたが、職員の〇△さんは出張の度に飲みに行った旧友でした。



やがて金沢城跡と中央公園。兼六園と並び、私が学生の頃は花見の場所としても有名。



ん?この建物は?石川県の県旗が見えます。確か石川県庁だったはず?「石川県政記念しいのき迎賓館」でした。県庁舎は2003年移転したそうです。





続いて、金沢観光では外せなくなった「金沢21世紀美術館」。丸い白い建物が特徴。親父一人で行っても・・・で、見学はパスです。(^^)



再び金沢市役所。この日は日曜日でお休み。



こんな貼紙が、今年の正月の能登半島地震を思い出します。



すいません。職員用喫煙所をお借りしました。(^^)



続いて片町へ。まだまだ新しいH&Mの建物。



どんどん歩くと、遠くに犀川大橋が見えてきました。片町もここまで。大橋を渡ると野町となり、忍者寺といういろんな仕掛けがある面白いお寺があります。



雨は続くし寒いので、片町からバスで金沢駅に戻りました。あらためて駅前の「鼓門」を観察。接合部に鋼材を使っていますが、難しい仕口で構成されています。





そして「もてなしドーム」。前述の金沢市職員の〇△さんは、この「もてなしドーム」建設での主担当者でした。





金沢駅を正面から撮り、



この後は駅構内の飲食店の確認。「ゴーゴーカレー」も「8番らーめん」も、石川県を本社とする地元企業。





そして加賀屋。能登・和倉温泉での超豪華温泉ホテル。今年の正月での能登半島地震で大きな被害を受け、現在休業中。飲食部門を独立させて高級料理店を展開しています。



こんなところで、一日目も終了。この日は1万3千歩超え。歩き疲れたので、夕食はホテル近くのガストで終えましたので画像はありません。^^



二日目は、能登半島の千里浜海岸や学生時代の下宿跡に行ったのですが、「その3」に続きます。
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北陸新幹線フリーパスで、石川・富山に行ってきました。(その1:プロローグ)

2024年12月14日 | お出かけ
ご覧のように、北陸新幹線フリーパスの案内。こいつで石川・富山への一人旅(家内は仕事)に行ってきました。今回はプロローグとして、先ずは北陸新幹線フリーパスの紹介です。

このフリーパスを購入するにはWESTERポイントが必要で、全額の3,000ポイントか300ポイント+9千円が必要。ICOCAへのチャージで、何とか300ポイント以上確保しました。^^





ちなみに北陸新幹線での敦賀~金沢は、自由席でも往復9,900円。今回は富山や黒部宇奈月温泉駅まで行きましたので、完全にモトが取れました。さらに指定席も6回分取れますので、お得な切符と言えるでしょう。
この北陸新幹線フリーパスですが、北陸新幹線・全線乗り放題ではなく、JR西日本の管内である敦賀~糸魚川が3日間乗り放題となります。なおe5484によるネット販売だけで、「みどりの窓口」や旅行会社では購入できません。

発売期間と利用期間はこんなところ。



このフリーパスですが、11/26のWESTERポイントが付与される日に取りました。先ずはポイント数を確認し、



カチカチとクリックして入手。先ずは北陸新幹線フリーパス。



続いて指定席券を取って完了。



出発日の前に、西明石駅の「みどりの発券機」でチケットを入手しました。こいつが北陸新幹線フリーパス。



続いて指定席券。



さらに明石駅で、明石~敦賀の往復切符。敦賀~糸魚川はフリーパスで乗車券は要りませんが、敦賀までの切符は必要。



敦賀までは、普通の方なら大阪駅から特急「サンダーバード」でしょうが、明石駅から乗り換えなしで行ける敦賀行きの新快速があるので、経費節減のため乗車しません(^^)。というか、大阪駅での乗り換え時間などを考えると、1時間弱しか変わらないのです。

この度、北陸行きとなったのは、10/20か11/10(予備日)からのADV150北陸ツーリングが中止となったからです。ホテルまで予約していたのに、予備日も含め天気は見事に雨(涙)。それでも電車としたことで、大好きなW7系新幹線にタップリ乗れました。^^



こんなところで、12/8(日)から二泊三日で行ってきました。一日目は金沢市内をブラブラとし、二日目は千里浜と金沢の思い出の場所。三日目は黒部・富山を楽しんだのですが、次回以降に、順次、紹介していきます。^^
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今年も六甲山・森林植物園で紅葉です。

2024年12月07日 | お出かけ
11/23(土)の祭日は、家内とライズに乗ってお出かけ。神戸市地下鉄沿いを東進。右手にはユニバ記念競技場。

続いて旧西神戸有料道路を走ると、しあわせの村。



小部峠の交差点を曲がり、目的地の駐車場に到着。



こちらは、六甲山の森林植物園。今年も、こちらで紅葉の撮影です。



祭日ということもあり、開園30分で駐車場はほぼ満車状態。



それでは紅葉の撮影に・・・ですが、先ずは家内の記念撮影。^^



この時期恒例の、サンタさんとトナカイ。



やっと紅葉の撮影。とりあえず2枚ほど撮影。





園内の長谷池に到着。



池の周りの紅葉の撮影。





続いて到着したのは、カモシカ園。現在は、雄の「さつき」と雌の「サニー」の二匹。



「さつき」と「サニー」は、隣り合わせの柵内にいます。



雄の「さつき」は雌の「サニー」との境の柵に近付き、求愛活動。



「サニー」が気付き、「さつき」の方に向かいます。以前に来た時も、「さつき」は「サニー」へのラブコール。^^



「さつき」は「サニー」が近付いてくるのが分かり、最大限の求愛活動。^^



しかし、「サニー」はツンドレ。近付く素振りだけで、離れていきます。



またも求愛活動が空振りに終わった「さつき」は、境の柵で悲しそう。



「何度くどいてもダメよ」と、チラリと振り返る「サニー」。こちらに来る度にこんなシーンを見ています。もう「さつき」は諦めて、生涯独身を通すべきだと思います。(^^)



ここから、気合を入れて紅葉撮影の再開。



この2枚が、この度のベストショットかな?です。





それでも、最後に紅葉を撮って、



後はドウダンツツジと、



ツバキ?の撮影で完全終了。



実際は3倍近く撮影したのですが、とにかく冷たい風が吹いて寒く(気温約10℃)、さらに細かい雨まで降ってくる始末。これぐらいで十分でした。

レストハウスには、カモシカのぬいぐるみも販売。しかし、誰か買うのかな?です。



ライズのところに戻り出発。有馬街道を北上し、到着したのはミスターバーグ。我家のお気に入りのステーキ&ハンバーグのお店。



場所は谷上駅前を通り過ぎ、神戸電鉄と有馬街道が交差するあたりです。



メニューです。私は青四角のハンバーグ。家内は緑四角のステーキ。ここはリーズナブルで美味しいお店。お勧めです。



出てきました。先ずは私のハンバーグ。





続いて、家内のステーキ。





ミスターバーグはご飯お替り自由で、ソフトドリンクも飲み放題。安価で有名なファミレスのジョイフルよりもコスパ高し!です。

食後は真っすぐに帰宅しましたが、森林植物園の紅葉見物客の多さにビックリ!我家が駐車場を出る頃(11時過ぎ)でも続々とクルマが到着し、入口ゲートは長蛇の入園待ちでした。
さらに、日本語を話していない見物客も多数。ここも外国人観光客のオーバーツーリズムか・・・なんて思ったものです。
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蒸気機関車のナンバープレートを入手です。

2024年11月30日 | 鉄道
先日、宅急便で長い荷物が到着。

重さを測ると、梱包込みで11kg。^^



届いた荷物は、D51蒸気機関車のナンバープレートです。かなり以前から蒸気機関車のナンバープレートが欲しかったのですが、なかなか「これだ!」というモノが無く、やっと「これなら」というのを見つけ、ネットオークションで落札しました。



本当は播但線・姫新線(姫路機関区)か、加古川線・北条線・高砂線(加古川機関区)を走っていた蒸気機関車のナンバープレートが欲しかったのですが、何せ無煙化となって50年以上。ほとんどの蒸気機関車は解体され、僅かに残っているナンバープレートもマニアの手に渡ってしまった状況。
それでも加古川線・北条線を走っていた、C12蒸気機関車のナンバープレートを何とか見つけたのですが、あまりに高額で諦めたところです。

で、今回入手したのは、画像のとおりD51 337号機のナンバープレート。この蒸気機関車の経歴です。(機関車データベース・デゴイチよく走る!のサイトから引用)

1939.12.27 日立製作所で製造 配属:広島鉄道管理局 配置:岡山機関区
1950.9.4  岡山機関区→島根・浜田機関区
1952.7.3  北海道・北見機関区
1952.9.6  北海道・名寄機関区
1952.1.9  北海道・苗穂工場でボイラーをD51 398号機のものと交換・耐寒工事施工
1953.4.8  北海道・名寄機関区
1959.3.2  北海道・苗穂工場で運転室整備
1964.4.1  北海道・名寄機関区
1970.3.31  北海道・名寄機関区 前照灯副灯取付・北海道仕様切り詰めデフ実施
1975.3.20   廃車 走行距離:2,294,956.8km


ところで鉄道マニアの方なら、「これって本物?」と思われたことでしょう。というのも、蒸気機関車のナンバープレートは、レプリカ品や記念品として作られたものが多く、実際に蒸気機関車に付いていた本物か判別が難しいのです。

※ここからマニアックな内容になります。興味のない方は一気にスクロールしてください。(^^)

それでも、何点かチェックポイントがあるので紹介しましょう。

①大きさが70cm×20cm程度で、厚みが1cm程度、重さが10kgぐらいあること。



※但し、例えば「D51 1」のような数字が少ない号機は50cm程度となり、重さも軽くなります。

②磁石に反応しないこと。
 蒸気機関車のナンバープレートの材質は砲金(銅と錫との合金)です。ですから、磁石には反応しません。
※但し、例えばD51の戦時型(1000号番台)は一部を木製化するなど、戦争中の金属不足の時代に製造されたため、貴重な砲金ではなく、磁石に反応する鉄材で造られた可能性もあります。

③全体的に痛み・腐食・傷があり、煙突からの煙による煤(すす)が付いていること。
 ほとんどの蒸気機関車は製造されて、20年以上用いられました。この間、風雨や煙突からの煙を受け、飛石で傷も入ることから、汚れも傷もないピカピカの状態はありえません。





④四隅に取り付け用のボルト穴があること。
 ナンバープレートは一台の蒸気機関車に4枚付いていますが、全て四隅のボルトで車体に固定されています。このためボルト穴が無いのは、実際に付けられたことが無いナンバープレートです。



⑤保存されている蒸気機関車のナンバープレートでないこと。
 静態動態にかかわらず、保存されている蒸気機関車にはナンバープレートが付いていますので、同じ車番のナンバープレートはレプリカ品と言えます。
※但し、蒸気機関車は長期間使用されたため、傷んだナンバープレートを交換することがあります。また何かのタイミング(例えば鉄道博物館への展示時や、赤・青ナンバープレートへの変更時)での交換もあります。このため、保存されている蒸気機関車と同じ車番のナンバープレートであっても、全てレプリカ品とは言えないところです。

⑥アルファベットと数字との間隔や、数字の形状種別。
 同じ製造メーカーであれば、最初のアルファベットと機関車種別番号(CやDなど)や号機番号の間隔、さらに数字の形状が同じです。
※但し、前述のとおり配属された機関区や鉄道工場で交換されれば、当然変わってきます。ある同じ蒸気機関車のナンバープレートを現役時代の画像で見比べたところ、微妙に違っていたことがありました。
一例として、下記の動態保存されている蒸気機関車の、本物のナンバープレート画像をご覧になれば、D51同士でも違いますし、同じ 498号機であっても異なることがお分かりかと思います。




以上のことから、私が入手したD51 337号機のナンバープレートは本物か?ですが、上記の⑤⑥以外は大丈夫なところ。

このD51 337号機ですが、廃車後は北海道の和寒町郷土資料館で静態保存されているので、



それじゃ⑤のレプリカ品?⑥の保存されている実車のナンバープレートとはアルファベットや数字の間隔が微妙に違うけど?と思われるでしょうが、上記⑤⑥の「※但し、」かな?です。

このD51 337号機のナンバープレートについていろいろ調べると、ある時に全数(4枚)のナンバープレートが更新されたと思います。そして外された古いナンバープレートは保存され、更新され使用された新しいナンバープレートは、廃車後、国鉄から一般に放出されたのでしょう。D51 337号機が廃車となった1975年頃は、日本各地で国鉄が開催する鉄道部品のフリーマーケットがよく開催され、蒸気機関車のナンバープレートも出品されていたのを憶えています。

今回のナンバープレートは、その内の一枚がマニアの手に渡り、汚れを落とされて飾用スタンドを付けられたと思うところです。しかも今回のオークション出品者は、長く配属され廃車となった北海道・名寄機関区の地元の方。そんなところも、本物かなと思った次第。さらに指で強く擦ると、黒く煤(すす)のようなモノが付きました。それでも本物かレプリカ品かは、50:50でしょう。^^

以上、長々と解説しましたが、結局のところ本物でもレプリカ品でも、本人が満足すれば良いと考えるところです。あまりに本物を追求すると、とても高価な買物(30~50万円以上)となります。
最近、市場に流通する蒸気機関車のナンバープレートは少なく、明らかなレプリカ品や記念品でも高価取引となっています。今回の私のように、自身の予算内で欲しいナンバープレートが見つかれば、そこで納得しましょう。私はレプリカ品(記念品)だったとしても、満足しています。実際に見て手に取ると分かりますが、ド迫力の品物です。

PS.
ホームセンターで材料を買ってきて、キャスター付の置台を製作。テプラでの紹介文を貼り付けました。



また、関西人の方なら絶対に「いくらで買ったの?」と思われたでしょうから、安価な中古原付スクーター程度とお答えさせていただきます。^^
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久しぶりにデジイチでの撮影です。

2024年11月23日 | カメラ
先日、時間があるときにカメラメンテ。レンズを拭いたりバッテリーの充電をして、全てのカメラの試し撮り。そんな中、やはり「すごいな」と思ったのがPanaのデジイチであるGX7でした。

このGX7は、2013年9月に発売。私が購入したのは2014年5月ですが、もう10年前のこととなります。4K動画は撮れませんし、AFの追従もやや悪いのですが十分に使えます。それでは、久しぶりにカメラバッグを担いで撮影会としましょう。
ADV150で遠方まで出かけてもいいのですが、紅葉には早いしコスモスの時期は終了。そんなところで、手短に菊花展が開催されている明石公園とします。サブ機でコンデジのオリンパスのTG-6(防水カメラ)を持参し、さらにiPhone ProMAX15も活用します。

この日のレンズは単焦点の20mm(35mm換算:40mm) / F1.7と、望遠の45-175mm(35mm換算:90mm-350㎜) / F4.0-5.6の2本です。







カメラバッグをビーノに積み込み、明石駅前ショッピングセンターの駐輪場に到着。



ビーノのトランクでも、十分にカメラバッグが収まります。



歩いて10分ぐらいで明石公園の入口に到着。ここからGX7での撮影。



先ずは、中部幾次郎さんの銅像。中部さんは、明石市林の出身。旧太洋漁業(現マルハニチロホールディングス)の創始者で、戦後間もない頃、食糧難の日本人のために、GHQへ捕鯨船団を提案したことで有名です。戦後の日本捕鯨は、中部さんの提案から始まりました。丸に「は」は、林兼商店の「は」に由来するとか。



それでは単焦点レンズでの、菊花の撮影です。先ずは、来年の干支であるヘビの菊人形です。



牛若丸と弁慶の五条大橋での菊人形。



以下、ざっくりと展示されている菊の花の撮影。









続いて、近寄ってのボケ画像。20mmの単焦点ですから相当ボケるのですが、手前には柵があり近付くのが困難でした。こんな時は、やはり単焦点ではなくズーム機能が必要。











最後に明石城を撮って、20mm単焦点での撮影は終了。



続いて望遠レンズに交換。光学ズーム一杯で櫓です。



櫓の上の鯱。光学ズーム一杯+EXテレコンです。



こいつをiPhone ProMAX15の限界ズームで撮ると、こんなところ。やはり望遠レンズで撮る方が美しい。



前述の菊人形ですが、私が子供頃には西の櫓近くで菊人形展が開催されていました。こんなことを知っているのは、明石市在住の60歳以上の方でしょう。^^



これにて撮影会も終了。時間があるので、明石駅前で県知事選挙の期日前投票。ついでに、GX7+20mm単焦点で明石城全景の撮影。



ご覧のように天守閣はありませんが、明石城が築城されたのは、1619年という関ケ原合戦以降。いわゆる徳川時代に入ったことから、もはや戦の時代は終わり、天守閣は必要では無かったからと言われています。

同じアングルで、iPhone ProMAX15での広角撮影。iPhone ProMAX15の広角は素晴らしい。もう広角レンズは要らないかな?です。



それでは、ランチとしましょうか。明石駅構内ピオレの寿司道場。おそらく明石の老舗寿司店の中では、一番リーズナブルなお店。(^^)



盛り合わせ+穴子胡瓜巻。



何か、来る度に小さくなっている穴子が寂しい。^^



箱寿司(押し寿司)が入っているのは、関西でのお寿司屋さんの特徴。



ピオレ内のお店ですから、しっかりとWESTERポイントのアピール。



パクパクと食べ終わり、ビーノのところに戻るとSUZUKI・ジグサー250。ちょいと気になっているバイク。



こちらのGSX250Rよりも、よく走る!と行きつけのバイク屋の大将の評価。



されど、このマフラーが・・・もし購入すれば、真っ先にマフラーのカスタムでしょう。^^



もっとも今はバイクよりも欲しいモノがあるし(先日、入手済。次回に紹介します)、旅行の計画もあるので、ADV150から乗り換えることはありません。

こんな感じでGX7の撮影会も終了。やはりデジイチで、ファインダーを覗きながら撮影するのは楽しいところ。されど準備と片付けが面倒で、カメラバッグという荷物が増えるのは何かと邪魔なのは事実。
そんなところで、普通に撮影するならスマホでも十分でしょう。カメラが売れなくなっているのも分かります。
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今年最後の3連休最終日は、姫路で映画です。

2024年11月16日 | お出かけ
11/4(月)は、今年最後の3連休最終日でしたね。もっとも私は11/2,3は仕事で、お休みは最後の4日だけでした(^^)。それでも家内と休日が一緒という唯一の日でしたので、二人でライズに乗って第二神明~加古川・姫路BPを西進します。

姫路BP・姫路南ランプとなり、



こちらの駐車場に到着。



この駐車場ですが、JR姫路駅近くとしては、多分、一番リーズナブル。目の前はホテル日航姫路。



駐車料金は、こんなところ。



駐車場からは数分で、JR姫路駅。



姫路駅前の時計には、姫路城と白鷺をデザインされたパネルが付けられています。



この日の目的は大手前公園で開催されている「全国陶器市」ですが、私は何度か行っているので家内のみ大手前公園に向かい、私はその間に映画です。そんなところで、駐車場で家内とは「解散!」でした。^^

私は上映時間まで時間があるので、姫路駅構内付近を久しぶりに散策。こちらの「つぼさか商店」は、バイク(ブログ)友さんと飲みに行ったのが懐かしい。祭日に日の丸を掲げているのは、今では少なくなりました。



駅構内の、「おみやげ館」というか「播州うまいもん処」。



こんな飲食店が入っているほか、播州地方の地酒販売店もあります。



姫路のお土産パンフ。日本語だけではなく、英語・中国語・アラビア語もありました。姫路も外国人観光客が、やたら目に付きます。



「みどりの券売機」と新幹線時間の案内表示。こんなのを見ていると新幹線に乗りたくなりますが、現在、新幹線乗り放題プロジェクトが進行中。また紹介できるかな?です。





ピオレと山陽百貨店を結ぶペデストリアンデッキから、姫路城の撮影。



JR姫路駅側では、姫新線のキハ127系が見れて嬉しい。^^



ペデストリアンデッキを東側に降りると、ピオレの入口には免税店表示。



前述のとおり、外国人観光客が多いです。ピオレの入口付近にはコインロッカーが並んでいますが、多くの外国人観光客が空いているコインロッカーを探していました。

続いて昼食を考えている、立ち喰い寿司の「魚路」。この日は開店日でしたが、祭日で映画上映後では長蛇の行列で食べれないでしょう。





やっと映画館が入る、テラッソ姫路に到着。



観る映画は「十一人の賊軍」で、10:15からの上映開始。





エレベーターで4階に上がると、映画館であるアースシネマズ姫路



チケットはネット予約していたので、発券機に予約番号etcを入れて発券。





シニア割引の1,300円は、1,100円のイオンシネマよりもお高いですが、アースシネマズ姫路の方が座席がゆったりして、ブランケットの無料貸出があるのが嬉しい。

どこの映画館もそうですが、上映開始時間と言いながらも10分程度はCMや予告編があるので、私はゆっくりと館内のエスカレーターを上がり、10分遅れで座席に着きます。



それでは、「十一人の賊軍」の予告編をどうぞ。



この映画の舞台は、明治維新間もない頃の新発田藩(現在の新潟県)。いわゆる戊辰戦争真っただ中で、隣接する長岡藩が旧幕府側(徳川側)となり、新発田藩にも旧幕府側に付くように要請します。(奥羽越列藩同盟)
しかし新発田藩は鳥羽伏見の戦いや長岡藩の惨状を見て、新政府側に付こうと考えているのですが、そこは御近所の手前で断れない。
そこで、のらりくらりと時間稼ぎをして新政府軍が来るのを待つのですが、やがて長岡藩と新政府軍との板挟みになるというのが、この映画での状況です。これは歴史的にも事実であり、結局、新発田藩は上手く乗り切り、長岡藩や新政府からの攻撃を受けることなく、戦火から逃れることができました。

この映画の「十一人の賊軍」とは、上記の時間稼ぎのために砦を守る必要があることから、死刑囚を集めた賊軍を編成し、新政府軍と戦うストーリー。
まあ映画そのものは、時代背景は別にして、やたら血が流れるバイオレンス映画。何となく、映画「七人の侍」に近いところもあります。ただ主役級がどんどんと死んで行き、最後は悪(新発田藩の民にとっては良)が生き残るという後味の悪さがあります。それでも、映画代に見合った作品でした。またNHK大河ドラマ「どうする家康」での、服部半蔵役の山田孝之さんが好演。評価的には「★★★★☆」としましょう。

映画も終わり、昼食場所の「魚路」で家内と合流すると、予想どおりの行列。



さらに、こんな立て看板。時間は13:15ぐらいでしたので、開店の11:30から僅か2時間弱でランチは終わっていました。(涙)



止む無く、駅近くの某寿司&海鮮焼のお店で、握り寿司のセット。



オーダーしていないのに、「お通し」で海老の素揚げ。



握り寿司の生海老と小鰭(こはだ)は美味しかったのですが、いかんせんシャリ(米)が小さい。さらに生姜が付いていない。「魚路」であれば、サービスで赤だしが付くのですが、それも無しで家内は不満気。
加えて会計は家内に任せたのですが、オーダーしていない「お通し」の海老代(330円×2)が入っていたので、家内は怒り!「もう二度と行かない」と言っていました。「お通し」の海老が美味しかったので文句は言いませんでしたが、こんな商いではお店は続かないでしょう。

続いて向かったのは、ピオレ2階のアップルショップ。家内のiPhone13が来年の1月で2年となるので、次の16のカラーリングの確認。



無印16か16Proが候補ですが、最近、家内のデジカメが壊れたため、デジカメ代だと思い、無印16より高価でもカメラ機能が優れたProとなるかな?です。

ライズのところに戻り出発。最後に立ち寄ったのは、「あずきミュージアム」の御座候。3連休ということもあり、店外までの行列。





焼き上がるのを待つ間、私は色付き始めた木々を撮影。この感じだと、紅葉の見頃は11月末から12月上旬でしょう。



御座候を受けとり、姫路BPに乗り込み帰路。途中、高砂に立ち寄り、明姫幹線での帰宅となりました。

こんな感じで久しぶりの姫路でしたが、昼食のお寿司は別にして楽しんだところ。それにしても姫路の外国人観光客の多さに驚き!まるで上高地や白川郷のような感じ。皆さん、続々と姫路城方面に向かっていました。
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Suicaが入っているiPhoneに、ICOCAを追加する。さらにJRでのVISAタッチは?です。

2024年11月09日 | 日常の出来事
今回はSuicaが入っているiPhoneに、ICOCAを追加しましたので紹介しましょう。以下の画像はICOCAを追加した後で撮影しましたので、勘違いされないようにお願いします。^^

iPhoneに、ICOCAというか他の交通系ICカードを追加するのは簡単です。「設定」→「ウォレットとApple Pay」から「カードを追加」をタップします。



続いて「交通系ICカード」をタップ。



すると3種類の交通系ICカードが表示されるので、この中からICOCAを選択。これでiPhoneに、ICOCAアプリがインストールされます。



ここから画像は無いのですが、ICOCAアプリを開くと新規にICOCA登録するか、または既に所有しているICOCAカードを引継ぐかを選択します。

私の場合、僅かですが残高があるICOCAカードを引継ぎました。但し、引継ぐと、ICOCAカードは単なるプラスチックカード化しますので、注意が必要。



引継ぎはマイナンバーカードを読み取るように、iPhoneをICOCAカードの上に乗せます。大体、2,3分で残高が引き継がれました。
そしてICOCAカード裏面の、JWで始まる数字アルファベットが混在したIDの内、下4桁の数字のみ入力すれば引継ぎが完了です。ちなみにiPhone内のICOCAと、引き継がれたICOCAカードのIDは変わります。

iPhoneのICOCAを開くと、こんな感じ。これで、とりあえず電車・バスなどに乗れます。



こんな感じで2つの交通系ICカードが入ったiPhoneですが、どちらを使うか?は、「設定」→「ウォレットとApple Pay」から「エクスプレスカード」をタップします。



すると私のIPhoneの場合、どちらかを「ON」に選択すれば、選択した「ON」の方が使われます。これはコンビニでのチャージも同じです。



チャージはSuica同様にコンビニで出来るほか、iPhoneのウォレットで登録済みのApple Payのカード(私の場合、VISA)でチャージできますが、せっかくなのでJ-WEST(VISA)カードも登録しました。これはJ-WESTカードからチャージするとポイントが付与されるほか、J-WESTカードは利用が無いと年会費が必要だからです。



これでICOCAの追加は完了ですが、ここまで読まれて「SuicaがあるならICOCAは要らないのでは?」と思われたことでしょう。確かに日常の使い方ならICOCAは不要。されどICOCAを使うと、WESTERポイント(SuicaでのJREポイント)が付与されるからです。
関西在住の私ですから、普段の買い物でSuicaを使ってもJREポイントは付与されません。年に2回程度の、千葉在住の息子のところに行った時ぐらいでしょうか。

さらに一番大きな理由は、WESTERポイントが貯まると、こんな感じでお得にJRに乗れるのです。



WESTERポイントを貯めるのは、スマートEXで新幹線などの切符を購入するほか、WESTERポイントのアプリかWESPOのアプリで、駅構内のショッピングセンター(ピオレなど)で買物した時に、ホーム画面での「P」をタップするとバーコードが表示されますので、お店の方に読み取っていただきましょう。110円で1ポイントですが、現金支払いでも付与されます。付与されたポイントは、1ポイント1円でICOCAの残高にチャージ出来ます。









JR西日本がこんな企画を考えるのも、先行したSuicaに「追いつき追い越せ」だからでしょう。何とか関西在住の方に、SuicaよりもICOCAの利用を広めたい戦略かと思います。

こんな感じで頑張っているJR西日本ですが、もはやJR西日本だけではなく、JRグループ全体に強大なライバルが出現しました。それはVISAタッチです。



TVでよく目にする動画でもどうぞ。



動画の終わりの方に、「電車も?」なんてありますが、VISAタッチで電車も乗れるようになりました。VISAタッチが使えるVISAカードは、赤四角のWi-Fiのようなマーク付のカードです。



このVISAタッチで乗れる鉄道は、現在、一部の私鉄路線だけですが、今後は私鉄のJR交通系ICカード離れが増えると予想されています。それは外国人観光客への対応が大きな理由です。
外国人観光客がSuicaやICOCAを用意しチャージするよりも、自前のVISAカードで電車に乗れる方がはるかに便利。何の準備も要りません。それは、これからの日本人も同じでしょう。
では、JRもVISAタッチを導入するか?ですが、私的には「無い」と断言します。なぜなら設備投資の回収が必要ですし、膨大な利用履歴データーが入手出来るからです。

しかし、雲行きが怪しくなっているのは事実。例えば関西での阪急・阪神・近鉄などの大手私鉄は10月末からVISAタッチを導入したことから、今後、JR交通系ICカードからの離脱が始まれば、JR西日本もVISAタッチを導入せざるを得ないでしょう。


PS.
ちなみにiPhoneのVISAタッチでのコンビニなどへの支払方法は、下記の動画をどうぞ。7:40から実際の説明があります。
私はセブンイレブンで使いましたが、サイドボタンのダブルクリックが地味に面倒(^^)。されど、VISA(三井住友カード)のポイント還元率7%は魅力です。


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上高地・黒部立山・白川郷ツアーに行ってきました。(その3:黒部峡谷トロッコ列車と白川郷)

2024年11月02日 | お出かけ
いよいよツアーも最終日となりました。ホテルを7時半に出発し、到着したのは黒部峡谷鉄道・宇奈月駅。こちらからトロッコ列車に乗って、黒部峡谷の観光です。

ミニチュアのトロッコ列車が置かれていましたが、こんなのに乗ります。ちなみに屋根はありますが、両サイドは窓の無いフルオープンです。^^



ホームに入るとトロッコ列車が停まっていて、出発進行。



トロッコ列車は黒部川添いの断崖絶壁を走りますが、先ずは山彦橋。



続いて宇奈月ダムと湖面橋





新柳河原発電所と



出し平ダム。



黒部川第二発電所など、次から次に目に入ります。



こんな感じで走っていますが、



動画でもどうぞ。



やがて猫又駅に到着。



トロッコ列車の終点は欅平駅ですが、現在、大雨などで軌道敷が被害を受けたため、猫又駅が終点となります。



トロッコ列車の線路幅は、特殊狭軌線(ナローゲージ)と呼ばれる762mm幅で新幹線の約半分。このため揺れが大きく、まるで映画「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のトロッコに乗ったような雰囲気が味わえます。^^



往復約50分で、黒部峡谷の秘境を味わい、宇奈月駅に戻ってきました。



ここで昼食を兼ねた宇奈月温泉散策タイムですが、適当に歩いて、我家はバス内で食べるお弁当の調達。富山らしく、鱒寿司と白エビの天むすセット。



宇奈月温泉を後にして、最後の観光地である白川郷を目指しますが、旅の疲れで爆睡。気が付けば東海北陸道・白川郷ICで、白川郷まで後僅かですが、1kmほど手前でバスは全く動きません。駐車場待ちの渋滞でした。

ここで添乗員さんが機転を利かし、渋滞で止まっているバスから下車。少し歩くと、合掌造りの白川郷です。



ここでも見学時間の関係と恐るべき観光客の多さで、白川郷全体を見渡せる展望台まで行けそうに無い状況。このため、先ずは国指定重要文化財である和田家に向かいます。

こちらが和田家ですが、



家の前には野菜を洗ったり洗濯できるように、水路から水を引いた洗い場があります。



400円の入館料を払って家に中に入ると、



某ブロ友さんが大好きな、太い梁。



さらに大きな竈(かまど)。



竈(かまど)の上は格子状に木材が組まれ、太いロープで吊られていますが、上部も格子状になっています。これは煙を2階から屋根に逃がし、茅葺屋根に寄生する虫を燻すためとか。





白川郷では養蚕も盛んに行われていたようです。



こちらの和田家は現在も住居として使われているため、プライベートエリアがあります。



屋根部材は釘など使わず、荒縄で縛って組まれています。





2階の窓から見ると、正に白川郷らしい風景が望めます。



これにて和田家の見学も終了し、白川郷を散策します。物置(蔵)まで合掌造り。



散策を続けますが、とにかく観光客の多さに驚き。地元の方の日常生活に支障が出るぐらいで、半数は外国人観光客。正にオーバーツーリズムでした。

そんなところで、カフェでICEコーヒーでも・・・なんて状況ではなく、以下の合掌造りの建物を撮って終了です。













合掌造りは全て同じ方向を向いて建てられていますが、これは朝陽と夕陽を屋根に当て、出来るだけ屋根材の茅を乾燥させるためだそうです。

それではバスに戻りましょうですが、駐車場に向かう「であい橋」も大混雑。





駐車場には多くのバイクが停まっていましたが、この混雑ぶりではツーリング気分では無かったでしょう。



白川郷を後にして、いよいよ帰路となりました。渋滞はあったものの、バスを降りて名古屋駅に到着。



おお!正に名古屋。「エビフふりゃ(エビフライ)と金のしゃちほこ」。(^^)



お弁当ばかりで嫌気もさしたので、普通に食事と思っても名古屋駅内のお店は大混雑。止む無く、またも駅弁を買って帰りの新幹線です。



この「のぞみ」で新大阪駅まで乗車。



名古屋駅を出発すると、早々に駅弁タイム。名古屋らしくエビフライと味噌カツ。甲子園での阪神ファンの一部は、中日の応援歌が流れると♪何を食べても味噌の味 全部味噌の味♪なんて替え歌を歌いますが、正に全部が味噌の味。されど、私は嫌いではありません。^^





「のぞみ」は、定刻どおりに新大阪駅に到着。新大阪駅からはダッシュで新快速に飛び乗り、無事に明石まで帰り帰宅となりました。三日目も約1万歩を歩いたことで、このツアーでの三日間で3万2千歩という体力の限界に挑んだ旅行となりました。

以上で、3回に分けて紹介した上高地・黒部立山・白川郷ツアーの紹介を終えます。
総括というのも僭越ですが、この度のツアー代は9万円/人ぐらい。個人でこのツアー・コースでのホテル代+新幹線・立山黒部アルペンルートetcの交通費を加算すると、軽く12万円以上/人となりますのでお得なツアー。
半面、どこの観光地での滞在時間は短く、常に時間との勝負を求められるのは残念なところ。例えば黒四ダムでの滞在時間は僅か50分ということで、最後は集合地点まで黒四ダムの上を走るという思い出ができました。^^

また上高地や立山黒部アルペンルートでは、一定の健脚が求められます。シューズもスニーカーではなくトレッキングシューズが望ましく、ツアー参加者の方の半数は分かっていたのかトレッキングシューズでの参加でした。それでも穂高連峰や立山の壮大な姿は美しく、ぜひ行かれることをお勧めします。
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上高地・黒部立山・白川郷ツアーに行ってきました。(その2:立山黒部アルペンルート)

2024年10月29日 | お出かけ
(注)今回は画像が多いため、時間がある時にゆっくりと閲覧されることをお勧めします。^^
さて、ツアーの二日目となりました。この日は、この度のツアーでのメインである「立山黒部アルペンルート」でしたが、その前に宿泊したホテルの紹介。朝起きて窓のカーテンを開けると、目の前はスキー場のゲレンデです。

ここは、白馬コルチナスキー場。赤い屋根はスキー場のリフト乗場etc。白馬方面のスキー場は、栂池高原や八方尾根スキー場には行きましたが、こちらは初めて。



そして宿泊したホテル。



これだけでは全景でないので、ネットから画像を拝借。素晴らしいホテルであることがお分かりかと思います。



8時過ぎにホテルを出発し、「立山黒部アルペンルート」となりますが、ここで「立山黒部アルペンルート」の紹介です。この度のツアーでは、右側の長野インである「扇沢」から出発し、左側の富山インである「立山駅」が終点となります。



この間、バス→ケーブルカー→ロープウェイ→バスを乗り継ぎ、最高標高(2,450m)である立山室堂に到着。その後、高原バス→ケーブルカーで立山駅まで降りてくるのです。

そんなところで、先ずは扇沢のバス乗場に到着。



こちらが、終点の立山駅までの切符。ちなみに一般料金だと、1万円ぐらいとなる運賃。



ここから関電のトンネルバス(電気バス)に乗って、黒四ダムを目指します。ほぼ100%トンネル内を走りますが、このトンネルこそが映画「黒部の太陽」の舞台となった難工事トンネル。



途中、膨大な水と土砂が出てきた破砕帯の場所は、青い照明で分かるようにしていますが、すぐに通り過ぎ黒部ダムに到着。



こちらが乗車した電気バス。少し前までは架線から給電するトロリーバスでした。



温度は10℃少々で、肌寒いところ。



ここで添乗員さんから、集合場所と集合時間のアナウンス。50分後にダム端のトンネル入口に集合とのこと。約200段の階段を上がり展望台まで行くと、結構、急がないと無理な時間だそうです。

そこで、私と家内とは必死のパッチで約200段の階段を上がり、息もゼエゼエとなり展望台に着くと、放水している見事な黒四ダムが拝めました。



そして目の前には、今から目指す立山連峰が見えます。



落水した場所が凹まないように、こんな感じで霧状になるように放水しています。



動画でもどうぞ。



黒四ダムですが、もはや観光地化されて食事(人気はダムカレー)やトイレ休憩ができるようにレストハウスが完備。お土産も販売されています。(^^)

レストハウスの前には、黒四ダムのゆるキャラである「くろにょん」が愛嬌を振りまいています。^^



ダム湖では遊覧船も就航しています。



ダムの上から見る黒部川は、ダムで堰き止めているので流量は少な目。



ダム中央から見下ろすと、放水は霧というか雲のように広がります。





ここで時計を見ると、集合時間まで後僅か。走って集合場所に到着すると、添乗員さんがダムカードを配っていました。^^



これにて黒四ダムも終了。黒四ダム端のトンネルに入ると、次の黒部ケーブルカー乗場。



こんなケーブルカーに乗って、



到着したのは「黒部平」です。



ここから、次の乗物であるロープウェイが見えていました。立山連峰の最高峰である「雄山」の山肌に沿って上がっていきます。



ちょうどお昼時になったので昼食ですが、レストハウス内には蕎麦屋しかない状況。止む無く「きつねそば」ですが、1,000円という標高2千m弱でのお値段。「立山」と描かれた蒲鉾が泣かせます。^^



昼食時間も終わり、続いて立山ロープウェイ。動画でどうぞ。例年であれば、この時期は紅葉が美しいそうですが、今年の異常な夏の暑さで色付きが遅れているそうです。



こちらが乗車した立山ロープウェイ。



ここからは、立山を貫通するトンネルを走るトロリーバスに乗車。トンネルの途中には「立山直下」の表示。



乗車したトロリーバス。電車と同じで、架線から給電するためのパンタグラフが付いています。





到着したのは立山室堂ということで、「立山黒部アルペンルート」での最高地点に到着。標高2,450mで、こちらの郵便局が日本最高峰の郵便局。



バス停留所というかバスターミナルのような場所で、こんな展示やデイスプレイが置かれています。気温は6.4℃ということで真冬並みの寒さ。ユニクロのダウン持参で正解でした。もっとも外国人観光客の中には、半袖姿もチラホラです。^^





外に出ると、雄大な立山連峰が望めます。黄色四角は、山頂付近の山小屋と神社です。





積雪などの厳しい気候のため、大量の落石が見受けられます。



少し歩くと、雪解け水による「みくりが池」。池の周り一周が人気のトレッキングコースですが、私は膝が痛いのでスル~。^^



ところで立山室堂ですが、バスターミナルや大きなお土産屋さんも含め、全て「ホテル立山」内となります。この画像を見れば、「このホテルか」でお分かりでしょう。ちなみに自販機もレストランメニューも高価ですので、眺める程度としましょう。



それでは下界に降りて行きましょう。先ずは高原バスに乗って、立山ケーブルカー乗場まで1時間ぐらいかけて降ります。「立山黒部・雪の大谷」が有名ですが、この高原バスでの立山室堂付近となります。



そしてケーブルカーに乗車。



このケーブルカーですが、ホテル立山などに食材・資材を運ぶために貨物車も連結されています。



ケーブルカーを降りると、そこは立山駅。降りるのは呆気なかったですね。「立山黒部アルペンルート」の終了です。



立山駅の駐車場では、ツアーでのバスがお出迎え。ここからは宿泊地の富山駅前のホテルを目指します。途中、にわか雨が降り、路面に夕陽が光って美しい。



ホテルにチェックイン。普段、私が予約するビジネスホテルとは大違いで豪華。^^



夕食はツアーに含まれていないので、目の前の富山駅に出撃。



富山といえば路面電車です。



駅構内には北陸に来たことを実感するパネルに、



富山名産である「ますのすし」売場。



北陸新幹線の改札口。「かがやき」で東京駅まで乗りたいところ。





富山での食事といえば富山湾鮨ですが、駅構内の寿司店はどこも行列。止む無く、比較的空いていた地元の回転寿司店。





先ずオーダーしたのは、富山湾鮨セット。



さらに富山の地酒。



どれも美味しかったですが、特に美味しかったのはノドグロと白エビ。それに白エビの天ぷら。十分に満足したお寿司でした。







これにて二日目も終了。この日も1万歩以上歩きました。二日続けての1万歩超えとなり、膝や腰はガタガタ(^^)。後一日となったツアーですが、黒部峡谷トロッコ列車と白川郷について「その3」で紹介します。
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上高地・黒部立山・白川郷ツアーに行ってきました。(その1:上高地)

2024年10月26日 | お出かけ
今回から3回に分けて、10/10~12の日程で上高地・黒部立山・白川郷ツアーに行ってきましたので紹介しましょう、今回は、「その1」で上高地です。先ずは7時過ぎに、明石駅から新快速に乗車。

到着したのは新大阪駅。「のぞみ」に乗車すると、添乗員さんや岡山・新神戸駅から乗車した他のツアーメンバーと合流。



到着したのは名古屋駅です。



名古屋駅といえば、新幹線からでも見えるJRセントラルタワーズ・ゲートタワーが印象的。^^



名古屋駅から少し歩いて、3日間お世話になるバスに乗車。



バスは東海北陸道を北上しますが、最初の目的地である上高地まで3時間ぐらいかかりますので、新大阪駅で買った駅弁を広げます。駅弁は名古屋や目的地の上高地とは全く無関係な、姫路駅の「あなごめし」。(^^)





やはり、まねき食品でした。まねき食品は、日本で初めて駅弁での幕ノ内弁当を売り出したと言われています。



途中、休憩もありましたが、3時間少々で上高地に到着。



上高地と言えば、穂高連峰をバックにした河童橋の風景が有名。まるで絵葉書のようでした。



その河童橋には、オーバーツーリズムで大量の観光客(^^)。しかも外国人が多い。4割が外国人観光客と言っても過言ではありません。



こちらが河童橋と穂高連峰の説明パネル。





河童橋上から見える穂高連峰は、雄大で美しい。



こちらが河童橋の降口。



私的には穂高連峰よりも、河童橋が架かる梓川の美しさに驚嘆!すごい透明度に何とも言えない青色。





河童橋を渡るとコーヒーショップやレストランが並びますが、まんま観光地価格。出発日前日に添乗員さんから電話があり、事前に弁当などを用意することを勧められていましたが、新大阪駅で駅弁を買って大正解でした。ちなみに缶コーヒーは、驚きの200円/本です。





駐車場の対岸沿いを散策しますが、秋の陽を浴びたススキが美しい。



どんどん歩くと、観光客さんが何か木を撮影しています。はて?何かな?と思っていると、ガサガサという音と共にサルが出現!野生のサルでした。





いやぁ~驚きました。あまりカメラを向けていると、襲いかかって来そうなのでちょっと怖かったです。^^

さらに歩くと、ウエストン碑。明治時代、穂高連峰や立山などを登山し、ヨーロッパに「日本のアルプス」と紹介したことから、日本アルプスの名付け親とも言われています。





結局、3kmほど歩いて、駐車場に戻りました。上高地には一般車は入れませんので、皆さん、バス待ちです。



トイレに行こうとすると、こんな表示。山間地での景勝地ですので止むを得ないところですが、100円/回はチト高いような気も。(^^)



先ほどはサルが出没しましたが、歩いているとクマも出そうな雰囲気。こんな注意書を見て、「やっぱりね」でした。



やがて集合時間となり出発。3時間ほどバスに乗って、スキー場で有名な白馬方面のホテルでの泊。19時半頃に到着しましたが、まるで外国のホテルの雰囲気。



予定時間よりも遅く到着したので、早々に夕食。食事はバイキングでしたが、大量の中国人観光客に混じっての食事。



メニューは豊富でしたが、大体、こんな感じ。



これにて初日は終了。この日は1万2千歩ぐらい歩いてお疲れ状態。二日目は立山黒部アルペンルートでしたが、「その2」に続きます。
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