前回の「菓子と珈琲 朔」でモーニングの後、「昭和レトロ情景館」に戻ると、暖簾が架かり開館していました。
1階は無料展示ですが、私の好きなミリタリーモノである零戦と戦艦長門が展示されていました。
この零戦ですが、片方の主翼から2本の機関銃が出ているので52型丙(A6M5c)でしょう。左が20mm機関砲。右が13.2mm機銃です。
胴体後部の銘板でも、「零式艦上戦闘機五二丙型」と読み取れます。
この52型丙は、戦争末期に零戦の重武装化として登場しましたが(標準的な52型甲は、7.7mm×2+20mm×2)、重量増となり運動性能や上昇力が低下したため生産数は少数でした。
続いて戦艦長門。太平洋戦争開始時の連合艦隊の旗艦です。もっとも戦艦大和が配備されると、すぐに旗艦交代となりました。
最後の戦歴は、栗田艦隊の一員としてレイテ湾へ突入しましたが、その後は東京湾に停泊。何度も爆撃を受けましたが、終戦時も稼働状態でした。
戦後はアメリカ水爆実験のテストとされ、一度目の水爆実験でも沈まず、二度目の水爆実験で沈みました(近くに機雷が敷設されたという説も)。現在も二つに折れた状態で、ビキニ環礁に沈んでいるそうです。
さて、2階が有料スペースです。JAFカードを提示して50円引きの400円で入場。目の前には鉄道模型のジオラマが置かれています。
鉄道模型の紹介の前に、古い龍野の写真がありました。大体、昭和40年代の前半。この時代ですが、私は明石の山下町で子供の頃を過ごしました。^^
それでは、鉄道模型のジオラマの紹介。大体、1時間おきに、龍野らしく夕焼けのライトアップや鉄道模型を走らせますが、先ずはジオラマの建物を紹介。全てオーナーさんのハンドメイドですが、驚異の精巧さです。昭和40年代前半の街並みを再現しています。
このお家は、物干し竿に大根を干しています。切り干し大根を造るためですが、秋の情景です。現在の都会の方は知らないかな?です。
駅舎は「東龍野駅」。これはオーナーさんが作った仮想駅です。実在しません。昔は黄色の日通トラックが、貨物列車で到着した荷物を駅から運んでいました。
ローアングルで街並みをどうぞ。昭和の世界にタイムスリップします。^^
夕焼けのライトアップの時間になりました。ジオラマ全体が秋の情景ですが、これは龍野が童謡「赤とんぼ」の発祥の地ということです。
やっと鉄道模型が走る時間となりました。D51が後退し転車台で転回しますが、途中で接触不良で動かなくなったので(鉄道模型はレールに電気を流し、車輪が接点となり受電しています)、オーナーさんが前後に動かし直しています。(^^)
続いてD51の重連が走る様子。先頭はSLマニアから「ナメクジ」と呼ばれる1-100号機までの特徴です(一部は異なる)。煙突と砂箱間に給水加熱器が置かれ、カバーで覆われています。
その「ナメクジ」のアップ画像。ピンボケ気味ですが、確か36号機の模型です。
この後は、オーナーさんと少しSL談義。数年前に姫新線でSLを走らせるイベントが企画されていたのですが、警備費が高額となるため断念したとか。う~ん、50年ぶりにSLが姫路駅に着く姿を見たかったものです。(涙)
「ありがとうございました」で昭和レトロ情景館を出て、帰路としましょう。この曲がった電柱+カーブミラーで自撮り(^^)。道路幅が狭く、カーブミラーの出幅分を確保するため電柱を曲げたのでしょう。^^
ADV150に跨り出発。真っ直ぐ帰ろうかと思ったのですが、道路標識に「本龍野駅」を見つけたので寄り道。模型ではなく、最後に本物の鉄道を見て帰りましょう。
「本龍野駅」に到着。新しい立派な駅です。
駅前のロータリーには、こんな「赤とんぼ」の銅像が・・・「赤とんぼ」は、龍野市出身の三木露風が1921年(大正10年)に故郷の龍野を思い作詞した童謡ですから、大正時代の家族です。お姉さん(かな?)が持っている籠は、歌詞の♪山の畑の桑の実を 小籠につんだは・・・♪を表しているのでしょう。
橋上駅ですのでエレベーターで2階に上がると、ウエルカムのパネル。観光に力を入れているようです。
私とグッチさんのバイク。とりあえずゼブラゾーンを外して停めました。^^
改札口です。朝夕だけ駅員さんがおられる、スポット有人駅です。
1階に降りると観光案内所。
こちらで、お土産の「醤油きんつば」を購入。
ちょうど列車が停まっていました。先頭車両まで走って撮影。キハ122系気動車です。古いキハ40系に代わって導入されたディーゼル車です。
扉の横には、姫新線らしく「赤とんぼ」が描かれています。
それでは帰路としましょう。太子竜野BP・福田ランプから高速に乗り込み、一気に第二神明・明石SAに到着。昼間ということもあり、交通量は少なくガラガラ。皆さん、兵庫県は「非常事態宣言」で、お出かけは控えているのかな?すいません。私らは出歩いてしまいました。^^
この後は、伊川谷ICでグッチさんとはお別れ。GSで給油すると、燃費は46Km/L。前のMT-03の1.5倍。さらに、BW'S125よりも1割ぐらい優秀。やはり燃費が良い、ADV150のeSPエンジンです。
こんなところでの、GWのツーリングとなりました。本音は、コロナでなければ城崎温泉に行きたかったところ。それでも龍野の古い街並みを堪能して、満足したところです。
1階は無料展示ですが、私の好きなミリタリーモノである零戦と戦艦長門が展示されていました。
この零戦ですが、片方の主翼から2本の機関銃が出ているので52型丙(A6M5c)でしょう。左が20mm機関砲。右が13.2mm機銃です。
胴体後部の銘板でも、「零式艦上戦闘機五二丙型」と読み取れます。
この52型丙は、戦争末期に零戦の重武装化として登場しましたが(標準的な52型甲は、7.7mm×2+20mm×2)、重量増となり運動性能や上昇力が低下したため生産数は少数でした。
続いて戦艦長門。太平洋戦争開始時の連合艦隊の旗艦です。もっとも戦艦大和が配備されると、すぐに旗艦交代となりました。
最後の戦歴は、栗田艦隊の一員としてレイテ湾へ突入しましたが、その後は東京湾に停泊。何度も爆撃を受けましたが、終戦時も稼働状態でした。
戦後はアメリカ水爆実験のテストとされ、一度目の水爆実験でも沈まず、二度目の水爆実験で沈みました(近くに機雷が敷設されたという説も)。現在も二つに折れた状態で、ビキニ環礁に沈んでいるそうです。
さて、2階が有料スペースです。JAFカードを提示して50円引きの400円で入場。目の前には鉄道模型のジオラマが置かれています。
鉄道模型の紹介の前に、古い龍野の写真がありました。大体、昭和40年代の前半。この時代ですが、私は明石の山下町で子供の頃を過ごしました。^^
それでは、鉄道模型のジオラマの紹介。大体、1時間おきに、龍野らしく夕焼けのライトアップや鉄道模型を走らせますが、先ずはジオラマの建物を紹介。全てオーナーさんのハンドメイドですが、驚異の精巧さです。昭和40年代前半の街並みを再現しています。
このお家は、物干し竿に大根を干しています。切り干し大根を造るためですが、秋の情景です。現在の都会の方は知らないかな?です。
駅舎は「東龍野駅」。これはオーナーさんが作った仮想駅です。実在しません。昔は黄色の日通トラックが、貨物列車で到着した荷物を駅から運んでいました。
ローアングルで街並みをどうぞ。昭和の世界にタイムスリップします。^^
夕焼けのライトアップの時間になりました。ジオラマ全体が秋の情景ですが、これは龍野が童謡「赤とんぼ」の発祥の地ということです。
やっと鉄道模型が走る時間となりました。D51が後退し転車台で転回しますが、途中で接触不良で動かなくなったので(鉄道模型はレールに電気を流し、車輪が接点となり受電しています)、オーナーさんが前後に動かし直しています。(^^)
続いてD51の重連が走る様子。先頭はSLマニアから「ナメクジ」と呼ばれる1-100号機までの特徴です(一部は異なる)。煙突と砂箱間に給水加熱器が置かれ、カバーで覆われています。
その「ナメクジ」のアップ画像。ピンボケ気味ですが、確か36号機の模型です。
この後は、オーナーさんと少しSL談義。数年前に姫新線でSLを走らせるイベントが企画されていたのですが、警備費が高額となるため断念したとか。う~ん、50年ぶりにSLが姫路駅に着く姿を見たかったものです。(涙)
「ありがとうございました」で昭和レトロ情景館を出て、帰路としましょう。この曲がった電柱+カーブミラーで自撮り(^^)。道路幅が狭く、カーブミラーの出幅分を確保するため電柱を曲げたのでしょう。^^
ADV150に跨り出発。真っ直ぐ帰ろうかと思ったのですが、道路標識に「本龍野駅」を見つけたので寄り道。模型ではなく、最後に本物の鉄道を見て帰りましょう。
「本龍野駅」に到着。新しい立派な駅です。
駅前のロータリーには、こんな「赤とんぼ」の銅像が・・・「赤とんぼ」は、龍野市出身の三木露風が1921年(大正10年)に故郷の龍野を思い作詞した童謡ですから、大正時代の家族です。お姉さん(かな?)が持っている籠は、歌詞の♪山の畑の桑の実を 小籠につんだは・・・♪を表しているのでしょう。
橋上駅ですのでエレベーターで2階に上がると、ウエルカムのパネル。観光に力を入れているようです。
私とグッチさんのバイク。とりあえずゼブラゾーンを外して停めました。^^
改札口です。朝夕だけ駅員さんがおられる、スポット有人駅です。
1階に降りると観光案内所。
こちらで、お土産の「醤油きんつば」を購入。
ちょうど列車が停まっていました。先頭車両まで走って撮影。キハ122系気動車です。古いキハ40系に代わって導入されたディーゼル車です。
扉の横には、姫新線らしく「赤とんぼ」が描かれています。
それでは帰路としましょう。太子竜野BP・福田ランプから高速に乗り込み、一気に第二神明・明石SAに到着。昼間ということもあり、交通量は少なくガラガラ。皆さん、兵庫県は「非常事態宣言」で、お出かけは控えているのかな?すいません。私らは出歩いてしまいました。^^
この後は、伊川谷ICでグッチさんとはお別れ。GSで給油すると、燃費は46Km/L。前のMT-03の1.5倍。さらに、BW'S125よりも1割ぐらい優秀。やはり燃費が良い、ADV150のeSPエンジンです。
こんなところでの、GWのツーリングとなりました。本音は、コロナでなければ城崎温泉に行きたかったところ。それでも龍野の古い街並みを堪能して、満足したところです。
60年以上あったのもありますが、社会の変化が非常にい大きい。
比較すると明治も大正も平成も年号の中での変化は大きくないかも。
ジオラマの茅葺き屋根の田舎風景は、まんま私の子供の頃の故郷です。
懐かしいです。
画像の昭和40年代初期は、オリンピックも終わり、日本中がばく進していた時。TVCMではないですが、「モーレツ!」なんて頃です。^^
茅葺の田舎のお家は、親戚の本家(母屋)がそうでした。子供の頃によく行ったので懐かしいです。もっとも家の中にヘビが入ってきたりして、大変でした。(^^)
眺めるのもですが、ヤハリ作るのが楽しい♪
茅葺屋根の田舎のお家を作るだけでも、「どれだけの手間と時間を要したのだろう」と感嘆しました。入館料は必要ですが、自身の趣味の集大成を見てね!というところでしょう。
それでも手作りのジオラマは一度は自分の目で見る価値のありそうな感じの施設です。
このジオラマですが、入館するとマグライトを貸して頂けます。というのも、何と建物内部まで再現されているので、中を見るからです。(驚!)
そんなところで、ぜひ一度・・・バイクでもクルマでも、今回の無料駐車場がBEST。トイレも併設されています。
胴体後部の銘板・・・数字はワカリマスが、漢字で読めるのは“伊丹”ダケです~・・・(^^;)
長門は、水爆2発で真っ二つ折れたのですかっ!?・・・(*o*)
列車ダケじゃなくて、物干し竿の大根まで御覧になってたとはオドロキです・・・(+o+;)
オーナーさんと少しSL談義?・・・あれ?カナ~リ長い時間だったような・・・話がいつ終わってしまうのかヒヤヒヤしながら盗み聞きしてマシタ・・・もちろん、内容はチンプンカンプンでしたが・・・(^o^;)
御土産は、シュミットさんを参考にして、同じものを買いました・・・ありがとうございました~・・・(^^;)
大根ですが、確証は無いものの秋に干すのは大根でしょう。2本の大根の葉部分を荒縄で縛り、干していました。稲穂の天日干しと同じです。
オーナーさんとの時間は、短時間でしょう(^^)。時間があれば、姫新線でのC58運用について、詳しく聞きたかったところです。^^
後日覗いたら完璧消えていました。。。謎?
最初からUP出来ないのであれば、文字数制限も考えられますが・・・確認されているので、謎は深まるばかりです。