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白石昌則・東京農工大学の学生の皆さん『生協の白石さん』

2007-01-07 15:36:20 | ノンジャンル
 今日もまた朝日新聞の特集記事「2006年 今年の一冊」の対談で言及されていた「生協の白石さん」の紹介です。
 東京農工大学の生協には、学生の投書にスタッフが解答してその紙を張り出す掲示板があって、誰でも見られるようになっているそうですが、そこに面白い解答をしているものが多くあることに気が付いた人が写真を撮り、ネットに流したところ、それが評判になって、ついには本になり、爆発的に売れたのだそうです。対談でも松田さん、真鍋さんともに絶賛でした。
 ところが、‥‥。そんなに面白く無い。普通に答えているものが圧倒的に多い。その中でも、数少ない、私が面白いと思ったものは、「質問;単位がほしいです 解答;そうですか、単位、ほしいですか。私は、単車がほしいです。お互い、頑張りましょう!」とか、「質問;愛は売ってないのですか‥‥? 解答;どうやら愛は非売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意ください。」とか、「質問;透明人間になったらどうしますか? 解答;ひとまず服を脱ぎ、鏡に写った自分の姿が透明かを確認します。納得したら、冷えるのでまた着ます。それで外に出たら大騒ぎになると思われるので、なるべく家の中にいます。陽に当たらない日々が続くと、青白くなってしまいそうですが、透明なので安心です。」といったところです。
 この程度のこと、書けませんか? 私は書けると思います。もしくは、「自分にもこのぐらい書ける」と思わせるところに、この本の罠があるのでしょうか? つまり実際書いてみたら書けない、ということです。昨日の「世界の日本人ジョーク集」も、この本もそうですが、この程度の面白さでバカ売れしていいんですか? もっと面白い本がたくさん埋もれているんじゃ無いんでしょうか? そんな気がしてしょうがないんですが‥‥。