W・アンダーソン監督・共同脚本の'05年作品『アンソニーのハッピー・モーテル』をDVDで見ました。
監禁されていると誤解している友人のディグナンに合わせ、窓からシーツで作ったロープを伝って退院するアンソニー。ディグナンは50年先までの人生計画を立てていて、手始めに盗みを練習し、実践し、大泥棒のヘンリー氏に会うと言います。アンソニーの家で行なわれた盗みの練習では、禁止品目リストに入っていた、アンソニーが母の誕生日に贈ったイヤリングをディグナンが盗んでいました。アンソニーはまだ小学生の妹のグレイスに会いに行き、イヤリングを母の宝石箱に戻しておいてくれるように頼みます。車を持っているボブがチームに入れてくれと言い、自分はリスクを恐れず、裏庭ではマリワナを栽培していると言います。兄貴からひどい仕打ちを受けていると言うボブ。ある女性になぜアリゾナの病院に行ったのか尋ねられたアンソニーは、水上スキーをしないかと聞かれ、水上スキーが好きな連中と縁を切りたいと思ったら、その３日後にはアリゾナ行きになっていたと答えます。畑で射撃練習をする３人。ディグナンが計画を説明していると、ボブが盛んに自分の銃をいじりたがるので、ディグナンは怒って席を立ちますが、戻ってきたディグナンはボブに謝ります。本屋に押し入る３人。いつヘンリーに会わせてくれるのかとアンソニーが聞くと、ボブはその写真はディグナンが勤めていた造園会社のもので、アンソニーは騙されたのだと言います。しかしディグナンはヘンリーの本業は盗みだと言い張り、実は自分がクビになったことを告白します。頃合を見計らって俺たちを売り込もうと言うディグナン。アンソニーはディグナンの計画は無理があると言いますが、ディグナンは文句を言っててもしょうがないと答えます。ほとぼりがさめるまでモーテルの一番いい部屋に泊まることにした３人。プールに入ったアンソニーは清掃係のイネスに一目惚れします。
ボブは兄貴がマリワナの件でパクられたと言い、逮捕後48時間以内で釈放されなければ帰ろうとアンソニーは言います。泳ぐイネスとアンソニーはキスし、アンソニーは自分と会う時間をアラームで知らせてくれる腕時計を彼女に贈ります。ボブはアンソニーとディグナンに無断で車で出発してしまい、ディグナンは必ずボブを捕まえると怒りますが、アンソニーは兄を助けに帰っただけだと言います。イネスと寝るアンソニーは、君といるのが楽しくてしょうがないと言います。２人をバーに誘ったディグナンはケンカに巻き込まれます。さっさとこの町から出たいと言うディグナンは車を盗み、アンソニーはイネスに一緒に来てほしいと言いますが、行き当たりばったりの人生は嫌いだと断られます。ディグナンはアンソニーに頼まれた封筒をイネスに届け、もう一人の男の清掃員から「（イネスがアンソニーを）愛してると伝えてくれ」と言われます。
盗んだ車はすぐにエンストし、アンソニ－が16ドル以外の500ドルをイネスに渡したことが分かり、ディグナンはアンソニーを置いて立ち去ります。ボブと一緒に健康的な生活を送っていると、グレイスに手紙を書くアンソニー。アンソニーはディグナンと再会し、仲直りします。ディグナンは仲間のアップルジャックとヘンリー氏（ジェイムズ・カーン）を紹介し、今度のヤマはでかい、ダイナマイトと機関銃を保管している倉庫会社の金庫を狙うと言います。アンソニーは「できないよ」と言いますが、ボブの兄にディグナンがけなされるのを目の前にして、心変わりします。下調べの際、ディグナンがイネスから「アンソニーを愛してる」という伝言を預かっていたと知ったアンソニーは、すぐにイネスに電話し、踊り出します。強盗は金庫開けの名人が金庫を開けられず、またボブが通信機を落として壊してしまい、焦ったボブが床に発砲し、そのショックでアップルジャックが発作を起こし、失敗します。車の鍵を失くした彼らは走って逃げ、一人残されたアップルジャックを助けるためにディグナンが戻りますが、結局逮捕されます。会いに来たアンソニーとボブに、ディグナンは警官に殴られて健忘症になったとして、取り調べが打ち切られたと言い、アップルジャックも不起訴処分になったと言います。ボブは家をヘンリーに荒らされ、何もかも盗まれますが、兄との距離は縮まったと言います。一応計画は成功かな？と言うディグナンに、アンソニーとボブは笑いかけて、映画は終わります。
アンダーソン監督のいつものハチャメチャぶりが健在でした。
→「Nature Life」（http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/）
監禁されていると誤解している友人のディグナンに合わせ、窓からシーツで作ったロープを伝って退院するアンソニー。ディグナンは50年先までの人生計画を立てていて、手始めに盗みを練習し、実践し、大泥棒のヘンリー氏に会うと言います。アンソニーの家で行なわれた盗みの練習では、禁止品目リストに入っていた、アンソニーが母の誕生日に贈ったイヤリングをディグナンが盗んでいました。アンソニーはまだ小学生の妹のグレイスに会いに行き、イヤリングを母の宝石箱に戻しておいてくれるように頼みます。車を持っているボブがチームに入れてくれと言い、自分はリスクを恐れず、裏庭ではマリワナを栽培していると言います。兄貴からひどい仕打ちを受けていると言うボブ。ある女性になぜアリゾナの病院に行ったのか尋ねられたアンソニーは、水上スキーをしないかと聞かれ、水上スキーが好きな連中と縁を切りたいと思ったら、その３日後にはアリゾナ行きになっていたと答えます。畑で射撃練習をする３人。ディグナンが計画を説明していると、ボブが盛んに自分の銃をいじりたがるので、ディグナンは怒って席を立ちますが、戻ってきたディグナンはボブに謝ります。本屋に押し入る３人。いつヘンリーに会わせてくれるのかとアンソニーが聞くと、ボブはその写真はディグナンが勤めていた造園会社のもので、アンソニーは騙されたのだと言います。しかしディグナンはヘンリーの本業は盗みだと言い張り、実は自分がクビになったことを告白します。頃合を見計らって俺たちを売り込もうと言うディグナン。アンソニーはディグナンの計画は無理があると言いますが、ディグナンは文句を言っててもしょうがないと答えます。ほとぼりがさめるまでモーテルの一番いい部屋に泊まることにした３人。プールに入ったアンソニーは清掃係のイネスに一目惚れします。
ボブは兄貴がマリワナの件でパクられたと言い、逮捕後48時間以内で釈放されなければ帰ろうとアンソニーは言います。泳ぐイネスとアンソニーはキスし、アンソニーは自分と会う時間をアラームで知らせてくれる腕時計を彼女に贈ります。ボブはアンソニーとディグナンに無断で車で出発してしまい、ディグナンは必ずボブを捕まえると怒りますが、アンソニーは兄を助けに帰っただけだと言います。イネスと寝るアンソニーは、君といるのが楽しくてしょうがないと言います。２人をバーに誘ったディグナンはケンカに巻き込まれます。さっさとこの町から出たいと言うディグナンは車を盗み、アンソニーはイネスに一緒に来てほしいと言いますが、行き当たりばったりの人生は嫌いだと断られます。ディグナンはアンソニーに頼まれた封筒をイネスに届け、もう一人の男の清掃員から「（イネスがアンソニーを）愛してると伝えてくれ」と言われます。
盗んだ車はすぐにエンストし、アンソニ－が16ドル以外の500ドルをイネスに渡したことが分かり、ディグナンはアンソニーを置いて立ち去ります。ボブと一緒に健康的な生活を送っていると、グレイスに手紙を書くアンソニー。アンソニーはディグナンと再会し、仲直りします。ディグナンは仲間のアップルジャックとヘンリー氏（ジェイムズ・カーン）を紹介し、今度のヤマはでかい、ダイナマイトと機関銃を保管している倉庫会社の金庫を狙うと言います。アンソニーは「できないよ」と言いますが、ボブの兄にディグナンがけなされるのを目の前にして、心変わりします。下調べの際、ディグナンがイネスから「アンソニーを愛してる」という伝言を預かっていたと知ったアンソニーは、すぐにイネスに電話し、踊り出します。強盗は金庫開けの名人が金庫を開けられず、またボブが通信機を落として壊してしまい、焦ったボブが床に発砲し、そのショックでアップルジャックが発作を起こし、失敗します。車の鍵を失くした彼らは走って逃げ、一人残されたアップルジャックを助けるためにディグナンが戻りますが、結局逮捕されます。会いに来たアンソニーとボブに、ディグナンは警官に殴られて健忘症になったとして、取り調べが打ち切られたと言い、アップルジャックも不起訴処分になったと言います。ボブは家をヘンリーに荒らされ、何もかも盗まれますが、兄との距離は縮まったと言います。一応計画は成功かな？と言うディグナンに、アンソニーとボブは笑いかけて、映画は終わります。
アンダーソン監督のいつものハチャメチャぶりが健在でした。
→「Nature Life」（http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/）