
私のふるさと島根県浜田市では、柏餅は柏の葉ではなく、まきしば(サルトリイバラまたは山帰来)の葉で包むのです。この葉は蒸すと良い香りを出すので、おいしいお餅になります。今住んでいる西宮市の甲山は六甲山系のはずれになります。六甲山系にもこの葉は多く分布しているようです。昨日は梅雨の晴れ間を利用して、この葉を甲山へ取りにでかけました。米粉の団子でこしあんをつつみこの葉を巻いて、20分蒸しました。小さい頃この葉を取りに行くときに、緑色の濃い葉を取ってくるように言われたこと思い出しました。薄い緑の葉は餅がくっついてしまい、食べにくいからなのです。小さい葉は2枚つかって両方でお持ちを挟みます。小さい頃たべたなつかしいおやつなのです。昔食べたとおりにおいしいまき餅ができあがり大感激です。下はまきしば(サルトリバラまたは山帰来)の葉です。




