9月29日に、文学学校の方とお昼をご一緒して、詩を読む会に参加させていただきました。
その時が日高てるさんの詩集でした。文学学校でチューターを務め、副校長をされていた方です。
日高さんは大変教養あり、詩の中の言葉は吟味されて使われていて、格調高く感じます。詩を読む習慣も感性もない私には読み解けないものがほとんどでしたが、ただ出てくる語句は、とても印象深く心に残りました。
中でも感動したのは、
からす麦(一部が表紙に印刷されています)
そして
果実と風呂敷
でした。
詩を書く方々は、言葉のひとつひとつを小説以上に大切にしていらっしゃるようです。この詩集を読んだ後、私も詩を書きました。
以前朗読作品として書いた皇帝ダリアの君に〜津摩の入江の物語の中に出てくる、ベートベンの悲愴第2楽章のメロディーに歌詞をつけた六行の詩のあとを続けて完成させました。
ベタな詩ですが、登場人物のモデルである私の天国にいる従弟の思いを表現してみました。
機会があれば、また朗読の際にご披露できればと思います。
良い詩に出会うと、影響受けて、書けないものも書けるものなのですね。びっくりです。