マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

ツイッターに100万円は悪いのか? 続編

2019-10-31 09:22:37 | ぼやき日記

昨日のブログでの問いですが

昨日はとあるカフェが対象でした。

人によってどれを採用するのかは、営利を追求するのであれば、費用対効果を考えるべきでしょうが、自由です。

 

では、地方公共団体だったらどうなるのだろう?

これがそっくり地域の公的なイベントを宣伝するためだったらどうなのか?ということになります。

そうなると、自由に決めるわけには行きません。

費用対効果のあるお金の使い方が要求されます。さらに、その使い方が、適正かどうか、国民にきちんと説明できないといけません。宣伝に絶大な効果が上がって、多くの人が満足を得られるかかどうかが重要です。

もう一つ

もっとも効果が上がるお金の使い方であったとしても、

それが、国民に納得できないものであるなら、それは考えなくてはいけません。

 

今回のツイッターは、さほど労力が必要ないのに、高額な謝礼が渡ったという見方をすれば批判に値します。

ただ数十万のフォローワーを得るまでにどれほど労力を要したかというところ、フォローワーに注目されるほど魅力的なタレント性をどうやって身につけてきたかというところに注目すればどうなるでしょう?今のタレント性は何年もかけて、努力を積み重ね実績を作って得られたのであれば、その部分も重要で、そこを考えたら、もしかしたらリーズナブルな価格であると考えられるかもしれません。

 

結局は、国民が納得できるものかどうかという点が重要であると思います。

 

以下は昨日のブログ

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ある市が、芸人さんに頼んで100万で2回ツイートして、イベントを宣伝してほしいと依頼しました。それについて、批判が寄せられているそうですがが私は首を傾げています。

 

たとえばこういうモデルを考えてみました

 

A子さんが、カフェを始めました。かなり大きなカフェなので、五十人ぐらいは一度に入れるお店です。

開店前に宣伝が必要です。1万円で宣伝を依頼しましたら、3社が名乗りを上げました。

 

松会社の提案  請負額10000円

チラシを配ります。我々は一枚一枚丁寧に手書きにします。綺麗な色で丁寧に書きます。イラストも凝ったものを考えました。一人一人に手渡しして説明をさせていただきます。インク代、絵の具代、紙代、人件費(作成、配布)がコストです。

十時間かけて40枚仕上げます。それがせいぜいです。配布はサービスさせていただきます。 一人で必死でやります。

 

竹会社  請負額10000

チラシを作ります。一枚だけオリジナルを作ります。白黒ですが、インパクトのあるチラシです。駅や公園で手配りし、ポスティングします。

コピー代 人件費(作成、配布)がコストです。 

1000枚コピーして配布します。オリジナル作成は3時間 コピーは一時間 配布は6時間  十人以上で頑張ります。

 

梅会社 10000円

うちは、面白い情報発信をしてきたので、沢山のフォローワーがおります。一万人です。 ツイッターでカフェの情報を詳しく発信します。フォローワーには拡散を依頼します。 

通信費と人件費がコストです。

ツイート文を考えるのに一時間以上、ツイート作業は10分です。一人でやります。

 

 

宣伝で大事なことは

多くのお客さんに、お店ができたことを知らせて、できるだけ多くのお客さんにきてもらうことですよね。

お店の規模にもよりますが、

さて、あなたはどの会社に依頼されますか? 

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儲け過ぎは悪いことなのか?

2019-10-31 05:49:49 | ぼやき日記

お金儲けはダメなのでしょうか? 

お金を稼ぎすぎた人、利益を上げている企業を叩く風潮がありますが、ちょっと立ち止まって考えてはいかがでしょう?

本来は

資本主義経済の良いところというのは、自由競争によって、資源の最適配分が実現されることでした。現実はそう簡単には行きませんが、うまく機能しないところは政府が介入して、補い先進国は修正資本主義に移行しました。

大事なところは、皆が利潤追求のために経済活動を行っても、自由競争が実現できていれば、適正な価格と、クオリティが保たれるというところです。こんなものがあったらいい、こんなサービスがあったら嬉しいという人々の嗜好に基づいて、財やサービスが生産されます。

財やサービスを提供する側がそれによって多くの利益を得るようになると、誰かが真似をします。競争が生まれて、価格は下がります、さらにライバルに勝つためにクオリティを高める努力をします。最終的には、生産者も適正な利益を得て、消費者も満足できる内容と価格で落ち着くのが理想です。

 

順調に利益を得ている、もしくは法外な利益を得ている場合、

努力によって他にない優れた財やサービスを提供している、経営努力によって生産コストを削減している、あるいはライバルがいない などの理由が考えられます。

 

もたらされた利益はどうなるのか?

生産者の給与に還元される

株式会社なら株主に配当される

事業を拡大したり、新しい事業を行うために、投資に回される

税金として国庫に納められる

 

利潤を得て、多くの収入を手にした人は、結局、人より多くの物を手に入れるためにお金を多く使うことになります。それによって、別の人が利益を手にします。風が吹けば桶屋が儲かるという発想です。

 

一人が他より多くのものを所有するのはよくない。みんなにわけあたえよ!

立派な考えです。

だけど、利益を生み出さなければ、分けることもできません。共産主義や社会主義経済の問題点はそこにあるのです。自由な経済活動に比べて生産効率が悪くなります。そもそも分配されるべき利益がなければ人々は貧しいままです。

今の社会主義国だって、自由経済を取り入れています。

逆に資本主義国も、福祉や教育、経済活動の支援をしています。

 

多くの富を得るということは大事なことです。それは物の生産だけではありません。サービスを生み出すことも同じです。人々が心豊かに、便利に生活を送ることができるからです。

 

人々の経済格差が広がっていることを心配している人が多いのですが、利益を得ている人を叩いたとしても、格差は縮まることはありません。

それよりは、新しい事業を始めるための支援だとか、育児や介護によって十分に働く時間が確保できない人の支援だとか、より高収入を得るためにスキルを高める支援の方がずっと意味があります。

 

それから利益を多く得ている人の中に、色々な支援活動をしている人もいらっしゃいます。それだって強要することではありません。支援の輪は自然に広がることが大事です。

 

頑張っている人を叩くという行為がそもそも、生産的ではないと私は言いたいのです。

 

 

 

 

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