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2009-10-10 | 日本と韓国・朝鮮・中国との友好

首相「歴史問題とりくむ」

日韓首脳会談 北朝鮮核でも協力


 鳩山由紀夫首相は9日、韓国を訪問し、ソウルの青瓦台(大統領府)で李明博(イミョンバク)大統領と歴史問題、「東アジア共同体」、北朝鮮核問題などについて会談しました。

 鳩山首相の国際会議出席以外での外遊は初。約50分の会談の冒頭で首相は、「(新政権は)歴史に目を見開き、物事を進める勇気をもっている」との べ、歴史問題に真剣にとりくむ姿勢を表明。会談後の共同記者会見では、「(1995年の)村山談話の思いを政府と国民一人ひとりが重要な考え方と理解する ことが大事だ」と語りました。

 鳩山首相は、政権がめざす東アジア共同体構想について韓国側に説明し、李大統領は協力を表明。実現にむけ、両国が連携することを申し合わせまし た。李大統領は共同会見で、欧州や南米、東南アジアの例を引き合いに出し、「世界は今やそれぞれの地域ごとに共同体をつくりあげつつある。東アジア共同体 の構想は大変望ましい」とのべ、地域共同体づくりを推し進める姿勢を鮮明にしました。

 北朝鮮の核ミサイル開発問題で両首脳は、同国の6カ国協議早期復帰にむけた外交努力を行うことで一致しました。

 李大領領は、「北朝鮮の根本的な変化が必要との認識で一致した」と語り、日韓両国で北朝鮮が核兵器開発を放棄することを強く求めていくことで合意しました。

 共同会見で鳩山首相は、「北朝鮮が具体的な意思を示すことが、経済的協力を行う前提になるという(李大統領の)考え方は正しい」とのべ、李政権が 掲げる対北朝鮮政策のグランドバーゲン(一括妥結)への支持を表明し、李大統領は、拉致問題も包括交渉の議題に入るとの考えを示しました。

 両首脳は10日、北京で、日中韓首脳会議に臨みます。


 村山談話 戦後50周年の1995年8月15日に、当時の村山富市首相が発表した談話。「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を 誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって…とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」とし、 「痛切な反省」と「心からのお詫(わ)び」を表明しました。「植民地支配と侵略」が「国策の誤り」で進められたと認め「反省」を表明した、初めての首相談 話です。


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