海自艦、貨物船と衝突
関門海峡、双方が炎上
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27日午後7時55分ごろ、北九州市と山口県下関市を結ぶ関門海峡で、海上自衛隊の護衛艦「くらま」(5200トン)と韓国籍のコンテナ船「CARINA STAR」(7401トン)が衝突しました。
海上保安庁や海自によると、両船は船首が損傷し出火。くらま乗組員297人のうち1人が軽いやけど、2人が煙を吸い気分が悪くなったといいます。
現場は関門海峡東方の関門大橋付近で、くらまは佐世保基地に戻るため西向きに、コンテナ船は東向きに航行していました。
くらまは、海上自衛隊第2護衛隊群(長崎・佐世保基地)に所属するヘリコプター搭載型護衛艦。
同艦は、01年11月にインド洋での燃料補給の第1陣に参加。これは事実上の戦時派兵となりました。25日の観艦式では菅直人副総理が乗艦し、所属基地の佐世保基地への帰港中でした。
現場は幅500メートルで、干潮から満潮時には潮流速度が最大で10ノット(時速約20キロ)となり、通航隻数も多い難所です。
下関地方気象台によると、午後8時ごろの関門海峡は、快晴で風はありませんでした。
このブログには写真が載りませんが、新聞社などの報道を見ると ヘリからの写真が載っています。自衛艦もあれだけ壊れているのを見ると、又よそ見していたのではないかと疑います。■関連キーワード