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航空自衛隊小松基地にいったことがあります。練習機などでうるさい場所でした。

2011-10-08 | 市民のくらしのなかで

空自F15タンク落下

「ドーン」窓が揺れた

石川・能美


 7日午前8時45分ごろ、石川県小松市の航空自衛隊小松基地から北北東に約4キロ離れた能美(のみ)市山口町付近で、航空自衛隊のF15戦闘機の 燃料タンクと模擬ミサイルの一部が地

上に落下する事故が発生しました。落下物は住宅地近くの下水道施設屋上や周辺の空き地など数カ所で発見されましたが、 けが人の情報はないといいます。


ずれていたら…住民「恐ろしい」

写真

(写真)下水道施設に落下した部品の一部=7日、石川県能美市(近藤啓子能美市議撮影)

 航空自衛隊などによると、落下した燃料タンクは全長約6・6メートル、直径約80センチ、重さ約155キロで、機体下部に搭載した3本のうち、左

翼の1本が落下したといいます。

 F15は午前8時6分、4機編隊の3番機として小松基地を離陸。模擬空中戦を終え同基地に戻りましたが着陸の約1分前にタンクを落としまし

た。

 タンクが落下した下水道施設のすぐ近くに住む女性(28)は「部屋でテレビを見ていると、ドーンという爆発音がして窓が揺れた。びっくりして外に

出ると、タンクの破片のようなものがヒラヒラと落ちてくるのが見えた」といいます。「家の中には子どももいるので、少しでも落下位置がずれて家に

落ちてい たらと思うと本当に恐ろしい」と話していました。

 下水道施設の施設長は「最近、小学生が施設の見学によく来ているが、落下事故が小学生のいる時間に発生しなくて本当によかった」と胸をな

でおろしていました。

 日本共産党加南地区委員会の西村祐士委員長と近藤啓子能美市議は、事故の調査にただちに入り、下水道施設の職員や周辺住民から状況

を聞きました。 西村委員長は「燃料タンクの爆発が起こった可能性が高い。今後は基地に対し、事故原因の徹底究明とF15戦闘機の飛行中止を求め、申し入れを行いたい」と しています。

解説

大惨事寸前だった

訓練増加で危険性増大

 「大惨事になるところだった」。航空自衛隊小松基地のF15戦闘機の外部燃料タンク落下事故に住民から相次いだ声です。戦闘機は日本海から基地に進入するコースを飛行している最中にタ

ンクを落下させました。

 タンクの主要部分は県浄化センター屋上に落下しました。しかしタンク破片は同センターから北陸自動車道をはさんで1キロ以上はなれた地点にも飛散していました。

 大型バスや乗用車などが通行する自動車道にタンクが落下したならば被害ははかりしれない事態になります。

 小松基地は日本海側では唯一の戦闘機部隊が常駐。日本海上には戦闘訓練空域もあり、緊急発進(スクランブル)などによる昼夜の区別ない離発着が繰り返されています。その爆音被害は住

民の受忍限度を超え、飛行停止などを求める住民訴訟に発展しています。

 落下事故を起こしたF15戦闘機はこの日、模擬空中戦を行っており、防衛省はタンクとともに模擬ミサイルの一部も落下させたとしています。

 自衛隊はF15戦闘機などへの空中給油を米軍機にも適用させる覚書を結ぶなど日米共同作戦の拡大を強めています。訓練の増加にともない、墜落や落下事故の危険性が高まっています。

 防衛省・航空自衛隊は、落下事故の全容公表と原因究明を国民に公開する形ですすめるとともに、全ての基地での事故機種の飛行を停止すべきです。(山本眞直)

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民主主義・憲法を知らない知事こそ レッドカードを!

2011-10-08 | 質問に答えます。

「条例案は政治介入」

府教育委員、橋下知事と激論

大阪


 橋下徹大阪府知事率いる「大阪維新の会」が府議会に提出している「教育基本条例案」をめぐり、府教育委員(6人中5人出席)と橋下知事の意見交換 が7日、府庁内で行われました。条例案は教育委員全員が批判しており、この場でも「これが政治介入か」と知事への厳しい意見が相次ぎました。

 「教育行政と保護者の感覚がずれている」と橋下知事。「維新の会の議員は選挙で通ってきており、維新の会の雰囲気が世間の風」と開き直り。生野照 子委員長は「私たちも民意を反映している立場だ。条例案は新聞で知った。これが政治介入かと思わざるを得なかった。(保護者の感覚というが)それがこの程 度か」と語気を強めました。

 「百ます計算」の実践で知られ、知事の肝いりで任命された陰山英男委員(立命館大学教授)は「条例案が通ると大阪全体の意思になる。子どもたちに かかわる重大な問題を1回や2回の選挙で決めていいのか」と反論。「教育委員の罷免が書かれているのを見て、私たちのやってきたことの転換だと思った」と 述べました。

 教員の5%を最低ランクとし、2年連続なら免職ができるという条例案で、知事は「民間は厳しい人事制度のもとで働いている」と発言。陰山氏が「民間企業でうまくいっているところがあるのか」と迫ると、知事は答えませんでした。

 同じく知事任命の小河勝委員(大阪樟蔭女子大学講師)は、学校選択制や学力テスト結果の学校別公開、教職員の相対評価について破綻済みだとし、 「現場で一番大事なのは連携だ」と述べました。「だったら対案をだせ」と気色ばむ知事。生野氏は、条例案を撤回するよう求めましたが、知事は撤回しないと 突っぱねました。

 2時間半に及ぶ意見交換の後、陰山氏は「過半数の力で一気呵成(かせい)に根本的に変えていくのは、安定性が求められている教育を不安定にさせる」と批判しました。

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