関越道バス事故 前橋赤十字病院では重体3人の懸命な治療続く
フジテレビ系(FNN) 4月30日(月)12時10分配信
群馬・藤岡市の関越自動車道で大型バスが道路脇の壁に衝突した事故で、29日夜遅く、死亡した7人全員の身元がようやく判明した。前橋赤十字病院には、朝から被害者の親族らが詰めかけ
ている。
被害者の親族は、「(義娘は)意識はもちろんない。一度もまだないです」、「(孫いわく)『衝突してすぐ、横の母が、どこ行ったか見当たらなかった』と言 いますから、ずいぶん飛ばされたんだと思いま
すね。バス会社の社長さんも、そんなのどんな人かも知りませんし、連絡もないし」と話した。
前橋赤十字病院には、死亡した7人が搬送されたが、すでに全員の遺体が遺族に引き渡されたという。
また、午前11時半現在も、重体の3人の懸命な治療が続けられている。
夜行バスは、全国で数え切れないほど走っている。新幹線などの値段が高すぎるから利用者がうなぎのぼりに増えているのだ。若い元気な人なら、東京に行くのに4人がけなら3500円であ
る。3人がけでも5000円~6500円だ。二人の運転手が乗っていて、適当なところで交代しているようだが、寝る時間に起きている仕事だから、やはり一生懸命ねむさをこらえている姿がよくわ
かる。というのは退職後時々私も利用するから、よく知っているのだ。今回の事故は一人で運転していた。前日や前々日の勤務状態がどうだったか知らないが、会社の責任は余りにも明白だ。
運転手本人に望みたいのは、ねむくなったらトイレ休憩することだ。寝ている人が多いから停まっていても誰も気がつかないはずだ。目的地に早く着きすぎる場合が多いので運転手は何をおい
ても安全第一でやってほしいものである。 助かった人は本当に良かったが、体中が痛いはずだ。鞭打ちになっている人が多いと思う。シートベルトをしていなかった人は前のほうに飛ばされてい
るに違いない。