大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

円安の影響で輸入額が高騰しており、概算要求よりも約970億円膨らんでいます。

2024-12-31 | アメリカの反応

2024年12月31日(火)

米国製武器購入1兆76億円

円安で軒並み高騰

概算要求より970億円膨らむ

図
図

 防衛省の2025年度予算案で、米政府の武器輸出制度である有償軍事援助(FMS)に基づく武器輸出の予算額が1兆76億円であることが分かりました。24年度より760億円増加し、23年度(1兆4768億円)に次いで過去2番目の規模になりました。

 円安の影響で輸入額が高騰しており、概算要求よりも約970億円膨らんでいます。

 FMSは、米国製兵器の“爆買い”をしていた安倍政権でも4000億~7000億円で推移していましたが、安保3文書に基づく大軍拡が行われている3年間では1兆円前後で高止まりしています。米軍需企業に巨額の利益をもたらし続けています。

 米国製兵器は「円安の影響」(財務省担当者)で軒並み高騰しています。24年度と比べると、F35Aステルス戦闘機は1機あたり140億円から173億円と約23%増加。F35Bステルス戦闘機は1機あたり183億円から221億円と約21%増となっています。

 9月時点でまとめた概算要求額と比べても増額しています。空中給油・輸送機KC46A(4機)の要求額は1機あたり517億円でしたが、予算案では558億円と41億円増加。迎撃ミサイル「SM3ブロックIIA」は689億円から744億円と55億円増えました。

 FMSは米国が価格や納期、契約解除まで一方的に決められる枠組みです。価格は米国内より割高になることが多く、軍事費が膨らむ要因になっています。未納入や清算金の未返還などの事案が相次いでおり、20年の参院本会議では「改善すべき課題が山積」とする警告決議も上がっています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 維新の吉村洋文知事が市民デ... | トップ | 読者のみなさんの日ごろのご... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アメリカの反応」カテゴリの最新記事