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夏になくなるのであれば、次の年まで続くことはあり得ない」と述べた。

2020-03-07 | 中国をしらなければ世界はわからない
暑くなれば新型コロナウイルスはなくなる?専門家「何とも言えない」
人民網日本語版 2020年03月06日14:52


          

新型コロナウイルス肺炎上海専門家治療グループ高級専門家グループ長の張文宏氏

5日、新型コロナウイルス肺炎上海専門家治療グループ高級専門家グループ長の張文宏氏、上海市公共衛生臨床センター党委員会書記の盧洪洲氏、上海交通大学医学院附属瑞金病院主任医師の毛恩強氏、中山病院感染病呼吸科主任の胡必傑氏、上海中医薬大学附属竜華病院呼吸内科主任の張恵勇氏らが、上海における科学技術面からのサポートについてメディアの取材に応じた。

ウイルスは気温が高くなるにつれてなくなるかという問題について、張文宏氏は、「現在は何とも言えないが、高い確率でおそらくそうなるだろう」としたうえで、「覚えておいてほしい。2009年の米国のインフルエンザは季節を跨いで流行した。SARSでも中国で季節を跨いで流行した。米国のインフルエンザは3月から4月にかけて始まり、その後大規模に流行したのは翌年になってからだった。だからウイルスは夏になればなくなるというわけではない。夏になくなるのであれば、次の年まで続くことはあり得ない」と述べた。

張氏はさらに、「しかしこのウイルスについてはっきり言えることが1点ある。それは、窓を全部開けて、換気をしっかりするのが一番良いということだ。例えばタイでは、ウイルスは蔓延しにくい。だから窓を開けて換気をすることは非常に重要だ。夏になればというのは、一つには夏は気温が高くなること、もう一つは換気が行われるということもある。さらに、冬に流行が始まってから数ヶ月間予防・抑制に努めれば、ウイルスが少しずつ減っていき、なくなるのがちょうど夏ごろになるということだ」とした。

また張氏は、「つまり、時間的に偶然そうなるというところも多く、同時に科学的な要素も多い。科学的な要素によるものなのか偶然なのかは判別しにくい。我々としては、病理学者の研究こそが極めて重要だと考えている。現在はまだ公になっていない研究もたくさん行われている。最も心配なのはそうした研究が間違って理解されることだ」とした。 (編集AK)

「人民網日本語版」2020年3月6日
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茂木敏充外相は同24日夕の記者会見で、「レベル2」とした同じ理由で武漢市を含む湖北省を「レベル3」(渡航中止勧告)に引き上げました。

2020-03-07 | 科学的社会主義の発展のために
新型コロナ対策
中国対応の文書改ざん

外務省作成 穀田氏追及


          

(写真)質問する穀田恵二議員=6日、衆院外務委

 外務省が新型コロナウイルスをめぐる中国に関する初動対応の遅れを取り繕うために文書を改ざん・隠ぺいしたことが明らかになりました。日本共産党の穀田恵二議員が6日の衆院外務委員会で、中国の「感染症危険情報」のレベル引き上げに関する外務省作成の同じ題名の記述内容が異なる二つの文書を示し、「国民の命と安全確保に関わる重要情報に関する文書の改ざん・隠ぺいなど言語道断だ」と追及しました。

 外務省は1月23日に感染症危険情報として、新型コロナウイルスの感染が拡大した中国・武漢市を「レベル2」(不要不急の渡航自粛勧告)としていました。翌24日の昼に同省領事局政策課が自民党の一部議員に配布した同日付の「新型コロナウイルスによる感染症:外務省の対応」と題する文書では武漢市について「レベル2」とした同23日の判断を踏襲していました。ところが、茂木敏充外相は同24日夕の記者会見で、「レベル2」とした同じ理由で武漢市を含む湖北省を「レベル3」(渡航中止勧告)に引き上げました。

 穀田氏は自民党議員に配布したものと同じ文書の提出を外務省に要求。しかし、同省領事局政策課が3月4日に提出してきた文書は日付・標題は同じであるものの、「24日、状況を踏まえ、武漢市を含む湖北省の感染症危険情報をレベル3にさらに引き上げ」などの文言が付け加えられていました。

 穀田氏は「1月23日にレベル3にすべきだった」と述べました。
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