インドネシアがBRICSの正式な加盟国となったことについて、外交部(外務省)の報道官が6日、記者の質問に答えた。
【記者】2025年のBRICS議長国であるブラジルが、インドネシアがBRICSの正式な加盟国となったことを発表し、国際社会から広く注目されている。これについてコメントは。
【報道官】インドネシアがBRICSの正式な加盟国となったことに、中国は歓迎と熱烈な祝意を表する。インドネシアは発展途上の大国、「グローバル・サウス」の重要なパワーであり、BRICS精神に強く賛同し、「BRICS+」協力に積極的に参加している。インドネシアのBRICSへの正式加盟は、BRICSと「グローバル・サウス」の共通利益にかなうものであり、BRICS体制の発展への積極的な貢献になるものと信じる。
BRICSは「グローバル・サウス」の団結と協力を促進する重要なプラットフォーム、グローバル・ガバナンス体制の変革を後押しする重要なパワーであり、多国間主義を維持し、公平と正義を守り、共同発展を促進すべく常に尽力している。BRICSファミリーは新たなメンバーを迎え、「グローバル・サウス」の集団的台頭という歴史の大勢に順応する。
中国はインドネシア及びその他のBRICS加盟国と共に、手を携えてより全面的で緊密かつ実務的、包摂的なパートナーシップを構築し、「グレーターBRICS協力」の質の高い発展を促進し、人類運命共同体の構築を後押しするためにBRICSとして一層大きな貢献を果たすことを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年1月7日