都民に都政取り戻す
宇都宮都知事候補 激戦猛追 必ず勝利を
あす投票
東京都知事選は9日、投票日を迎えます。日本弁護士連合会前会長の宇都宮けんじ候補(67)=日本共産党、社民党など推薦=は、政策と人柄への共感・支持が急速に広がり、激しく追い上げています。
7日、宇都宮氏は、目黒区、品川区、港区、世田谷区、渋谷区を遊説し、「支援の輪の広がりを感じている。都民の手に都政を取り戻すため、必ず勝利したい」と力を込めて訴えました。
下北沢駅南口商店街で宇都宮氏は、安倍内閣が4月から強行しようとしている消費税増税について「貧困と格差を広げ、中小企業に最も過酷な税金だ」 と批判。「事業所数の99%を占める中小企業が活性化しないと東京の経済は元気にならない。消費税増税に断固として反対する」と語りました。
下北沢駅前でプラカードを手に声援を送っていたコンビニ経営の男性(46)=世田谷区=は「候補者のなかで消費税増税反対を言っているのは宇都宮さんだけ。友人みんなに政策を伝えていきたい」と話しました。
世田谷区烏山では、200人ほどが集まりました。演説を終えた宇都宮氏は聴衆にもみくちゃにされながら、握手を交わしました。
同日、宇都宮氏の確認団体「希望のまち東京をつくる会」は、都内の主要駅前などで大規模な宣伝行動を展開。対話・支持拡大にも全力で取り組み、支持の輪を大きく広げました。
沖縄・名護 稲嶺市長が宇都宮都知事候補 応援メッセージ
東京都知事選をたたかう宇都宮けんじ候補に、沖縄県名護市の稲嶺進市長から応援メッセージが寄せられました。全文を紹介します。
今回の東京都知事選は、日本の針路をも左右する重大な意味を持つものです。宇都宮健児氏の政策のすべてが都民の生活をより民主的で快適な生活環境を創造するものと確信しております。
政府・自民党が、名護市民や沖縄県民の民意を無視し、名護市辺野古への米軍海兵隊基地移設を強行するという動きを止めるためにも、宇都宮健児氏の当選は大きな力になります。宇都宮健児氏の必勝を心から祈念申し上げます。
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<米大使館>百田氏発言「大虐殺なかった」に自制促す
毎日新聞 2月8日(土)6時30分配信
在日米大使館の報道担当官は7日、毎日新聞の取材に、NHK経営委員の百田尚樹氏が東京都知事選の街頭演説で「南京大虐殺はなかった」などと語ったこと について「責任ある立場の人物は、地域の緊張をさらに悪化させるような発言を控えるよう望む」とコメントし、自制を促した。
百田氏が同じ演説で、原爆投下と東京大空襲を「大虐殺」と位置づけ、東京裁判を「これをごまかすための裁判だった」と主張したことについては「ばかげた意見」と批判した。【古本陽荘】